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JOCジュニアオリンピックカップ 第19回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会 前回大会をプレーバック

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18歳以下のナンバーワン女子クラブチームを決定する「JOCジュニアオリンピックカップ 第19回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会」が、来年1月3日(日)から7日(木)まで、大阪府堺市を舞台に開催されます。ここでは、前回大会をプレーバックします。

第18回大会には全国から16チームが出場し、ノックアウト方式で日本一の座を懸けた戦いが行われました。

大会の主役となったのは、5連覇を目指す日テレ・メニーナ(関東1/東京)です。元日の第36回皇后杯で日テレ・ベレーザの優勝に貢献した籾木結花選手や清水梨紗選手、長谷川唯選手は、その2日後の本大会1回戦から出場。厳しい日程をものともせずにSHRINE.L.FC(東北/青森)を16-0で下すと、2回戦でASエルフェン埼玉マリ(関東4/埼玉)を5-1、準決勝ではヴィクサーレ沖縄FC・ナヴィータを9-0で退けるなど、圧倒的な強さで決勝に勝ち進みました。

もう一方のブロックでは第17回大会の準優勝チーム・浦和レッドダイヤモンズレディースユース(関東2/埼玉)が力強さを披露します。GKの清水栞選手やDF南萌華選手を中心に粘り強く守り、決勝まで無失点を維持。準決勝では高橋はな選手が前半に挙げた1点を守り切り、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18(関東3/千葉)との接戦をものにしました。

第17回大会と同じ顔合わせとなった日テレと浦和の決勝は、序盤から激しくゲームが動きます。2分、浦和は今井裕里奈選手のCKに南選手がヘディングで合わせて開始早々、先制します。一方の日テレも9分、鳥海由佳選手が左サイドを突破すると、ゴール中央の菅野奏音選手にパス。菅野選手は右足でボールを浮かせてコースをつくり、最後は左足ボレーシュートで同点弾を突き刺します。この1点で楽になった日テレは34分、籾木選手のCKに対してニアサイドに走り込んだ土光真代選手が、GKの前で合わせて逆転に成功。日テレが2-1とリードして前半を折り返しました。

後半は日テレの強力攻撃陣が浦和に襲い掛かります。55分、左サイドを突破した籾木選手が角度のないところからシュートを決めると、その1分後に船木和夏選手がヘディングで追加点をマーク。船木選手は59分にもこの日2点目となるシュートを決め、日テレが5-1と点差を広げました。一方、4点のビハインドに陥った浦和も、86分に清家貴子選手がCKの折り返しに頭で合わせて一矢報いますが、反撃はここまで。高い技術と豊富な運動量をベースに終始、試合の主導権を握った日テレ・メニーナが大会5連覇を飾りました。

JOCジュニアオリンピックカップ 第19回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会

2016/1/3(日)〜2016/1/7(木)
J-GREEN堺 (大阪府堺市)
大会情報はこちら


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