なでしこジャパン、朝鮮民主主義人民共和国女子代表に0-2で敗れる ~EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会 #jfa #nadeshiko #daihyo
なでしこジャパン、DPR Koreaに敗れ3大会ぶりの優勝はならず~EAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会~ #jfa #nadeshiko #daihyo
なでしこジャパンは、12月15日(金)、千葉市蘇我球技場(フクダ電子アリーナ)で行われたEAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会の第3戦で、朝鮮民主主義人民共和国(DPR Korea)女子代表と対戦しました。
18時55分にキックオフされたこの試合で、なでしこジャパンは第2戦から5人の先発選手を入れ替えます。宇津木瑠美選手が左サイドバック、高木ひかり選手が右サイドバック、籾木結花選手が左サイドハーフ、櫨まどか選手が右サイドハーフに入り、岩渕真奈選手が田中美南選手と2トップを組みました。
対するDPR Koreaは、第2戦と同じ先発メンバー。先発11人の平均年齢が21.9歳と若いチームです。
両チームは2勝同士でこの試合を迎えましたが、DPR Koreaが得失点差で日本を上回っているため、日本が優勝するには勝利しか許されない状況です。
前半は、日本がボールを保持して試合を進めました。ショートパスを主体にボールを前に運びますが、ここまで無失点のDPR Koreaはプレスが速く、日本はこれまでの2試合以上に狭いスペースでのプレーを余儀なくされました。自陣ではリズムよくパスを回す日本ですが、相手陣内に入るとパスがつながらず、前半でシュートを放つことができたのは1本のみでした。23分、田中選手が阪口夢穂選手のパスを受けて反転、左足で強烈なシュートを放ちましたが、これはゴール右に外れました。
前半は0-0ながら、今大会の女子試合で最多の5,227人が集まったスタジアムからは、熱のこもった一つひとつのプレーに、大きな歓声が挙がりました。
後半になると、DPR Koreaの持ち味である体力と精神力の強さが、日本をより苦しめました。
61分、右コーナーキックからDPR Koreaのキム・ユンミ選手がヘディングシュートを放ちますが、これはGK池田咲紀子選手がキャッチします。しかし、その4分後にゴールネットを揺らしたのは、キム・ユンミ選手でした。ペナルティーエリア手前からキム・ユンミ選手が放った強烈なミドルシュートが日本ゴールに決まり、DPR Koreaが0-1とリードしました。
これにより、優勝には2点以上が必要になった日本は、途中投入していた中島依美選手をセンターポジションに移すなど打開を図りますが、攻撃に集中することができません。
82分には、DPR Koreaに追加点が入ります。左サイドをドリブル突破したキム・ピョンファ選手のクロスボールを、逆サイドのリ・ヒャンシム選手が決めて、0-2とDPR Koreaがリードを広げました。
日本は直後、菅澤優衣香選手、続けて中里優選手を投入。3バックに変更して巻き返そうとします。試合終了間際には、右サイドの中島選手のクロスを菅澤選手がトラップし、相手選手のクリアボールを櫨選手がシュートしましたが、これはゴール上に外れます。後半のアディショナルタイム4分もDPR Koreaの好守によって日本は得点が奪えないまま、0-2で試合終了となりました。
この結果、3戦全勝のDPR Koreaが大会3連覇を達成。2勝1敗の日本は準優勝となりました。
また、この試合の前に行われた、もうひとつの第3戦は、中国女子代表が1-3で韓国女子代表に勝利したため、中国が3位、韓国が4位で終了しました。
試合後に行われた表彰式では、個人表彰が発表され、DPR Koreaのキム・ユンミ選手がMVP(大会最優秀選手)と得点王(4得点)をダブル受賞しました。ベストディフェンダーには、DPR Koreaのキム・ナムフィ選手が、ベストゴールキーパーには、同じくDPR KoreaのGKキム・ミョンスン選手が選出されました。
また、3試合のデュエルポイント(試合スタッツから各選手の総デュエル回数およびデュエル勝利回数を抽出した数値)が最も高い選手やチームに贈られる、auスタッツアワードの受賞者も発表され、個人賞は日本の田中選手、チーム賞は韓国が受賞しました。
監督・選手コメント
高倉麻子監督(なでしこジャパン)
まず、DPR Korea選手たちやスタッフの皆さんに、優勝おめでとうと伝えたいと思います。今日は日本が引き分けでは優勝できない中で、失点をしないゲーム運びをしながら、もちろん点を狙いに行くという難しいゲームでした。前半は少し(ボールを)持たされている部分もあったと思いますが、これまでの試合に比べるとボールが動きながら、いいリズムがつくれたと思います。しかし(相手にとって)危険なところに入り込むまでは至らなかったなと思います。強い気持ちで優勝を目指して臨んだので、(試合後は)選手も非常に悔しい顔をしていました。来年4月に行われるアジアカップに向かって、悔しい思いを糧にし、本気でアジアで1番になれるように、また頑張っていきたいなと思います。
DF #3 鮫島彩選手(INAC神戸レオネッサ)
試合前から厳しい戦いになると考えていました。結果的に日本のFWの体力が奪われてしまったので、今日のようにサイドを変えすぎる攻め方ではなく、もう少し同サイドで攻めていくこともできたかなと思います。しかし試合前には、日本がまったくボールを回せないかと思いましたが、試合前のイメージよりはボールを持つ時間がありました。来年4月にはアジアカップがありますが、例えば韓国は、チ・ソヨン選手がいるとまた違ったチームになるように、他の対戦相手も少し違ってくると思います。今大会で課題が出たこともポジティブに捉えて、アジアカップを目指したいです。
DF #22 高木ひかり選手(ノジマステラ神奈川相模原)
アグレッシブに攻めることができた一方、対人プレーを見直さなければいけないと感じた試合でした。特に2失点目はサイドハーフの櫨選手と間合いを詰めていって、ボールを取れると思ったが、予測が甘く、体を当てにいくことができずに簡単に抜かれてしまいました。守備全体で押し上げることはできていたと思いますが、まだまだ足りないものも感じました。個人的には、守備面で多く課題が出ました。アジアカップまでには、一回りも二回りも成長して臨まないといけないと思います。アジアカップでもスピードが速い選手は多くいるので、次は対応できるようにしていきたいです。
FW #15 籾木結花選手(日テレ・ベレーザ)
前線からのプレッシャーを90分続けてくるのがDPR Koreaなので、そのプレッシャーをダイレクトなどでうまくテンポをつくり、相手の逆を取ろうとしましたが、中盤くらいまではボールを回せても、前戦にというところでチャンスをつくれず、いいシーンもつくれませんでした。そこが課題かなと思いました。守備に追われる時間が長く、ボールを受けるところで終わってしまって、3人目の動きを意識できませんでした。アジアカップは厳しいグループに入りましたが、オーストラリアには負けているから、必ず借りは返したいです。韓国には今回勝ちましたが、まだ招集されていない選手もいます。韓国に勝ったことは忘れ、また4月までにレベルアップできるよう頑張っていきたいです。
キム・クヮンミン監督(朝鮮民主主義人民共和国女子代表)
勝利を収めることができ、大変うれしく思います。日本は個人技が非常に優れ、個人の能力が高い非常に素晴らしいチームです。その日本に対抗するために、強いメンタルと強いチームワークで対抗することを試みました。スピードのある攻撃で、相手を崩す試合運びをしました。しかし、選手たちが非常に若く経験が少ないこともあり、私たちが意図した動きをすることができませんでした。そこで後半に入る時に、前半でうまくいかなかったことについて、しっかり注意し、選手がそれを自覚した上で、チームが一丸となって戦うことができました。後半もやはり強いメンタルと強いチームワークを最後まで発揮し、選手たちはよく戦ってくれたと思います。0-2という圧倒的な強さを見せて勝つことができました。また3連覇することができたことを、うれしく思っています。
スケジュール
EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会 | ||
---|---|---|
12月8日(金) | 3-2 | 第1戦 vs 韓国女子代表 (千葉市蘇我球技場(フクダ電子アリーナ)) |
12月9日(土) | 11:00 | トレーニング(フロンティアサッカーフィールド)【一般公開】 |
12月10日(日) | AM/PM | トレーニング【一般非公開】 |
12月11日(月) | 1-0 | 第2戦 vs 中国女子代表 (千葉市蘇我球技場(フクダ電子アリーナ)) |
12月12日(火) | 11:00 | トレーニング(フロンティアサッカーフィールド)【一般公開】 |
12月13日(水) | AM/PM | トレーニング【一般非公開】 |
12月14日(木) | AM/PM | トレーニング【一般非公開】 |
12月15日(金) | 0-2 | 第3戦 vs 朝鮮民主主義人民共和国女子代表 (千葉市蘇我球技場(フクダ電子アリーナ)) |
※スケジュールや会場は急遽変更になる場合がございます。
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EAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会
男女ともに、中国、日本、朝鮮民主主義人民共和国、韓国の4チーム総当りによるリーグ戦で東アジアサッカーの頂点を競います。12月8日(金)から16日(土)まで、男子は味の素スタジアム(東京)、女子は千葉市蘇我球技場(フクダ電子アリーナ/千葉)で行われます。
▼チケット好評発売中!
2017 JFAナショナルトレセン女子U-14 東日本/西日本(12/15~18)メンバー・スケジュール #jfa #nadeshiko
公益財団法人日本サッカー協会(以下JFA)は、12月15日(金)から18日(月)の4日間、「2017 JFAナショナルトレセン女子U-14 東日本/西日本」を開催します。JFAは、長期的な展望での日本女子サッカーの強化、将来の日本女子代表となるべき選手の発掘、ユース年代の一貫指導による「個」の育成、女子強化コンセプトの共有を図るため、女子選手を対象としたトレセンの整備に取り組んでおり、本活動もその一環として行います。
2017 JFAナショナルトレセン女子U-14
期間:
2017年12月15日(金)~18日(月) 3泊4日
場所:
【東日本】鹿島ハイツスポーツプラザ
〒314-0042 茨城県鹿嶋市田野辺 659
TEL:0299-82-7941
【西日本】J-GREEN 堺
〒590-0901 大阪府堺市堺区築港八幡町 145
TEL:072-222-0123
参加選手
2017 JFAナショナルトレセン女子U-14 東日本 メンバー
2017 JFAナショナルトレセン女子U-14 西日本 メンバー
スケジュール
2017 JFAナショナルトレセン女子U-14 東日本 スケジュール
2017 JFAナショナルトレセン女子U-14 西日本 スケジュール
「JFAナショナルトレセン女子U-14」が東日本、西日本でスタート #jfa #JYD #nadeshiko
「ナショナルトレセン女子U-14 東日本/西日本」が12月15日(金)、東日本は鹿島ハイツスポーツプラザ(茨城県鹿嶋市)で、西日本はJ-GREEN堺(大阪府堺市)で始まりました。東日本には北海道・東北・関東・東海・JFAアカデミー福島、西日本には北信越・関西・中国・四国・九州・JFAアカデミー福島から選手が集合。東西それぞれ60名、合計120名の選手が4日間のプログラムに取り組みます。
初日となる15日(金)、体幹トレーニングを実施した後、フィールドプレーヤーは攻撃、GKは攻撃参加をテーマに2時間のトレーニングを行いました。また、夜には、EAFF E-1サッカー選手権なでしこジャパンvs朝鮮民主主義人民共和国女子代表戦を東日本はスタジアムで、西日本はテレビで観戦しました。選手たちは、目標とするなでしこジャパンの選手のプレーをそれぞれの想いを持ちながら、目に焼き付け、初日を終えました。明日16日(土)からは午前・午後とトレーニングを行っていきます。
コーチ・選手コメント
仲野浩コーチ(JFAナショナルトレセンコーチ/東急スポーツシステム)
「世界と闘うフットボーラーを目指して!」という合言葉の下にナショナルトレセン女子U-14が東日本と西日本の2か所でスタートしました。選手達は初日、緊張感の中にも“なでしこらしさ”である「ひたむきに、明るく」という部分を表現しようとチャレンジしている印象を受けました。初日のトレーニングでは、「ゴールへ向かう組み立て」をテーマに実施しました。日本のサッカーの生命線でもある、テクニックの質を追求していくために、特に動きながらのコントロールやパスの質についてはこだわりを持って取り組みました。
トレーニングが進む中でゲーム形式になった際には、攻撃の優先順位を意識し、仲間との関わりの中でより良いプレーを選択し発揮することが必要になってきます。今回東日本では、東アジア選手権をスタジアムで観戦する機会を与えていただき、目の前で世界基準を見ることができたことは選手達がトレーニングしたこととも繋がる部分が多くあり、貴重な体験になったはずです。選手達の代表戦を見ている眼差しは2日目以降の活動が充実してくれることを期待できるものでした。ONでもOFFでも世界基準を目指して選手・指導者ともに良い活動にしていきます。
森和奏選手(東日本/プログレッソ十勝FC U15)
今日から楽しみにしていたナショナルトレセン東日本が始まりました。チームのコーチから、このメンバーに選ばれたと聞いた時、とても嬉しかったし、自分が全国でどれだけ通用するか不安でもありました。初日のトレーニングを終えて感じたことは、周りのみんなのレベルがとても高かったことです。当たりの強さ、アプローチやドリブル、パスのスピードが北海道では実感できないくらい早かったです。また、夜にはなでしこジャパンの試合を初めて観戦し、生で見ないとわからない雰囲気を感じることができました。私は前線のポジションなのですが、岩渕選手はとても上手で、更にDFも全力でやっていたのがすごいと思いました。明日からのトレーニングやゲームでは、自分自身が成長できるように全力でチャレンジしたいです。
貝尾千夏選手(東日本/マイナビベガルタ仙台レディースジュニアユース)
今日から3泊4日のナショナルトレセンが始まりました。集合後、午後にトレーニングを行いましたが、とても楽しかったです。東日本各地のコーチに教わることができたり、特徴を持った選手とプレーすることができたからです。普段、東北では、守備面で甘いところが少しあっても通用したりしますが、関東や東海地域の選手とプレーをしてみて、少しでも甘いところがあると通用しないと感じました。でも、その中でも、意識を高くもってプレーすることで、ちゃんと通用したところもありました。いろいろな事を考え、チャレンジして、成功や失敗があり、とても楽しかったです。また、夜のE-1選手権観戦では、日本は負けてしまいましたが、試合の中にトレセンで行っているトレーニングの応用があり、ひとつのトレーニングから試合に活かしていくイメージが湧きました。4日間という短い時間ですが、今、サッカーができていることに感謝し、各選手、各コーチを尊敬して、少しでも多くのものを吸収できるように明日からもがんばりたいと思います。
猪瀬結子選手(東日本/栃木SCレディース)
今日からナショナルトレセンが始まりました。新しい仲間と顔を合わせ、まず攻撃のトレーニングを行いました。私が特に意識したことはふたつあります。一つ目は、味方の動きを見て考え、プレーすることです。3対3や4対4のトレーニングでは、位置がかぶらないようにイメージを共有しながら取り組むことができました。二つ目は積極的にゴールに向かうということです。そのために、ボールを受ける前に周りを見て、ファーストタッチで相手をはずすということも意識することができました。しかし、逆サイドの状況が把握できていなく、狭いところでプレーしていて、コートを広く使えていなかったので、明日からのトレーニングでは、常に周りを見て判断することを意識したいです。また、今日はなでしこジャパンの試合観戦をしました。相手守備陣の意図をかわすパスを出したり、全員がボールに関わっているところなどが印象的でした。もっとパスやコントロール、キック、サポートの質を上げて、世界で戦えるような選手になれるように頑張りたいです。
スケジュール
2017 JFAナショナルトレセン女子U-14 東日本 スケジュール
2017 JFAナショナルトレセン女子U-14 西日本 スケジュール
「JFAナショナルトレセン女子U-14」2日目、栄養・応急処置も学ぶ #jfa #nadeshiko #JYD
東日本(鹿島ハイツスポーツプラザ)と西日本(J-GREEN堺)にわかれて始まった「JFAナショナルトレセン女子U-14 東日本/西日本」は16日(土)、キャンプ2日目を迎えました。午前は守備とシュートストップ(GK)、午後は守備とブレイクアウェイのテーマで、守備をテーマとしたトレーニングを行いました。夜には、JFA Youth & Developmentオフィシャルサポーターである株式会社明治とニチバン株式会社によるレクチャーを受けました。株式会社明治の管理栄養士の方からは「なぜ食べることが大事なのか」「栄養フルコース型の食事とは」「女性アスリートの特性」について学び、現場の怪我の応急処置についてはニチバン株式会社の映像を見て理解を深めました。
キャンプ3日目も午前・午後と2回のトレーニングを行い、この年代の選手に必要な内容を積み上げていきます。
地域指導者コメント
石本信親さん(四国指導スタッフ)
四国各県、そして四国でトレセンを行って選考されたメンバーがどれくらいの立ち位置にいるのかを見るのが非常に楽しみでもあり、新たな課題を見出すチャレンジでもありました。トレーニングが積み上げられた選手はしっかりとパフォーマンスを発揮していました。また、そこまでいかなくとも、粗削りでもパフォーマンスを発揮しようとしたり、できるだけ多くのものを吸収しようとしたりと、高い意欲を感じることができました。前日になでしこジャパンと朝鮮民主主義人民共和国との試合をTV観戦したこともあり、本日のトレーニングである「守備」では、球際が非常に強く、チャレンジできていました。その中で課題もあるので、引き続きチャレンジし続けてもらいたいと思います。
石井運馬さん(北信越指導スタッフ)
初めてナショナルトレセンに参加させていただきました。率直な感想として、北信越や県で求めていることと全く同じことをナショナルトレセンでも繰り返し指導していることを確認できたことが一番良かったです。より高い質を求めているコーチングスタッフ陣を見て、日本を強くするためにはこのトレセン制度が必要だと実感しています。また、今の日本に必要なこととして、サッカー選手に必要なメンタリティを持つ選手を育てること、勝負に対する強い思いやエンターテイナーとして人の心を動かすメンタリティを持つことの重要性に気づかされました。また、より高い攻撃力を育てるための守備の強化です。良い攻撃を引き出すのは良い守備です。ナショナルトレセンで学んだことを地域に確実に伝え、日本女子サッカーの強化のために少しでも力になりたいと思います。
小川潤一さん(中国指導スタッフ)
初日は、「ゴールへ向かう組み立て」をテーマに取り組みました。動きながらのパス&コントロールの質の追求を求めながら取り組みましたが、選手たちの理解度が非常に高く、ウォーミングアップから試合まで積み上げるなか、プレーの質が変わっていく姿が見受けられました。夜のミーティングでは、選手・コーチングスタッフ全員でEAFF E-1サッカー選手権をテレビで観戦しました。代表選手の球際の強さや守備への予測を観て感じ、今日の練習では「積極的に意図的にボールを奪う」というテーマのもと、その意識がとても高く出ていて、激しく闘いながらプレーしていました。明日からも、常に高い意識を持ちながらより高いレベルを求め、サッカーの本質を理解し、本気で闘うことを実践してもらいたいと思います。
選手コメント
窓岩日菜選手(西日本/福井丸岡RUCK)
今回のナショナルトレセンで、私は特にディフェンスの質を上げるという意識を持って臨んでいます。初日にはJAPAN'S WAYの話があり、日本サッカーの良さのひとつに「粘り強さ」がありました。私に欠けているところだと思ったので、トレーニングで相手がボールを持っているとき、次に出るパスコースを予測して粘り強くアグレッシブに守備に行くことを心掛け、そのようにプレーすることができました。良い攻撃は良い守備からしか生まれないので、ボールもゴールも奪える選手になりたいです。あと2日間、少しでも多くのことを吸収して、所属チームに戻った時に仲間に伝えたいです。
梅津真央選手(西日本/福山ローザス・セレソン)
今日までの2日間でたくさん失敗し、そこからいろいろなことを学びました。特に、守備では積極的に個人でボールを奪うことを狙いにして、ボールへのアプローチの質と粘り強い対応をする中で、意思表示やボールを持った相手との距離感が大切だと思いました。意図的に奪ったボールを攻撃につなげることは難しかったですが、何度もチャレンジして失敗することで、だんだんと自分のプレーに自信を持つことができました。明日からも失敗を恐れずにチャレンジし続けたいです。残り2日間ですが、グループのみんなとコミュニケーションをしっかり取りながら、自分のプレーを最大限に発揮してアピールできるように集中して取り組みます。
兵頭來良選手(西日本/FC今治ひうちレディース)
初めて顔を会わせる選手がたくさんいるので、最初はコミュニケーションを取るのが少し大変でした。でも今まで努力してきたことを、自信を持って発揮することができました。一人一人の選手の基準が高く、その分、質の高いパスやコントロールの要求をされることが多かったです。二日目のトレーニングのテーマは守備でした。初日の夜になでしこジャパンの試合を見て自分たちの課題を見つけ、トレーニングに取り組みました。球際の厳しさやファーストディフェンスのプレスの速さなどをしっかり意識してプレーすることができました。残り2日間も、自分の良さを活かしたプレーを多くできるように頑張ります。
スケジュール
2017 JFAナショナルトレセン女子U-14 東日本 スケジュール
2017 JFAナショナルトレセン女子U-14 西日本 スケジュール
日本代表年間スケジュール2018 記者発表を公式Webサイト「JFA.jp」でインターネット独占ライブ配信 #jfa #daihyo #nadeshiko
日本サッカー協会は、12月18日(月) 15:00(予定)より、日本代表年間スケジュール2018 記者発表を、日本サッカー協会公式Webサイト「JFA.jp」にてインターネット独占ライブ配信を行います。
2018年に開催する各代表の試合日程・会場の発表などを行います。
詳しくは、12月18日(月)に日本サッカー協会公式Webサイト「JFA.jp」をご確認ください。
※回線の状況や閲覧環境により、一部ご覧いただけない場合がございます。予めご了承ください。
第26回全日本大学女子サッカー選手権大会、12月25日に開幕 ~前回大会を振り返る~ #jfa #nadeshiko
第26回全日本大学女子サッカー選手権大会(インカレ女子)が12月25日(月)に開幕、各地域の予選を勝ち抜いた24チームが、ノックアウト方式のトーナメントで大学女子サッカーの頂点を目指します。
開幕を目前に控え、前回大会を振り返ります。
第25回大会は、2016年12月24日に開幕。まずは兵庫・三木総合防災公園で1回戦から準々決勝までが行われました。
2回戦から実力校同士がぶつかり合います。関西の実力校・姫路獨協大学とベスト4常連の神奈川大学の対戦はPK戦までもつれこみ、神奈川大学に軍配が上がりました。準々決勝では、静岡産業大学が日本体育大学相手に粘りを見せるも、後半アディショナルタイムに日本体育大学が劇的な決勝点を決めて勝負強さを示します。また武蔵丘短期大学が、関西第1代表の大阪体育大学相手に一瞬の隙を突いて決めた1点を最後まで守り抜き、2年振りの準決進出を決めました。
この結果、ベスト4は日本体育大学、神奈川大学、武蔵丘短期大学、早稲田大学と関東勢が独占することとなりました。
東京・味の素フィールド西が丘に舞台を移して迎えた準決勝。第1戦は日本体育大学と神奈川大学の対戦。序盤に日本体育大学が先制点を挙げると、前後半2点ずつを決めて4-0の貫録勝ちを収めました。一方、第2戦の武蔵丘短期大学と前年度女王・早稲田大学の試合は、前半に2点を決めた早稲田大学に後半武蔵丘短期大学が1点を返して追いすがるも、2-1のまま早稲田大学が勝利します。
決勝は関東第1代表・第2代表である日本体育大学対早稲田大学のライバル対決となりました。日本体育大学が王座奪還・17回目の優勝を狙うのに対し、早稲田大学は悲願の連覇をかけ臨みます。立ち上がりは両チームが拮抗する展開となりますが、日本体育大学が早稲田大学の隙を見逃さず先制点を奪い、前半を1-0で折り返します。なんとか追いつきたい早稲田大学は、後半すぐにフリーキックをヘディングで合わせてゴールに叩き込み、狙い通り1点を返しますが、その後は両チームチャンスを決めきれません。後半アディショナルタイムに突入し誰もが延長戦突入を確信したとき、早稲田大学のディフェンスから縦に入ったボールのこぼれに、中村みづき選手が左足でダイレクトのミドルシュート、劇的な決勝点を決めます。この直後に試合終了の笛が鳴り、早稲田大学が2年連続5度目の優勝を成し遂げました。
今年度は、台北で開催されたユニバーシアード競技大会で準優勝という素晴らしい成績を残したことに加え、早稲田大学の皇后杯ベスト8進出、なでしこリーグでの大学チームの活躍など、大学女子サッカーへの注目が集まる快挙が続きました。
第26回目の開催となる今大会、歴代の優勝校から初出場校まで多様な顔ぶれが揃う中、優勝杯を手にするのはどの大学か。今大会も盛り上がりが期待されます。
当日の試合速報は全日本大学女子サッカー連盟公式Twitter(@_juwfa)で行います。
また、公式Facebook、公式 Instagram(@_juwfa)にて最新情報を配信しております。
第26回全日本大学女子サッカー選手権大会
開催期間:2017年12月25日(月)~2018年1月14日(日)
会場:
【1回戦~準々決勝】三木総合防災公園(兵庫県三木市)
【準決勝・3位決定戦・決勝】味の素フィールド西が丘(東京都北区)
「JFAナショナルトレセン女子U-14」快晴の中、3日目のトレーニングを終える #jfa #JYD #nadeshiko
12月15日(金)からスタートした「ナショナルトレセン女子U-14 東日本/西日本」は17日(日)、キャンプ3日目を迎えました。
東日本では、冬の冷たい風が吹くも快晴の中で練習がスタートしました。午前は「攻撃」、午後は「ゴール前の攻防」をテーマとしたトレーニングを行いました。GKは午後の全体トレーニング前に個別にトレーニングやミーティングも実施しました。また、夜にはなでしこジャパンのコーチを務める大部由美コーチ(ナショナルトレセンコーチ女子担当サブチーフ)から、選手たちへレクチャーもありました。1日目にスタジアムで目にしたなでしこジャパン、これからそこを目指すにはどういったことが必要か、選手たちは熱い眼差しでレクチャーに聞き入りました。明日はいよいよ最終日。グループ総当たりのゲームを行います。
コメント
沖山雅彦コーチ(JFAナショナルトレセンコーチ/JFAアカデミー福島)
なでしこらしさ(ひたむき・明るい・芯が強い・礼儀正しい)の追求を活動全体のテーマとしてスタートしたナショナルトレセン女子U-14も3日目が終了しました。天候にも恵まれ、順調に5つのテーマ全てのトレーニングをすることができました。選手たちがピッチでひたむきにボールを追いかける姿、明るく楽しそうに食事をする姿がとても印象的です。指導スタッフも深夜遅くまで、その日のトレーニングを振り返り、翌日の緻密な打ち合わせを準備を行いながら質の高いトレーニングを構築しています。各グループにまとまりが出てきて、トレーニングの最後のゲームでは、選手たちがお互いに声を掛け合いながら、躍動感ある激しい攻防が見られました。
午前中は「攻撃②ゴールを奪う」をテーマに、組織的な守備を崩すためのより高い攻撃力を求めていきました。特に日本の課題であるゴールを奪うためのシュートテクニックの習得を重視しました。午後は昨年に続き「ゴール前の攻防~クロスの対応~」をテーマに攻守両面において基本から取り組んでいきました。攻撃ではゴール前の入り方にプレーの変化が見られましたが、クロスの質には課題が多く見られました。また守備では良いポジションを取り続ける意識は芽生えましたが、一瞬の動きに対応できない場面も多く見られました。クロスの対応は日常の練習で引き続き取り組んでいく必要があることを改めて感じました。
最終日は11vs11のゲームです。これまでのトレーニングで積み上げたプレーをゲームで発揮できるよう、最後までひたむきにチャレンジし続けてほしいと思います。
平出遥夏さん(関東指導スタッフ)
3日目GKは、『シュートストップ』『クロス』をテーマにトレーニングを行いました。いつ、どんな時にシュートを蹴られても対応できるように準備をしておくことがとても大事であることを意識した中で、ボール状況に応じて左右前後のポジショニングの修正を行うことや、相手選手を観て予測を立てること、をポイントに置き取り組みました。よりゲーム中の流れに近づけた形でトレーニングを行うことで、選手はイメージもつきやすくなり、様々な事を想定してポジションをとったり、構え方を変えており、とても良かったと思います。フィールドプレーヤーと合流してからのトレーニングでは、攻撃参加のパス&サポート、ディフレクティング、ブレイクアウェイの場面で改善されたプレーが多くあり、初日からのトレーニングが構築されていました。
明日のゲームでは、攻撃している時に守備へのリスク管理を、GKが働きかけれるようにしていきたいです。DFと連携してゴールを守るためにはGKからの「指示の声」がとても大切になってきます。全体的に、GKからの声がとても少なく、小さいのが課題だと思います。DFへの指示の声だけでなく、チームを鼓舞する声や、励ます声を出して、チームや試合が良い雰囲気で行えるようにしていけるように、選手にアプローチをしていきたいです。
丹野凜凜香選手(浦和レッドダイヤモンズレディースジュニアユース)
今日でナショナルトレセン3日目が終了しました。午前はゴールを奪うための攻撃をテーマにトレーニングを行いました。ボールをもらう時、動き出しのタイミングが早く、止まって受けてしまうことがありました。ボールホルダーのアクションをしっかり見て、良い状態でフィニッシュできるように意識していきたいです。午後は、ゴール前の攻防、クロスの対応がテーマでした。自チームではあまりクロスの練習をしていないので、ボールと相手を同一視することや相手よりも先にボールを触るためのポジショニングを一から学ぶことができました。明日はゲームがあります。チームの仲間とコミュニケーションを取り合い、どんどんチャレンジしていきたいです。
榊原琴乃選手(常葉大学附属橘中学校女子サッカー部)
この3日間、たくさん失敗しましたが、たくさんの学びもありました。守備では、一人でボールを奪うことや、グループでボールを奪う連携もやりました。一人でボールを奪うのは、予測も必要でした。私はグループで連携する中で声が必要でしたが、自分のことで精一杯になってしまいました。ゴールを奪うトレーニングでは、四隅を狙い、軸足をしっかり踏み込むことができ、シュートも打てました。しかし、クロスが上がってきて、ダイレクトで合わせるのは難しく、踏み込む足が甘くなってしまいました。守備や攻撃でできなかったことを4日目のゲームで意識して頑張りたいです。
石川くらら選手(JFAアカデミー福島)
3日目は午前に「ゴールを奪う」、午後に「クロスの攻防」をテーマに練習に取り組みました。午前のテーマでは、攻撃の目的である「点を決める」ということを意識して積極的にシュートを打つことができましたが、シュートを決めることが難しかったです。しっかりゴールを観て、四隅に強いシュートを打つことが大切だと思いました。午後のテーマでは、日本の課題であるクロスの攻防の練習をしました。守備では、相手とボールを同一視し、「Be First」を意識しました。攻撃では、中に入るタイミングや、ニアやファーへの入り方などを意識しました。この年代からしっかり身に付けておくために、自チームに戻っても取り組みたいです。明日は最終日で、11対11のゲームです。今までの練習の成果や、なでしこジャパンの試合を観戦し、学んだことが発揮できるように良い準備をしたいです。
スケジュール
2017 JFAナショナルトレセン女子U-14 東日本 スケジュール
2017 JFAナショナルトレセン女子U-14 西日本 スケジュール
出場チーム紹介vol.1 第26回全日本大学女子サッカー選手権大会 #jfa #nadeshiko
2017年12月25日(月)から2018年1月14日(日)にかけて、大学女子サッカーの頂点を決める第26回全日本大学女子サッカー選手権大会が開催されます。各地域の予選を勝ち抜いた24チームが、ノックアウト方式で対戦します。
今回は下記4チームを紹介します。
札幌大学 (北海道)
本学は創立50周年を迎えました。節目の年となる今年度、全日本大学女子サッカー選手権(インカレ)に出場できることを嬉しく思います。女子サッカー部は創部8年目で、インカレは6年連続6回目の出場となります。「インカレ初勝利、上位進出!」を合言葉に日々トレーニングに励んで参りました。北海道代表としての誇りを持ち、北のチャレンジャーとして戦います!
仙台大学 (東北1/宮城県)
私たち仙台大学女子サッカー部は、「攻守にアクションし、躍動するサッカー」を体現するために、日々トレーニングを積み重ねてきました。一戦一戦泥臭く全力で戦い、インカレ優勝・日本一を目指します。
八戸学院大学 (東北2/青森県)
創部4年目3年連続3回目の出場となりました。全員が「インカレでの勝利」を目標に厳しく、楽しくトレーニングに励んできました。いつも支えてくれる方々への感謝の気持ちを忘れず、相手よりも走るアグレッシブなサッカーで勝利を目指します。
日本体育大学 (関東1/神奈川県)
私たち日本体育大学女子サッカー部は1985年に創部し、今年で32年目を迎えます。インカレ優勝回数16回と部員数74名は共に日本一です。伝統と誇りを胸にインカレ王座奪還を目指しチーム一丸となって戦います。
当日の試合速報は全日本大学女子サッカー連盟公式Twitter(@_juwfa)で行います。
また、公式Facebook、公式 Instagram(@_juwfa)にて最新情報を配信しております。
第26回全日本大学女子サッカー選手権大会
開催期間:
2017年12月25日(月)~2018年1月14日(日)
会場:
【1回戦~準々決勝】三木総合防災公園(兵庫県三木市)
【準決勝・3位決定戦・決勝】味の素フィールド西が丘(東京都北区)
大会情報はこちら
【12/18(月)15:00~ライブ配信】日本代表年間スケジュール2018 記者発表を公式Webサイト「JFA.jp」でインターネットライブ配信 #jfa #nadeshiko #daihyo
日本サッカー協会は、12月18日(月) 15:00(予定)より、日本代表年間スケジュール2018 記者発表を、日本サッカー協会公式Webサイト「JFA.jp」にてインターネットライブ配信を行います。
2018年に開催する各代表の試合日程・会場の発表などを行います。
※回線の状況や閲覧環境により、一部ご覧いただけない場合がございます。予めご了承ください。
日本代表日本代表年間スケジュール2018発表記者会見
日時:
2017年12月18日(月)15:00
登壇者(予定者):
公益財団法人日本サッカー協会会長田嶋幸三
キリン株式会社代表取締役社長磯崎功典
公益財団法人日本サッカー協会技術委員長西野朗
公益財団法人日本サッカー協会女子委員長今井純子
公益財団法人日本サッカー協会フットサル委員長北澤豪
SAMURAI BLUE(日本代表)監督ヴァイッド・ハリルホジッチ
U-20日本代表監督森保一
U-18日本代表監督影山雅永
なでしこジャパン(日本女子代表)監督高倉麻子
U-19日本女子代表監督池田太
フットサル日本代表監督ブルーノ・ガルシア
2018年日本代表年間スケジュールを発表 #jfa #daihyo #nadeshiko
12月18日(月)、日本サッカー協会は2018年の日本代表年間スケジュールを発表しました。各年代男女代表チームの2018年度スケジュール詳細は下記PDFをご覧ください。
2018年日本代表年間スケジュール(2017/12/18現在)
出場チーム紹介vol.2 第26回全日本大学女子サッカー選手権大会 #jfa #nadeshiko
2017年12月25日(月)から2018年1月14日(日)にかけて、大学女子サッカーの頂点を決める第26回全日本大学女子サッカー選手権大会が開催されます。各地域の予選を勝ち抜いた24チームが、ノックアウト方式で対戦します。
今回は下記4チームを紹介します。
早稲田大学(関東2/東京都)
現在インカレ2連覇中でディフェンディングチャンピオンとして臨む今年は、インカレ3連覇を達成するため日々努力してきました。「ピッチ内では泥臭く、ピッチ外ではエレガントに」をモットーに、最後の一秒まで精一杯戦います。
東洋大学(関東3/群馬県)
2013年に創部した今年で5年目のチームです。歴史は浅いですが、チームワークは抜群です!総勢36名で「全員が主役のフットボール」を目指します。全日本大学女子サッカー選手権大会では、東洋旋風を巻き起こします。応援、よろしくお願いします。
帝京平成大学(関東4/千葉県)
チームの特徴は、選手が我武者羅にプレーし、スタッフ、保護者、全員が1つになって戦うところです。今年は「その一歩で変える」をコンセプトとし、サッカーだけでなく、私生活面でも一人の選手として自覚を持ち、インカレ4位以内に入れることを目標としています。
神奈川大学(関東5/神奈川県)
私たちのサッカーであるJINDAIスタイルは、どこのポジションからでも仕掛けられる多彩な攻撃と、意図的にボールを奪う組織的な守備で、攻守にわたり主導権を握ることを目指します。己を信じ、仲間を信じ、今できることに全力を尽くし、チーム一丸となって勝利を目指します。
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第26回全日本大学女子サッカー選手権大会
開催期間:
2017年12月25日(月)~2018年1月14日(日)
会場:
【1回戦~準々決勝】三木総合防災公園(兵庫県三木市)
【準決勝・3位決定戦・決勝】味の素フィールド西が丘(東京都北区)
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U-16日本女子代表 イングランド遠征~セント・ジョージズ・パークで活動スタート #jfa #nadeshiko #daihyo
来年開催されるFIFA U-17女子ワールドカップウルグアイ2018に出場が決まっているU-16日本女子代表は12月17日(日)、遠征先のイングランドに到着し、12月18日(月)の午前中からトレーニングを開始しました。
今回の遠征では、U-17イングランド女子代表と国際親善試合を2試合行います。
午前中のトレーニングはランニングからスタート。その後、パス&コントロール、ハーフコートでゲームを行いました。午後のトレーニングは「考えて行動する、自分たちでゲームを作る、そして自信を持って元気よくやろう」という楠瀬監督の言葉からスタート。翌日の試合に向けてゴール前の攻防を中心に行いました。夜は各自持参した学校の課題等の勉強を行い、この日の活動を終えました。
チームは12月19日(火)14:00(日本時間23:00)から、U-17イングランド女子代表と対戦します。
選手コメント
DF #2 富岡千宙選手(JFAアカデミー福島)
このキャンプは早速試合があり、準備期間が短いため、チーム全体でコミュニケーションを多くとり、自分が何をしたいのか、そして何をしてもらいたいのかをはっきり伝えてプレーの質を上げていきたいです。ヨーロッパの選手と対戦する機会はあまりないと思うので、日本では経験することのできないものを吸収し、個人力、チーム力を成長させた上で来年のU-17女子ワールドカップに臨めるように思い切ってプレーしたいと思います。
MF #16 山本柚月選手(日テレ・メニーナ)
今回の遠征では、9月に行われたAFC U-16女子選手権で出た課題を意識して取り組みたいと思っています。そのために、身体の大きいイングランド代表に対し、球際で負けないこと、チームで声をかけて組織的にボールを奪うことを意識していきたいです。また、短い遠征となるので、ピッチ外でも様々な人とコミュニケーションをとり、良いパフォーマンスを出せるようにしたいです。2試合の中で100%のプレーをして、少しでも成長して遠征を終えられるよう、残りの期間頑張りたいと思います。
FW #7 島田芽依選手(浦和レッズレディースジュニアユーズ)
今回のイングランド遠征では、ピッチや環境が普段と全く違う中で、どれだけ自分の得意なプレーが出せるのかが大事だと思っています。そのために、ボールを受けたとき、キープをするか前を向いて勝負をするのかの判断を間違えないようにプレーしたいです。また、得意なプレーはドリブルからのシュートなので、積極的にシュートを打てるようにしたいと思います。イングランド代表と試合をするときには、味方との連携プレーを増やしていき、個人としては球際で競り負けず、ゴールを決めてチームに貢献したいです。短い期間ですが、もっとチームワークを高めて楽しんで頑張っていきたいと思います。
FW #9 水野蕗奈選手(追手門学院高)
日本代表として海外に行くのは初めてで、慣れない環境に戸惑いがありました。ですが、移動の時間で様々な選手とコミュニケーションを取ることができ、緊張がほぐれました。今日のトレーニングではパスの精度を意識しましたが、ファーストタッチによって変化が見られる部分があったので、今以上に良いパスを出せるようにしていきたいです。明日の試合では、イングランドを相手に自分が通用する部分と改善しなければならない部分を発見できるよう、チャレンジしていきたいです。
スケジュール
12月18日(月) | AM/PM | トレーニング |
---|---|---|
12月19日(火) | 14:00 | vs U-17イングランド女子代表(St. George's Park) |
12月20日(水) | AM/PM | トレーニング |
12月21日(木) | 14:00 | vs U-17イングランド女子代表(St. George's Park) |
※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
「JFAナショナルトレセン女子U-14」全日程終了 #jfa #JYD #nadeshiko
12月15日(金)からスタートした「ナショナルトレセン女子U-14 東日本/西日本」は18日(月)、活動の最終日は、グループ対抗のゲームを行いました。
5回のトレーニングや栄養や応急処置のレクチャー、グループ毎や地域別のミーティング等、4日間実施してきたオン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチの様々な活動を通じて、積み上げてきたものをゲームで発揮していました。
選手達はお互いの成長と活躍、再びピッチで会うことを約束し、それぞれ帰路につきました。
コメント
影山啓自コーチ(JFAナショナルトレセンコーチ/JFAアカデミー今治)
東西に分かれて開催されたナショナルトレセン女子U-14は、天候にも恵まれ4日間のプログラム全日程を終了することが出来ました。今回のナショナルトレセンでは、選手同士の切磋琢磨に加え、地域から参加いただいたコーチのリレーションにも重点を置き、参加選手はもとより、地域コーチにおいても、本当にたくさんのコミュニケーションをもって活動に取り組みました。オン・ザ・ピッチの活動では、各トレーニングテーマでの積み上げを意識し、選手、スタッフともに能動的、また積極的なチャレンジが数多く見られました。オフ・ザ・ピッチにおいても、E-1観戦や栄養レクチャーなどを通じ、意識(知識)を行動に移すことにも取り組みました。これらの活動の成果は、素晴らしい環境を提供してくださった関係各位のご尽力、また互いに刺激を与え合った仲間の存在があってのことです。それらに対するリスペクトの心こそが、今回のナショナルトレセン最大の学びであったとことに違いありません。トレセンの約束でもある『サッカーも生活の一部』の実践。今回の学びを日常で生かし、今後さらなる選手の成長を期待したいと思います。最後になりましたが今回のナショナルトレセン女子U-14を開催するにあたり、ご協力いただいた全ての皆さまに感謝申し上げます。
轟奈都子コーチ(JFAナショナルトレセンコーチ/GK担当)
今回のナショナルトレセン女子U-14でGKは「良い準備」「積極的かつ堅実な守備」「味方とのコミュニケーション・コンビネーション」「効果的な攻撃参加」というテーマのもと、すべてのプレーにおいて質の追求も強調しながら、攻撃参加・シュートストップ・ブレイクアウェイ・クロスのトレーニングに取り組みました。選手たちはどのトレーニングにも前向きに取り組み、コントロールとパスの質にこだわってプレーする姿や状況に応じたポジションをとろうと意識する姿、弾く技術やクロスボールに対して積極的にトライする姿が数多くみられました。またGKミーティングではGKのプレーの分析についての理解を深め、目指すプレーを映像で確認しました。トレーニングやミーティング、レクチャーなどの様々なプログラムを重ねる中で選手たちのプレーと意識の変化や質の向上、積極的なトライが多くみられ、4日間の積み上げのなかで選手たちの成長をたくさん感じることができました。また地域のGKコーチの方々も非常に熱心に情熱を持って選手たちへのコーチングや働きかけを行ってくださり、多くの成果や課題を感じることができ、とても充実した4日間になりました。選手たちにはこの4日間で気づいたことや感じたことを更なる成長に繋げていけるように今後も高い意識をもって取り組み続けてもらいたいと願っています。今回のナショナルトレセン女子U-14に関わってくださった関係者の皆さまに感謝申し上げます。
林部雅司さん(関西指導スタッフ)
今回ナショナルトレセン女子U-14・西日本に参加をさせていただき、関西の選手はもちろん、西日本の各地域のトップレベルの選手がこうした環境の中でどのくらい力を発揮することが出来るのかを間近で確認出来る良い機会となりました。参加した選手一人一人が、地域の代表として初日から高いモチベーションを持って活動してくれたこともあり、トレーニングを含め様々な場面で選手達の変化や成長を見ることが出来たとともに、高い意識を持った選手を預かる指導者の一人として、指導の難しさと大切さを改めて感じました。ナショナルトレセンでの約束となっている「意識し」「行動し」「「習慣化し」「常識とする」を、ここに来て活動した選手を中心に、地域・府県・チームでもそれが継続していけるよう発信しながら指導していきたいと思います。
牛山卓也さん(九州指導スタッフ)
ナショナルトレセンも最終日となり、今日はゲーム中心のトレーニングでしたが、3日間のトレーニングで行ってきたことを意識してウォーミングアップを行ない、ゲームに取り組みました。積み上げて来たことは初日よりも上手くなっていたり、改善しようと取り組んでいる選手の姿を観て、とても嬉しく思いました。私自身、地域スタッフとして、今回初めてナショナルトレセンに参加させていただきました。シミュレーションからの流れの中で、他地域のスタッフとナショナルトレセンコーチと実のあるディスカッションを繰り返し、グループとして良いトレーニングになっていき、選手も初日に比べコミュニケーションがとれてきて、いい雰囲気でトレーニングに取り組めていました。この4日間、オン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチで学んだことを地域に帰っても継続して、更に成長した選手に会うのが楽しみです。私も学んだことを地域、県に戻って、選手達と共に成長したいと思います。
浅山茉緩選手(セレッソ大阪堺ガールズ)
今回のナショナルトレセンでは、たくさんのことを学ぶことができました。ナショナルトレセンが始まる前には、自分の中で目標を決め、それを実行できるように、そのためにはどうしたら良いかを考えプレーしました。守備では、相手の動きを予測してインターセプトを狙うことを意識し、攻撃では積極的にシュートを打つことを意識しました。また、ミーティングでは栄養指導の方にきていただき、ケガをしにくい身体を作るためにバランスの良い食事を取ることを学びました。また、なでしこジャパンの試合を観て、自分もあのピッチに立ちたい、と強く感じました。この4日間で、できたことやできなかったことを振り返り、いろいろ方々に教えてもらったことをいかして向上できるように、頑張りたいと思います。
井出ひなた選手(PFTC北九州U15)
自分は普段、シュートやインターセプトの意識が低く、ボールを取れる回数やシュートを決まる回数が少なかったですが、このナショナルトレセンに参加したことで、これらの意識が高くなりました。また、他の県の人ともたくさんコミュニケーションを取ることができました。食事の時は、楽しく笑いあって食べることができました。栄養や応急処置のレクチャーでは、自分の知らなかったことを色々と知ることができ、これからも忘れずに行動に移していきます。この4日間は、他県の選手と楽しく、でも、サッカー面では厳しく声をかけあったり、支え合ったりできたことがとても良かったです。コーチの皆さん、指導ありがとうございました。
スケジュール
2017 JFAナショナルトレセン女子U-14 東日本 スケジュール
2017 JFAナショナルトレセン女子U-14 西日本 スケジュール
SAMURAI BLUE、5月30日にFIFAワールドカップ壮行試合~2018年、各代表年間スケジュール発表~ #jfa #daihyo #nadeshiko
日本サッカー協会は12月18日(月)、各カテゴリーの2018年の年間スケジュールを発表。6月に2018 FIFAワールドカップロシアを迎えるSAMURAI BLUE(日本代表)は壮行試合として、5月30日にキリンチャレンジカップ2018(神奈川・日産スタジアム)を行なうことになりました。
また、なでしこジャパンはFIFA女子ワールドカップフランス2019予選を兼ねたAFC女子アジアカップヨルダン2018(4月6~20日、ヨルダン)へ、4月1日の長崎での壮行試合を経て臨みます。
SAMURAI BLUEの2018年の活動は3月19~27日のFIFAマッチデーからで、欧州遠征を実施して2試合を行う計画です。
6月14日に開幕するFIFAワールドカップではグループステージでコロンビア、セネガル、ポーランドとの対戦が決まっており、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は3月と5月の各試合でこれらのグループHでの対戦国と特長が似たチームとの対戦を希望しています。
日本代表指揮官は「この代表にとって必要なピースを全て集めたい。初戦が最も決定的な試合になる。1戦目へ向けてチームがしっかり準備できている状態を作りたい」と語り、西野朗技術委員長は「フル代表が世界で躍動する年に来年はしていかなくてはならない」と述べています。
FIFAワールドカップ後は9月のキリンチャレンジカップ2018で代表戦を再開し、9月7日(金)に北海道・札幌ドーム、同11日には大阪・市立吹田サッカースタジアムにて開催。さらに、10月と11月にも代表戦を行う予定で、いずれも対戦相手はこれから決まります。
東京オリンピックを目指すU-21日本代表は、新任の森保一監督の下、先週タイで開催されたM-150カップで準優勝したばかりですが、年明け早々の1月9日から中国でAFC U-23選手権中国2018へ出場します。また、3月のパラグアイ、5月のフランス遠征を挟んで、8月18日からインドネシアで行われるアジア競技大会に参加して強化を図ります。
U-19日本代表は、10月18日からのAFC U-19選手権(インドネシア)で、FIFA U-20ワールドカップ2019への出場権獲得に挑みます。
一方、なでしこジャパンは年明け1月15日からの国内合宿で新年をスタート。2月28日からはポルトガルでのアルガルベカップに出場して、4月のアジアカップでのワールドカップ出場権獲得を目指します。また、8月18日からはアジア競技大会(インドネシア)に出場し、11月には鳥取で国際親善試合を行う予定です。
U-20女子代表とU-17女子代表は、それぞれ8月にフランスで行われるFIFA U-20女子ワールドカップ、11月にウルグアイで開催のFIFA U-17女子ワールドカップへの出場が決まっており、そこへ向けて合宿や海外遠征を重ねて強化を図ります。
また、2018年からはU-23女子代表の枠を取り払い、なでしこジャパンのコーチングスタッフによる強化合宿を2月と11月に実施して、なでしこジャパンの底上げを図ることになりました。
フットサル日本代表は、ブルーノ・ガルシア監督の下、1月下旬に世界王者のアルゼンチン代表と国際親善試合2連戦(25日、大田区総合体育館、28日、富山市総合体育館)を行い、2月1日からチャイニーズタイペイで開催されるAFCフットサル選手権2018に臨みます。
フットサル女子日本代表は、5月にタイで行われるAFC女子フットサル選手権2018に出場し、10月には2019年のAFC女子フットサル選手権出場権を懸けて予選に挑むことになりました。
ビーチサッカー日本代表は、新監督の下で新チームを編成して2月の合宿で活動を開始し、4月と8月に海外遠征、7月に国際親善試合、11月にはドバイでインターコンチネンタルカップに出場する予定です。
コメント
ヴァイッド・ハリルホジッチ SAMURAI BLUE(日本代表)監督
2018年は地球規模の大きなイベントがあり、最も美しく、最も大きく、最も危険な大会です。日本代表はしっかり準備をしなければなりません。FIFAワールドカップの要求は高いですが、私はこの代表にとって必要なピースを全て集めたい。私はアグレッシブに、チームのために一生懸命戦うチームを作りたい。ワールドカップ後に日本国民全員がこのチームに対して誇りを感じられるような戦いを見せたいと思っていますが、チームはロシアでベストを尽くして、力いっぱい戦うと確信しています。先日のE-1選手権での国内選手のテストは満足のいくものでした。このあとは欧州の選手たちを視察します。3月へ向けて30~35人ぐらいのラージリストを作り、3月の試合後に30人ぐらいに絞り、そこから最終の23人のリストが生まれるという流れになるでしょう。対戦国についても分析し、3月の時点で私の頭の中に相手のイメージができているようにして、戦術戦略を練っていきたいと思います。
森保一 U-21日本代表監督
私に与えられているタスクは2つで、1つは東京オリンピックでのメダルという結果。もう1つは選手の育成です。1月のAFC U-23選手権から各大会へ参加しますが、そこで結果にこだわって戦いながら、チーム作りをしたいと思います。また、選手にはU(アンダー)というカテゴリーからフル代表へ、一人でも多くを輩出できるように育成していきたいと思っています。
影山雅永 U-19日本代表監督
今年、内山篤監督の下でFIFA U-20 ワールドカップを戦いましたが、これを途絶えさせるわけにはいきません。フル代表、五輪代表、各クラブで18歳19歳の選手が先発で出られるような選手が増えて、日常のクラブでの活動にいい影響を与えられればと考えています。
森山佳朗 U-16日本代表
今年のFIFA U-17ワールドカップでは選手は全力を尽くしてくれましたが、明らかに個々で大きな差があったことは否めません。新しいU-16世代では、まず次のU-17ワールドカップへアジア予選を確実に突破する。同時に、選手が世界を目指すための経験をすることが大事です。将来の日本を背負う人間、選手を育てることが僕らの使命だと思っています。
高倉麻子なでしこジャパン(女子日本代表)監督
今年は国内外での15試合で、なでしこで活躍してきた選手と若手の融合を進め、様々な可能性を信じてたくさんのことを試してきました。EAFF E-1選手権では最後に朝鮮民主主義人民共和国に負けて残念な結果になりましたが、公式戦でなでしこジャパンを背負う重みを選手たちが感じた大会だったと思います。この悔しい思いを来年に向けていきたい。来年はAFC女子アジアカップでワールドカップ出場権を取ることはもちろん、アジアNO 1を目指して、強い気持ちで臨みたいと考えています。
池田太 U-20女子日本代表監督
この年代の選手たちは、優勝したAFC U-19女子選手権でも一戦一戦で選手の成長のスピードが早いと感じました。来年8月のU-20ワールドカップは国際試合を経験する貴重な場です。そこでも多くを吸収して成長して欲しい。それが日本と世界との差を図るなどの物差しになります。是非良い準備をして臨みたいと思います。
ブルーノ・ガルシアフットサル日本代表監督
私の使命は日本が本来あるべき姿と立場に立ち返らせることで、構築と再構築の2つに集約されます。取り戻さなくてはならないものを取り返すのが再構築で、若手発掘と育成が構築です。今年、U-25代表で臨んだアジアインドアゲームズでは世代間ギャップを埋め、銅メダル獲得で勇気と自信をもたらし、成長への後押しになりました。来年はAFC選手権が最も重要な大会になりますが、我々のゆるぎない競争心を堅持して臨みたいと思います。
田嶋幸三 日本サッカー協会会長
世界基準をキーワードに世界トップクラスとマッチメイクをしてきたことが実を結び、全カテゴリーでアジア予選を突破できました。しかし、突破するだけでは十分ではありませんが、世界の場に立って初めて分かることがあります。それを次の日本代表の育成につなげていかなければなりません。来年のFIFAワールドカップロシア大会では今まで以上の成績がとれるように、ハリルホジッチ監督をサポートし、私たちJFAは全面的に協力していきます。なでしこジャパンも、来年はFIFA女子ワールドカップ2019予選がヨルダンであります。これをしっかりと勝ち抜いて世界へ臨み、U-17、U-20代表と連係して再び世界の女王になるべく、みんなで努力していきたいと思います。
第26回全日本高等学校女子サッカー選手権大会がいよいよ開幕~前回大会プレーバック~ #jfa #nadeshiko
第26回全日本高等学校女子サッカー選手権大会が12月30日(土)に兵庫県で開幕。出場32チームが決勝を目指し戦います。ここでは前回大会の模様を振り返ります。
今大会と同様に12月30日(土)から兵庫県各地で開幕した第25回大会は、地域予選を勝ち上がった32チームがノックアウト方式で戦いました。
各地で熱戦が繰り広げられる中でベスト4に勝ち進んだのは、十文字高校(関東4/東京)、修徳高校(関東1/東京)、大商学園高校(関西2/大阪)、神村学園高等部(九州1/鹿児島)です。
ノエビアスタジアム神戸で行われた準決勝の第1戦は、十文字と修徳の東京対決となりました。試合は序盤から動き、8分、松本茉奈加選手がクロスに合わせて十文字が先制しましたが、2分後に修徳の杉下夏菜選手がクロスのこぼれ球をたたき込んで1-1の同点としました。その後は、互いにチャンスをつくり出しますがスコアは動かず、PK戦までもつれ込みます。両チーム全員が成功して迎えた9人目、修徳のキックが外れ、十文字が決勝進出を決めました。
第2戦は大商学園と神村学園が対決しました。序盤は、運動量を武器に神村学園が攻め込みますが、大商学園も体を張った守備でゴールを許しません。拮抗した試合は、後半に入っても互いにゴールネットを揺らせず、PK戦へ突入します。PK戦では、両チームGKが好セーブを見せる中で、3人が決めた大商学園が3-2で勝利しました。
十文字と大商学園による決勝は、十文字が序盤からペースを握りました。テンポ良くボールを動かし、チャンスをうかがうと、8分、12分と連続で大商学園のゴールを脅かします。さらに19分、松本茉奈加選手が抜け出してシュートを放ちますがゴールを割ることはできず、試合を折り返します。
後半に入り、前半シュート0本だった大商学園は久保田晴香選手を軸に攻め込みます。しかし、なかなか決定機をつくることができずにいると、61分、相手陣内でボールを拾った十文字が前線にボールを入れ、村上真帆選手がワントラップから左足を振り抜きます。ゴールまで30メートル近い距離がありましたが、シュートは大きな弧を描きながら左隅に決まりました。その後、大商学園も同点を狙いますが、十文字の守備陣が反撃を許さず、1-0のまま試合は終了。第26回大会は十文字の初優勝で幕を閉じました。
第26回全日本高等学校女子サッカー選手権大会
開催期間:2017年12月30日(土)~2018年1月7日(日)
会場:三木総合防災公園(兵庫県三木市)、五色台運動公園(兵庫県洲本市)、いぶきの森球技場(兵庫県神戸市)、しあわせの村(兵庫県神戸市)、神戸総合運動公園(兵庫県神戸市)
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出場チーム紹介vol.3 第26回全日本大学女子サッカー選手権大会 #jfa #nadeshiko
2017年12月25日(月)から2018年1月14日(日)にかけて、大学女子サッカーの頂点を決める第26回全日本大学女子サッカー選手権大会が開催されます。各地域の予選を勝ち抜いた24チームが、ノックアウト方式で対戦します。
今回は下記4チームを紹介します。
大東文化大学(関東6/埼玉県)
私たちは、「よきチームたる上で強きチームたれ」という理念を掲げています。特待はおろかスポーツ推薦さえほぼ皆無、平日は朝練のみ、総勢55名がAチーム、Bチームに分けず一緒にトレーニングという環境の中、13年かけてついにインカレにたどり着きました。初のインカレで「伝説」を残します!
東京国際大学(関東7/埼玉県)
2011年創部。今年で7年目になります。女子サッカー部専用グランドという素晴らしい環境のもと日々トレーニングに励んでいます。チームは3年目にインカレ3位になりました。今年はそれ以上の成績を目指して、チーム一丸となり、一戦一戦全力で戦っていきたいと思います。
新潟医療福祉大学(北信越1/新潟県)
2012年4月、新潟医療福祉大学強化指定クラブとして発足しました。今年で6年連続6回目の出場を迎えます。素晴らしい環境で仲間と共にサッカーができることに感謝し、目標とするベスト4、優勝を目指しチーム一丸となって闘ってまいります。
北陸大学(北信越2/石川県)
2年連続5回目の出場になります。私たちは全国大会上位入賞を目指す『勝ち』と、大学生として将来社会で活躍する人材になるための『価値』を創造し、ダブルゴールを目指し、様々な取り組みに励んでいます。挑戦者としてチーム一丸で臨みます。
当日の試合速報は全日本大学女子サッカー連盟公式Twitter(@_juwfa)で行います。
また、公式Facebook、公式 Instagram(@_juwfa)にて最新情報を配信しております。
第26回全日本大学女子サッカー選手権大会
開催期間:
2017年12月25日(月)~2018年1月14日(日)
会場:
【1回戦~準々決勝】三木総合防災公園(兵庫県三木市)
【準決勝・3位決定戦・決勝】味の素フィールド西が丘(東京都北区)
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第39回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 21日(木)に準決勝を開催 #jfa #nadeshiko
第39回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会は、12月21日(木)にヤンマースタジアム長居で準決勝を開催します。日テレ・ベレーザと浦和レッズレディース、ジェフユナイテッド千葉レディースとノジマステラ神奈川相模原が決勝進出を懸けて対戦します。
日テレ・ベレーザ vs 浦和レッズレディース
なでしこリーグ3連覇を達成したベレーザと皇后杯初優勝を狙う浦和による一戦は、3年前にベレーザが優勝した第36回大会の決勝と同じ顔合わせとなりました。その試合では、田中美南選手のゴールでベレーザが1-0で勝利しています。
浦和にとってベレーザは、今季のリーグ戦で2敗を喫した分の悪い相手。しかし、リーグカップ準決勝ではPK戦の末に浦和が勝利しています。僅差の勝負に持ち込めば浦和にも勝機が転がり込んでくる可能性は十分にあります。
勝負の行方は両チームのエースFWが鍵を握ります。ベレーザの田中美南選手はリーグ戦15得点で昨年に続きリーグ得点王に輝いています。一方、浦和の最多得点者は、今季から千葉から加入した菅澤優衣香選手です。新加入ながら開幕当初から得点を重ね、ランキング2位の9得点をマークしています。先日のEAFF E-1サッカー選手権決勝大会でもなでしこジャパン(日本女子代表)として活躍した両ストライカーのプレーから目が離せません。
ジェフユナイテッド千葉レディース vs ノジマステラ神奈川相模原
もう一方の準決勝は、初優勝を目指す千葉とノジマによる一戦です。千葉は2012年以来2度目、ノジマは初のセミファイナルを迎えます。
千葉は今季のリーグカップ決勝で浦和を破り、初タイトルを獲得しました。明確な得点源となる選手はいませんが、カップ戦でも日替わりでヒロインが生まれるなど総合力で初の日本一を射程圏内に捉えています。
2012年に発足したノジマは、初挑戦となった今季のなでしこリーグ1部で3勝5分け10敗と苦しみながらも、8位で残留を決めています。皇后杯では3戦3得点の南野亜里沙選手を中心に、順調に勝ち進んできました。3回戦では早稲田大学(関東/東京)と対戦。早稲田大は前回大会の優勝チームであるINAC神戸レオネッサ(なでしこ1部/兵庫)を破るなど“ジャイアントキリング”を続けていましたが、ノジマが意地を見せ、4-3で勝利を収めています。
カップ女王が5大会ぶりのファイナル進出を決めるか。それとも勢いに乗るノジマが初の大舞台に立つのか。女子サッカーの日本一を決する戦いに、ぜひともご注目ください。
開催期間:2017/10/28(土)~2017/12/24(日)
1回戦 10月28日(土)、29日(日)
2回戦 11月3日(金・祝)、4日(土)、5日(日)
3回戦 11月11日(土)、12日(日)
準々決勝 11月18日(土)、19日(日)
準決勝 12月21日(木)
決勝 12月24日(日)
出場チーム紹介vol.1 第26回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 #jfa #nadeshiko
「第26回全日本高等学校女子サッカー選手権大会」が12月30日(土)より、兵庫県の各会場でスタートします。全国32チームによるノックアウト方式で1月7日(日)に神戸総合運動公園(兵庫県神戸市)ユニバー記念競技場で行われる決勝戦を目指します。
今回は下記4チームをご紹介します。
修徳高校(関東第1代表/東京都)
8年連続8回目の出場です。チームが一体となり、自信を持ってプレーし、「全員攻撃・全員守備」、「自分自身に克つ」ことをモットーに謙虚さを忘れず、全員で最後まで絶対諦めない STYLEで勝利を目指します。一つずつ確実に戦い、上位を目指します。
「Rechallenge」を今大会のテーマにチーム全員で目標を達成します。
東海大学付属福岡高校(九州第3代表/福岡県)
2014年に創部し、今年で4年目を迎えました。選手権大会の出場は2度目です。「日本一の花を咲かせよう」のもと部員63名で練習に励んでいます。多彩なつなぎの攻撃サッカーで感謝の気持ちを忘れず、一戦一戦全力で戦いたいと思います。
帝京第三高校(関東第7代表/山梨県)
全員攻撃・全員守備のトータルフットボールを目指し、日々活動しています。創部3年目で歴史の浅いチームですが、全国の舞台で少しでも多く試合ができるよう精一杯戦います。
広島文教女子大学附属高校(中国第2代表/広島県)
今回12年連続12回目の出場になります。「プレーで伝える感謝の気持ち」を胸に、ひたむきに、前向きに高校生らしく一生懸命頑張ります。
第26回全日本高等学校女子サッカー選手権大会
開催期間:2017年12月30日(土)~2018年1月7日(日)
会場:三木総合防災公園(兵庫県三木市)、五色台運動公園(兵庫県洲本市)、いぶきの森球技場(兵庫県神戸市)、しあわせの村(兵庫県神戸市)、神戸総合運動公園(兵庫県神戸市)
大会情報はこちら
U-16日本女子代表 U-17イングランド女子代表との1戦目を黒星で終える #jfa #daihyo #nadeshiko
国際親善試合 vs U-17イングランド女子代表
2017年12月19日(火) キックオフ時間14:00(現地時間) 試合時間90分(45分ハーフ)
St. Georges Park(イングランド/ロンドン)
U-17イングランド女子代表 2-1(前半1-1、後半1-0)U-16日本女子代表
得点
27分 城和怜奈(U-16日本女子代表)
34分 失点(U-17イングランド女子代表)
50分 失点(U-17イングランド女子代表)
スターティングメンバー
GK:大場朱羽
DF:富岡千宙、松田紫野、渋谷巴菜、新井美夕
MF:水野蕗奈、山本柚月、木下桃香、大西若菜
FW:中江萌、城和怜奈
サブメンバー
GK:竹下奏彩
MF:大貫さくら、一法師央佳、中山未咲
FW:島田芽依
交代
HT 大場朱羽→ 竹下奏彩
HT 城和怜奈→ 島田芽依
HT 中江萌→ 一法師央佳
65分 大西若菜→ 大貫さくら
82分 新井美夕→ 中山未咲
マッチレポート
イングランドに遠征中のU-16日本女子代表は19日(火)、U-17イングランド女子代表との遠征初戦を迎えました。試合は室内の人工芝ピッチで行われ、14:00にキックオフ。
相手の動きを見ながら試合に入った日本は、16分に中江萌選手のパスを左サイドで受けた水野蕗奈選手がクロスボールを出し、それに合わせた大西若菜選手がシュートを打つもGKに止められ得点になりません。その後もお互いに相手の様子を伺いながらゲームが進む中、27分にボールを保持した新井美夕選手からのスルーパスに反応した城和怜奈選手がゴールを決め1-0とします。続く32分にも中江選手からスルーパスを受けた水野選手がシュートを打ちますがGK正面を突きゴールになりません。逆に34分、自陣でボールを奪われそのまま失点してしまいます。これで1-1となった日本は勝ち越し点を狙いますが、同点のまま前半を終えます。
1-1で迎えた後半。50分に裏を取られ右サイドからのシュートを決められ失点を許し1-2となります。1点を追う日本は54分、右サイドでボールを保持した水野選手がドリブルで持ち込みシュートするもゴールポストに弾かれます。さらにその3分後の57分、中央でボールをもった山本柚月選手が左サイドの水野選手へパス、そのままドリブルで中央まで持ち込み、パスを受けた島田芽依選手がシュートを放つもゴールとなりません。
日本はその後も攻め続け、ゴールチャンスを作りましたが、得点ならず、1-2で敗れこの日の試合を終えました。
日本はこの後、12月21日(木)現地時間14:00にU-17イングランド女子代表との第2戦目を行います。
監督・選手コメント
楠瀬直木監督
試合開始序盤から積極的にボールを奪いにいき、テンポ良くボールを動かす事を意識して試合に臨みましたが、縦に速いイングランドの攻撃にDFの背後を突かれ1-2で敗れてしまいました。貴重なイングランド遠征を無駄にしないように、明日は改善点を修正し、明後日の試合を勝利出来るよう準備したいと思います。
GK #1 大場朱羽選手(JFAアカデミー福島)
今日の試合で個人的に改善すべきことは、ディフェンスとの連携をしっかり取ることです。失点シーンでは、決断がはっきりできていなかったので、より周りを見て状況把握し、判断していきたいと思います。21日もイングランド代表と試合をすることができるので、もっともっとチームでコミュニケーションをとり、今日出た自分の改善点を修正し、次の試合は絶対に無失点で勝ちたいと思います。
MF #11 中江萌選手(アルビレックス新潟レディースU-18)
攻撃ではゴール前の関わりが少なかったので、もっと3人目の動きなどを増やしてワンタッチプレー等で崩せるようにしたいです。また、自分のところにボールが入った時、攻撃の起点になれるように、キープしたりワンタッチで落とすことをミスしないようにしていきたいと思います。守備では、みんなで合わせてボールを取ることができたので、良かったです。球際が少し弱いところがあったので、ボールを取り切れるようにしたいです。また、21日の試合では、もっとコミュニケーションをとって、今日よりも良い試合をして絶対に勝ちたいです。
MF #13 大西若菜選手(浦和レッズレディースジュニアユース)
昨日の練習を意識しつつ、今までのことを試す大事な初戦でした。自分の中ではストロングポイントを活かし、周りと連携しながらゴールを意識しましたが、その中でも課題が多々ありました。主に攻撃では相手を抜いた後のシュートレンジの部分で積極的に打ちましたが、もっと抜いた後を早くして(ゴールを)決めたいです。また、周りともっと連携し、3人目の動きを増やして崩せたら、もっと楽しめると思います。守備では予測を早くし、前線から早いプレスをかけ、プレスバックし、(ボールを)奪い切りたいです。今日の試合結果を踏まえて、21日の試合に勝てるように、明日の練習では課題を克服しながら、高い意識で取り組みたいです。そして、来年のFIFA U-17女子ワールドカップウルグアイ2018に向けて、新たな一歩を踏み出せるようにしたいです。
FW #3 城和怜奈選手(JFAアカデミー福島)
今日の試合では、スピードやパワーの違いを感じました。自分たちがボールを持っている時間は多かったですが、決めるところで外してしまうことが多かったので、21日の試合ではしっかり決めるようにしたいです。また、3人目の動きやゴール前の関わりをもっと増やして、良い崩しができればもっとシュートを増やすことができると思いました。守備の課題は、疲れてきてからパスミスが多くなってしまったので、パスコースを作ってパスミスを減らしていきたいです。2戦目はもっと関わりを増やし、シュートを決めイングランド代表に勝って日本に戻りたいと思います。
スケジュール
12月18日(月) | AM/PM | トレーニング |
---|---|---|
12月19日(火) | 1-2 | vs U-17イングランド女子代表(St. George's Park) |
12月20日(水) | AM/PM | トレーニング |
12月21日(木) | 14:00 | vs U-17イングランド女子代表(St. George's Park) |
※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。