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キヤノンガールズ・エイト北海道 優勝は道央GREEN!

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キヤノンガールズ・エイト北海道第14回JFA北海道ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会は、最終日の10月2日(日)、青空広がる十勝晴れの下、帯広の森球技場で決勝トーナメントと交流トーナメントを行いました。

予選リーグを勝ち抜いたのは、道央ブロックトレセン女子U-12GREEN、道北トレセンU-12、道東トレセン、道南BTC U12SPの4チームでした。日曜日ということもあり、会場にはたくさんの方が応援のため詰め掛け、わが子、わがチームのプレーにあたたかい声援を送っていました。

決勝戦は道央と道東の戦いとなりました。攻守が一瞬にして入れ替わる白熱した試合となりましたが12番の宮本紗和選手を中心に攻撃を仕掛けた道央が2-0で勝利し、見事優勝に輝きました。

指導者コメント

横澤基さん(道央ブロックトレセン女子U-12 GREEN)
この大会は、1戦ごとにチームワークもよくなりました。道央4地区から集まっている子供たちですが、地区の垣根を越えて、チームとして最後まで頑張ってくれました。選手には中学生年代に進んでも足元の技術を大切にしながら、丁寧にサッカーをすることを期待しています。そしてこの選手たちの中から〝なでしこジャパン〟のメンバーが誕生することを願っています。

選手コメント

小口優空選手(札幌ガールズクリニックホワイト)
昨日のリスペクトワークショップでは「感謝の気持ち」を学びました。私は、これからもチームの監督、仲間、お母さん、そして大会を支えてくれる方々に感謝しながらサッカーをしていきたいと思いました。この大会では、いいボールの持ち方はできましたが、シュートを決めるところが課題だったので、攻守の切り替えを早くし、チームの中心選手として活躍できるようにがんばっていきます。とても思い出に残る2日間になりました。ありがとうございました。

総評

松田哉コーチ(JFAナショナルトレセンコーチ北海道女子担当チーフ)
3年目となったキヤノンガールズ・エイト北海道大会(参加数8チーム・選手142名)が十勝(帯広)にて行われました。予選リーグでは点差のついたゲームもありましたが、好プレーも数多く見られ〝未来のなでしこ〟を期待させる今後が楽しみな選手もおりました。この年代で必要な、観て判断して行動すること及び基本技術を習得し、夢を現実にしてもらいたいと思います。

大塚製薬、キヤノン、JFAよりレクチャーが行われ選手たちは真剣な眼差しで話を聞き、リスペクトについて意見交換をする姿もみられました。指導者間で次年度の更なる発展に向けてディスカッションを行いました。最後になりますが、台風によりたくさんの被害にあったにもかかわらず、この大会に向けて準備していただいた十勝地区サッカー協会の皆様方をはじめ関係者の皆様に心より感謝いたします。

キヤノンガールズ・エイト第14回JFA北海道ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会

2016年10月1日(土)~2日(日)
帯広の森球技場

大会情報はこちら


U-17日本女子代表、U-17パラグアイ女子代表に5-0で勝利!~FIFAU-17女子ワールドカップヨルダン2016 第2戦~

U-17日本女子代表、連勝でグループ首位に FIFA U-17女子ワールドカップヨルダン 2016

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FIFA U-17女子ワールドカップヨルダン 2016に出場しているU-17日本女子代表は10月4日(火)、アンマンのKing Abdullah II International StadiumでU-17パラグアイ女子代表とのグループステージ第2節に臨みました。

開始早々、日本はパラグアイのDaysy BAREZRO選手に際どいシュートを打たれましたが、すぐさま反撃します。4分、長野風花選手が右サイドを駆け上がった冨田実侑選手にパスを展開すると、ゴール前への折り返しに高橋はな選手が反応、左足のシュートで日本に先制点をもたらしました。

この後、同点を狙って攻撃に出るパラグアイと、追加点を狙う日本は中盤で激しいボールの奪い合いを繰り広げます。「深い芝に苦しめられた」と楠瀬直木監督が語るとおり、細かいミスも出て攻守が目まぐるしく入れ替わる展開に。それでも、20分すぎからは長短のパスで試合を落ち着かせた日本が再びパラグアイに襲いかかります。29分、長野選手のくさびのパスで前を向いた高橋選手が右サイドの宝田沙織選手に供給、最後は宝田選手のクロスボールに野島咲良選手がファーサイドで合わせ、2点差とします。

野島選手はこの直後に訪れた決定機をものにすることができませんでしたが、日本の勢いはさらに加速。39分、野島選手が倒されて得たPKを自ら決めて3-0とすると、5分後には右サイドで二人を抜き去った宝田選手のパスに野島選手が反応、ハットトリック達成となる3点目を挙げるとともに、リードを4点に広げました。

次節以降の戦いも見据え、日本は後半から植木理子選手に代わって千葉玲海菜選手を投入するなど、積極的に交代のカードを切っていきます。66分には、今大会初先発を果たした小暮千晶選手から水口茉優選手へGKを交代。「グループステージでのノルマの一つだった」(楠瀬監督)という登録メンバーの全員起用が第2節にして実現しました。

残り時間が20分を切ってから、自陣でボールを回して相手を走らせた日本。パラグアイが速攻に出ようとしたときも攻撃から守備への切り替えを素早く行い、相手をシュート4本に抑え込みました。89分には千葉選手のパスに反応した宝田選手が、ダメ押しの5点目を記録。日本は2試合続けて5-0のスコアで勝利を収め、グループD首位に立っています。

試合詳細はこちら

なお、日本戦の前に開催されたU-17アメリカ代表とU-17ガーナ代表の試合では、ガーナが見事な追い上げを披露し、アメリカに2-1で逆転勝利。勝点でアメリカと並び、逆転でのグループ突破の臨みを最終節につなげました。

監督・選手コメント

楠瀬直木監督(U-17日本代表)
勝てばグループステージ突破に近づき、負ければ困難な状況に陥るということで選手たちは緊張していました。芝が深くて、ボールが重かったこと、パラグアイの選手が力強かったこともあって、序盤は縦パスがとおりませんでした。先に得点していなかったら苦しい展開になっていたかもしれません。ただ、そこを無失点で切り抜けたことと、ミスが多い中、選手たちがボールを失わないようにプレーしてくれた姿は、次につながると思います。

GK #12 小暮千晶選手(前橋育英高)
FIFA U-17女子ワールドカップは私にとって夢の舞台だったので、そこに立つため、自分のできることを精いっぱいやって準備しようと思っていました。試合では攻撃の時間帯のほうが長かったのですが、最終ラインの選手たちとリスク管理すべく、声を掛け合っていました。特に注意していたのがロングボールへの対応、最終ラインの選手たちが相手のマークとスペースへのカバーを怠らないよう意識しました。チームとして無失点で終えることに力を注いでいたので、2試合連続完封という結果は自信を深める材料になります。

MF #21 野島咲良選手(セレッソ大阪堺レディース)
初戦に先発出場することができず、悔しい思いをしていたので、「今日は絶対に自分が点を取って勝ちたい」と思っていました。ミーティングで言われた「自分がすべきことをしたら結果はついてくる」という言葉を信じ、自信を持ってプレーすることを意識しました。前半のうちにハットトリックを達成したことは素直にうれしいですが、ゴールの場面以外では、決定機を外しているので少し複雑です。今後は単純なミスやコントロールミスを減らせば、チームとしてさらにいいサッカーができると思います。

Nelson BASUALDO 監督(U-17パラグアイ代表)
日本はとても強くタフな相手でした。われわれと日本の間には大きな差があると思わされた一戦でした。選手たちにとっても難しい経験になっていますが、この大会に参加していることを誇りに思ってほしい。そして今回得た課題を今後のサッカー人生に生かしてほしいと思います。フィジカル、技術をはじめ、全ての要素を磨かないといけません。日本やアメリカとの差を埋めるにはたくさんの時間がかかると思いますが、いつかは彼女たちに追いつけると信じています。

スケジュール

FIFA U-17女子ワールドカップヨルダン2016
9月30日(金) トレーニング
10月1日(土)5-0vs  ガーナ(Prince Mohammed International Stadium)
10月2日(日) トレーニング
10月3日(月) トレーニング
10月4日(火)5-0vs  パラグアイ(King Abdullah II International Stadium)
10月5日(水) トレーニング
10月6日(木) トレーニング
10月7日(金) トレーニング
10月8日(土)19:00vs  アメリカ(Amman International Stadium)
10月9日(日) トレーニング
10月10日(月) トレーニング
10月11日(火) トレーニング
10月12日(水) トレーニング
10月13日(木)16:00/19:00準々決勝(Al Hassan International Stadium)
10月14日(金) トレーニング
10月15日(土) トレーニング
10月16日(日) トレーニング
10月17日(月)16:00/19:00準決勝(King Abdullah II International Stadium)
10月18日(火) トレーニング
10月19日(水) トレーニング
10月20日(木) トレーニング
10月21日(金)17:00/20:003位決定戦/決勝(Amman International Stadium)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

 

JFAアカデミー今治 1期生が「龍門保育園運動会」で地域の方々と交流

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週末帰省型のJFAアカデミー今治は、週末はそれぞれの地元に帰り、所属チームでの活動を行っていますが、10月1日(土)は所属チームの皆様のご理解のもと今治に在寮し、1期生(中2)9名は宿舎の近くにある龍門保育園の運動会へ運営サポートとして参加しました。

龍門保育園には開校当初よりJFAアカデミー今治をサポートしていただいています。6月に行われた宿舎のグラウンドの芝の植え付け作業では龍門保育園のみなさんにもお手伝いいただきました。そして、今回の運動会では、その宿舎のグラウンドを使用して行いました。

今後もたくさんの方のご協力をいただき緑になったグラウンドも活用し、お世話になっている地域との交流も深めていきたいと思います。

アカデミー生コメント

鹿山美玖選手(徳島RAPAZジュニアユースU-15所属中2:1期生)
私は龍門保育園には中学校行事の職場体験学習で一度行っていたので、早くみんなに会いたいな、まだ覚えてくれているのかなとすごく楽しみにしいていました。運動会当日、私はまずかけっこのゴールテープ係をしました。1才から5才の子が元気いっぱいに走っていてすごくかわいかったです。また、ゴールした後に「あ、みくちゃんだ」と覚えていてくれました。裸足で、元気いっぱいの園児を見ていると自分まで元気になりました。今日は園児とふれあえて本当に楽しかったです。JFAアカデミー今治をいろいろなところから支えて下さっているので、これからもしっかり感謝の気持ちを伝えていきたいです。

中野結生選手(MOMOKO F.C所属中2:1期生)
運動会では園児たちの笑顔が輝いていて、とても癒されました。また、自分たちも楽しむことができました。私たちが普段使っている芝生のグラウンドを、地域の人との交流の場として活用できたことが良かったと思います。これからも、地域の人との交流を深めながら、私たちも芝生とともに成長していきたいと思います。

松本有未選手(MOMOKO F.C所属中2:1期生)
今日は、私たちが入校してからたくさんお世話になっている龍門保育園の運動会の補助をしました。みんなで植えた芝生のグラウンドで準備や園児たちの競技の補助、競技への参加などをしました。私には弟や妹がいないので、幼い子たちが一生懸命頑張る姿を見て、とてもかわいらしく思い、気がつくと「頑張れ」と自然に応援していました。天気は雨でしたが、園児の子たちが楽しんでくれて、とてもうれしかったです。私は今回の経験を通して、地域の方々との交流や感謝の気持ちの大切さを感じました。今後も、今の良い環境に感謝しつつ、日々努力して、いつか支えてくれた地域の方々に恩返ししたいです。

U-15日本女子選抜、ゲームで最終日を締めくくる

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10月1日(土)に始まったキャンプも早いもので4日(火)、最終日を迎えました。全国から集った46名が3グループに分かれてトレーニングを行ってきましたが、この日は3グループがそれぞれ2回ずつ対戦する試合形式のトレーニングを実施。各グループで3日間トレーニングしてきた成果を発揮する場となりました。今回のキャンプはレクチャーやトレーニング、ミーティングとハードなスケジュールでしたが、最後まで1人も欠けることなく締めくくることができました。U-15日本女子選抜の次の活動は12月、更に人数を絞ってトレーニングを行う予定です。

コーチ・選手コメント

西村陽介コーチ(JFAナショナルトレセンコーチ/医療法人雨宮病院)
今回のキャンプ初日に、大部チーフより「このキャンプは46人で作り上げていくもの。特別な場所、そして特別なものにするために精一杯過ごしてほしい」という提示が選手にあり、1日1日選手たちが自ら考え・積極的に行動をしていく変化を感じながら、全日程で1人も欠けることなく無事終了できた事は非常に大きな成果だったといえます。世界で闘える選手になる・なでしこの一員になる為にオンザピッチでは「守備」、「ポゼッション」、「ゴール前の攻防」、「クロスの攻防」の4つのテーマを用い、サッカー理解を高めながら、世界で闘う為の「質」の追求・獲得、そして明確な提示をし続ける事を我々指導者側も意識して行っていきました。

最終日の紅白戦はトレーニングで積み上げてきたものを選手1人1人がチャレンジし成長した姿・場面なども多く見る事が出来ました。しかし「動きながらのテクニック」「攻守において効果的に関わる」「予測・判断スピード」といった部分でのミスや習慣化がなく「世界基準」を考えた時に現段階ではまだまだ足りないと感じるとともに、日本のストロングポイントだからこそ、妥協せずに身に付けていかなければいけないと改めて再認識することができました。

今回のキャンプのオフザピッチでは、フィジカル・栄養レクチャーにおいて自分の身体と向き合いそれらを強く・逞しくするためにはどうしたらよいかという事を学び、高倉監督・大部チーフからは「世界基準」「なでしこの一員になる為には」といった明確な提示をして頂き、選手たちも目標に向かい「何を・いつまでに・どのくらいやらなければいけないのか」といったことが明確になったと思います。今回参加した選手が自チームに戻り、チームの仲間と日々を特別な場所、そして特別なものにするために精一杯過ごし、成長した姿を12月開催のキャンプで見られることを楽しみにしています。

寺田妃花選手(旭スポーツFCジュニアユース)
私はこの4日間を通してピッチ内外でとてもたくさんのことを学びました。ピッチ内では自分が今、何ができて何ができないのかということが理解でき、これから自分のチームに戻ってから何をすべきなのかを知ることができました。高倉さん、大部さんのレクチャーでもあったように、なでしこジャパンのポストは自分で掴み取るものなので、毎日の努力を継続して絶対に掴み取ろうと思います。ピッチ外では、栄養のレクチャーを受けましたが、私はなかなか栄養管理がうまくいっておらず、普段アスリートの食事をとっていないことに改めて気づき、改善していかなければと思いました。今日のゲームの成果は、守備の時「人とスペース」を意識してプレーすることができ、意図的にボールを奪うことができました。課題はキックとコントロールの質です。この課題を改善していけば、もっと冷静にプレーすることができると思うので、しっかりと練習を積み重ねて世界基準の選手になりたいです。このようにピッチ内外でたくさんのことを学ぶことができたのは、いろいろな方が支えてくださったおかげなので、感謝の気持ちを忘れずに、これからも努力を積み重ねていこうと思います。

松本歩音選手(セレッソ大阪堺ガールズ)
今回のキャンプを通じて私は多くのことを感じ、学びました。オンのところでは、全国レベルのキャンプのため普段の地域トレセンなどでは味わえないスピード感やプレーの質の高さを感じることができました。全国大会で対戦した選手など、いつもは相手となる選手と今回は同じグループでチームとして一緒にプレーすることができてとても楽しかったですし、お互いを高め合うことができたと思います。オフのところでは、改めて食事や睡眠の大切さを感じ、サッカー選手として過ごさなければいけないという自覚を持つことができました。今日のゲームはチーム一丸となって臨むことができました。結果として勝利することはできませんでしたが、諦めずに1点でも得点を目指しに行けたのは良かったと思います。今回学んだことをチームに伝え、さらに自分自分の成長へとつなげたいです。

平井杏幸選手(INAC神戸レオンチーナ/JFAアカデミー堺)
私はこのようなプログラムに参加したのは初めてでした。最初は不安もありましたが、新しいことにチャレンジできるという意味で本当に楽しみでした。全国から集まってくる仲間とともにサッカーができることで、自分も得ることがあると思っていました。だから自分にできないことがあっても、全力でやりきろうと決めていました。私がいちばん大切だと思ったことは、普段何気なくやっていたパスやトラップがどれだけ大切かということです。「メッセージを込めてパスを送る」という言葉を意識してプレーをすることができず、コーチに指摘されました。そこでもう一度どうしたら良いのかを自分で考えることができました。サッカーと生活はリンクするという言葉を聞き、私生活も見直しました。今日の試合を振り返ってみると、全体的に奪ったあとのボールを大切にできていなかったと思います。3、4本目からみんなで話し合い、1人1人が意識してパスを出すようになったと思います。この4日間のトレーニングで積み上げてきたことを試合で発揮でき、また、うまく行かなかったときは助けてくれる仲間がいたことで、同じチームの全員が協力しながらプレーできていたと思います。このキャンプで学んだことを、これからのサッカーに活かして自分のチームに戻っても継続してやっていきたいです。目標の世界一を目指すなでしこジャパンの一員になれるように努力することを忘れません。

スケジュール

10月1日(土)PMトレーニング、レクチャー、ミーティング
10月2日(日)AM
PM
トレーニング
トレーニング、レクチャー、ミーティング
10月3日(月)AM
PM
トレーニング
トレーニング、レクチャー
10月4日(火)AMトレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

U-17日本女子代表 FIFAU-17女子ワールドカップヨルダン2016 シリアの少女たちと交流会を行う

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U-17パラグアイ女子代表との試合から一夜明けた5日(水)、U-17日本女子代表のトレーニングは日が落ちるとともに気温が下がり始めた午後16:30からスタートし、リカバリーをする選手とトレーニングをする選手とに分かれて行われました。

この日のトレーニングは、試合を意識したパス&コントロール、ポゼッション、ハーフコートでミニゲームを行い、最後にシュート練習を行いました。トレーニング終了後、ユニセフの主催により、ザータリ難民キャンプで生活しているシリアの少女たちとの交流会が行われ、チームが使用しているグラウンドに来ていただきました。彼女たちは難民キャンプに収容され、自由に外に出ることが出来ない中で、本日の交流会を楽しみにしていたようでした。

「今日は一緒に楽しみましょう!」という長野風花選手の掛け声とともに、交流会がスタート。4チームに分かれミニゲームを行い、最後は小林忍コーチとPK対決を行いました。交流会は終始笑顔があふれていました。

日本チームは8日(土)のアメリカ戦に向け、明日もトレーニングを行います。

選手コメント

MF #13 唐橋万結選手(アルビレックス新潟レディースU-18)
今日はトレーニングの後、シリア難民の女の子とたちと交流会でミニゲームをしました。歳があまり変わらない女の子たちですが、自分たちの暮らしている環境とは全く違います。女の子たちの普段の生活がどのようなものか私たちにはわからないですが、この短い時間で一緒にサッカーをして友達になれました。笑顔でみんなと楽しめて、とても良かったです。試合までの準備期間はあと2日です。アメリカ戦で個人、チームともに最高なサッカーが出来るように身も心も高めて行きたいです。

MF #10 長野風花選手(浦和レッズレディースユース)
短い時間でしたが、本当に楽しくあっという間でした。子どもたちが私たちには考えられない状況で生活していると知って、サッカーが出来ていることは当たり前ではないんだと改めて感じました。この環境に日々感謝し、次のアメリカ戦も勝ちに行きます。

スケジュール

FIFA U-17女子ワールドカップヨルダン2016
9月30日(金) トレーニング
10月1日(土)5-0vs  ガーナ(Prince Mohammed International Stadium)
10月2日(日) トレーニング
10月3日(月) トレーニング
10月4日(火)5-0vs  パラグアイ(King Abdullah II International Stadium)
10月5日(水) トレーニング
10月6日(木) トレーニング
10月7日(金) トレーニング
10月8日(土)19:00vs  アメリカ(Amman International Stadium)
10月9日(日) トレーニング
10月10日(月) トレーニング
10月11日(火) トレーニング
10月12日(水) トレーニング
10月13日(木)16:00/19:00準々決勝(Al Hassan International Stadium)
10月14日(金) トレーニング
10月15日(土) トレーニング
10月16日(日) トレーニング
10月17日(月)16:00/19:00準決勝(King Abdullah II International Stadium)
10月18日(火) トレーニング
10月19日(水) トレーニング
10月20日(木) トレーニング
10月21日(金)17:00/20:003位決定戦/決勝(Amman International Stadium)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

 

第38回皇后杯、10月22日に開幕前回大会をプレーバック

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日本一の女子サッカーチームを決する「第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会」が10月22日(土)に開幕し、全48チームが12月25日(日)の決勝を目指して戦います。ここでは前回大会の模様をプレーバックします。

第37回大会にはなでしこリーグから高校や大学のチームまで48チームが出場、約2カ月にわたる戦いが一発勝負のノックアウト方式で行われました。

3回戦までは、早稲田大学(関東/東京)や大東文化大学(関東/埼玉)といった大学勢、ノジマステラ神奈川相模原(なでしこ2部/神奈川)にアンジュヴィオレ広島(なでしこ2部/広島)など下部リーグチームの奮闘が光りましたが、準々決勝にはいずれもなでしこリーグ1部に所属するチームが駒を進めます。

準々決勝を勝ち抜き、ベスト4に残ったのは、日テレ・ベレーザ(東京)、アルビレックス新潟レディース(新潟)、ベガルタ仙台レディース(宮城)、INAC神戸レオネッサ(兵庫)という実力派のチームでした。第36回大会の覇者・日テレと新潟によるゲームは1-1のまま延長戦でも決着がつかず、PK戦にもつれ込む展開に。ここで新潟のGK福村香奈絵選手が相手のキックを3本止める活躍を披露し、チームを2年ぶり3度目の決勝に導きました。

もう一つのカードでは、仙台とI神戸が対戦。序盤は仙台のアグレッシブなプレーに押され気味だったI神戸ですが、前半の途中から中盤での攻防で主導権を握ると、39分、CKの流れから最後は大野忍選手が押し込んで先制に成功します。これでリズムをつかむと、61分には中島依美選手が追加点を記録。このまま2点のリードを守ったI神戸が新潟同様、2年ぶりのファイナル進出を果たしました。

等々力陸上競技場で行われた新潟とI神戸による決勝戦には、この大会限りで一線を退くことを表明していた澤穂希選手が最後の試合に臨むこともあり、単独開催以来最多となる20,379人の観客が詰めかけました。

注目の一戦は、第33回(11年)、第35回大会(13年)と決勝でI神戸に敗れ「3度目の正直」を期す新潟と、澤選手に優勝をプレゼントしようと意気込むI神戸のタイトルに懸ける思いが序盤からぶつかり合います。

川澄奈穂美選手や中島選手を中心にスピーディーなサッカーを仕掛けるI神戸に対し、新潟は自陣をしっかりと固めてから、上尾野辺めぐみ選手が軸となってサイドで攻撃を組み立てていきます。24分には右サイドからのクロスボールに佐伯彩選手がヘディングで合わせるなど、相手ゴールを脅かします。

前半を0-0で折り返した両チームは、後半も互いに譲らず、拮抗した展開が続いたまま、試合は終盤を迎えます。迎えた78分、ついに試合が動きました。川澄選手のCKにファーサイドで待ち構えた澤選手が合わせ、I神戸に貴重な先制点をもたらしました。ここ一番で抜群の勝負強さを発揮した澤選手に後押しされるように、I神戸はこの後、粘り強い守りで最後まで新潟の選手たちに食らいついていきます。

試合はI神戸が1点のリードを保ったままタイムアップ。2年ぶり5度目の優勝を果たしました。澤選手は自身のラストゲームを優勝という形で終えたことについて、「優勝を達成することができてうれしい。ずっと狙っていたゴールも決めることもできた。有終の美を飾れたことは素直にうれしい」と語りました。

第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会

2016/10/22(土)~2016/12/25(日)

大会情報はこちら

各地域大会情報

FIFA U-17女子ワールドカップヨルダン 2016に山下主審、萩尾副審がアポイント

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現在ヨルダンにて開催されているFIFAU-17女子ワールドカップ2016に、日本から山下良美女子国際主審、萩尾麻衣子女子国際副審がアポイントされています。

両名は、10月3日に行われたベネズエラ対カメルーンの試合を担当し次の試合に向け、現地で日々トレーニングを重ね、競技規則の理解を深め次試合のアポイントを受ける準備をしています。


JFAアカデミー今治 2期生が「瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ」に参加

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JFAアカデミー今治2期生(中1)は10月1日(土)、愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶしまなみ海道で3日間に渡って行われたウォーキングイベント「瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ」に参加しました。

同イベントは今年で16回目を迎えるウォーキングイベントとなり、コースは日本遺産3コースを含む全12コースがあります。2期生(中1)10名は来島海峡大橋コース(Fコース)を歩きました。

中央会場でもある今治城吹揚公園で行われたスタートセレモニーでは参加者の皆様へ向けて挨拶やスタートコールの役を務めさせていただきました。しまなみ海道で最大の規模を誇る来島海峡大橋を渡る10kmのコースを10名全員が完歩しました。

アカデミー生コメント

松本彩良選手(新居浜女子サッカークラブ所属中1:2期生)
私は、今回初めてスリーデーマーチに参加しました。このイベントには全国各地からさまざまな人が参加していて、私も色々な人と交流をすることができました。「頑張ってね」と励ましの声をかけて下さいました。そんな声をかけていただくと、10キロメートルと長く感じた道も頑張って歩くことができました。私はこのスリーデーマーチで人との交流の大切さや楽しさを、改めて学ぶことができました。私はこれからも人との関わりを大切に過ごしていきたいです。

髙取遥香選手(愛媛FCレディースMIKAN所属中1:2期生)
今回、スリーデーマーチを通して、たくさんの人と話をすることができました。私たちアカデミー生が着ている服を見て「どこから来たの」「サッカーがんばってね」と話しかけてくれました。私はその言葉と笑顔をもらってやる気が出てきました。10キロメートルはすごく遠くて、つらかったです。これからもつらいことはたくさんあるけど、たくさんの人が見守ってくれていることを忘れずに頑張りたいです。

兵頭來良選手(FC今治ひうちレディース所属中1:2期生)
出発式でステージに上がると、たくさんの人から注目を浴び、私はとても驚きました。出発式の最後に「エイ、エイ、オー」の掛け声の役をしました。その時は思い切り楽しんで10キロ歩ききるぞ、という気持ちで臨みました。今年は、47都道府県から参加者が集まっているということで、今治の人気の高さが伺えました。また、愛媛県以外から来た方ともお話をすることができたのでよかったです。今回のイベントで、今治のいいところをたくさん見つけることができてとてもよかったです。

U-17日本女子代表 FIFAU-17女子ワールドカップヨルダン2016 グループステージ第3戦の会場で公式練習

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10月6日(木)午前中はモスクへ行き、イスラム教の文化を体感。選手たちは「良い経験になった」とそれぞれが口にし、貴重な体験をすることができました。

午後のトレーニングは天然芝のグラウンドでスタート。パス&コントロール、ロングパス、紅白戦、シュート練習を行いました。選手たちは真剣な表情で、楠瀬監督の指導に耳を傾け、精力的にトレーニングに励みました。トレーニング終了後、次の試合でU-17アメリカ女子代表と試合をするAmman International Stadiumで公式練習を実施。決勝でも使用されるスタジアムで、選手たちは芝の感触、会場の雰囲気を肌で感じ、良い緊張感の中でトレーニングを終えました。

監督・選手コメント

楠瀬直木監督
このチームの立ち上げからアメリカと2回戦いましたが、2回とも負けています。いつも良いライバルであり、目指すチームでもあるので明後日の試合はとても楽しみにしています。グループステージ残り1試合ですが、次のステージを見据え、常に最高の状態で試合に挑みたいと思います。

MF #7 宝田沙織選手(セレッソ大阪堺レディース)
試合に対するプレッシャーはありません。私たちのチームは常に前を見据え、次の試合に向けて良い準備ができています。アメリカチームは非常に強いチームであり尊敬しています。しかし、私たちは勝つために全力で試合に挑みたいと思います。

スケジュール

FIFA U-17女子ワールドカップヨルダン2016
9月30日(金) トレーニング
10月1日(土)5-0vs  ガーナ(Prince Mohammed International Stadium)
10月2日(日) トレーニング
10月3日(月) トレーニング
10月4日(火)5-0vs  パラグアイ(King Abdullah II International Stadium)
10月5日(水) トレーニング
10月6日(木) トレーニング
10月7日(金) トレーニング
10月8日(土)19:00vs  アメリカ(Amman International Stadium)
10月9日(日) トレーニング
10月10日(月) トレーニング
10月11日(火) トレーニング
10月12日(水) トレーニング
10月13日(木)16:00/19:00準々決勝(Al Hassan International Stadium)
10月14日(金) トレーニング
10月15日(土) トレーニング
10月16日(日) トレーニング
10月17日(月)16:00/19:00準決勝(King Abdullah II International Stadium)
10月18日(火) トレーニング
10月19日(水) トレーニング
10月20日(木) トレーニング
10月21日(金)17:00/20:003位決定戦/決勝(Amman International Stadium)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

 

2016年度 女性対象:公認C級コーチ養成講習会 開催要項

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開催要項

1.目的

女性指導者の拡充及びレベルアップを目的として公認C級コーチを養成し、女性指導者の地位向上並びに日本サッカーの普及・育成に広く貢献する。

2.主催

公益財団法人日本サッカー協会

3.日程

2016年11月3日(木・祝)~11月9日(水) 6泊7日

4.会場

J-GREEN堺
〒590-0901 大阪府堺市堺区築港八幡町145番地
DREAM CAMP(宿泊)住所同上、TEL 072-282-0100

5.講師

JFAナショナルコーチングスタッフ・ナショナルトレセンコーチ

6.受講資格

・2016年3月31日で満18歳以上の女性(未成年の方は親権者の同意が必要)
・公認C級コーチの資格を保持しておらず、資格取得を希望する方
(D級コーチのライセンスは保持していなくても可)

7.受講人数

定員28名
※希望者多数の場合、活動実績等を考慮し受講者を決定します。

8.受講料

11,880円(税込)[教材費 ]
※初年度指導者登録については講習会終了後、合格者の方は各自での登録となります。
※宿泊費・食事代は、全期間で50,000円程度(消費税込/予定)となります。講習会受付時にあわせて徴収いたします。
※受講料、宿泊費・食事代は、受講人数によって変わりますので、受講決定の際に確定した金額をお知らせいたします。

9.申込締切

2016年10月27日(木) 必着
申込書はメールにてお送りください。
※受講決定の可否は10月31日(月)に全員にメールでご連絡します。

2016年度 C級コーチ養成講習会申込書

10.お問合せ先・申込書送付先

公益財団法人日本サッカー協会 女子部
〒113-8311 東京都文京区サッカー通り(本郷3-10-15)
TEL 03-3830-1160 FAX 03-3830-1814 e-mail: jfa_jyoshi@jfa.or.jp

U-17日本女子代表 FIFAU-17女子ワールドカップヨルダン2016 アメリカ戦に向け最終調整

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FIFAU-17女子ワールドカップヨルダン2016で現在グループ首位のU-17日本女子代表は7日(金)、翌日に控えたアメリカ戦に向け、良い緊張感の中で16:00からトレーニングをスタート。パス&コントロール、ハーフコートサイズでのクロス練習、ミニゲームを行いました。

メニュー終了後のフリートレーニングでは、選手同士で積極的に意見し合う選手、コーチングスタッフに意見を求める選手など、アメリカ戦のみならず先の試合を見据え、トレーニングを終えました。

チームは現地時間8日(土)19:00(日本時間9日(日)1:00)よりグループリーグ最終戦、アメリカ代表に挑みます。

選手コメント

MF #15 千葉玲海菜選手(藤枝順心高校)
明日はグループリーグ最後の試合、アメリカ戦です。私たちはアメリカに一度も勝ったことがありません。勝つために良い準備をしてきたと思うので、それをしっかり出し切って勝ちたいと思います。個人としては積極的にプレーし、怖がらず、相手をよく見て落ち着いてプレーしていきたいと思います。チームが一丸となり、絶対に勝利をつかみ、次につながる試合をしていきたいです。

FW #9 植木理子選手(日テレ・メニーナ)
アメリカ代表は、私たちの世代が立ち上がって初めて負けた相手で、今までに2度破れています。そのため、このFIFAU-17女子ワールドカップヨルダン2016という舞台で試合が出来るというのはとても嬉しいですし、この世代で戦えるのは最後かもしれないので、必ず勝ってグループリーグを突破したいと思います。緊張などもありますが、誇りを胸に戦います。個人としてもゴールを決め、チームを勝利に導きたいと思います。

スケジュール

FIFA U-17女子ワールドカップヨルダン2016
9月30日(金) トレーニング
10月1日(土)5-0vs  ガーナ(Prince Mohammed International Stadium)
10月2日(日) トレーニング
10月3日(月) トレーニング
10月4日(火)5-0vs  パラグアイ(King Abdullah II International Stadium)
10月5日(水) トレーニング
10月6日(木) トレーニング
10月7日(金) トレーニング
10月8日(土)19:00vs  アメリカ(Amman International Stadium)
10月9日(日) トレーニング
10月10日(月) トレーニング
10月11日(火) トレーニング
10月12日(水) トレーニング
10月13日(木)16:00/19:00準々決勝(Al Hassan International Stadium)
10月14日(金) トレーニング
10月15日(土) トレーニング
10月16日(日) トレーニング
10月17日(月)16:00/19:00準決勝(King Abdullah II International Stadium)
10月18日(火) トレーニング
10月19日(水) トレーニング
10月20日(木) トレーニング
10月21日(金)17:00/20:003位決定戦/決勝(Amman International Stadium)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

 

U-17日本女子代表3-2でアメリカに勝利! FIFAU-17女子ワールドカップヨルダン2016

U-20日本女子代表候補トレーニングキャンプ(10/9~13@静岡)途中離脱選手のお知らせ

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10月9日(日)より静岡でトレーニングキャンプを行うU-20日本女子代表候補において、浦和レッズレディースの5選手が所属チームの事情により、12日(水)午後のトレーニングマッチ後離脱することになりましたので、お知らせします。なお、下記選手の離脱による追加招集選手はございません。

U-20日本女子代表候補 トレーニングキャンプ(10/9~13@静岡)途中離脱選手

平尾 知佳(ヒラオ チカ/ HIRAO Chika)
GK 所属:浦和レッズレディース 理由:所属チームの事情により

松本 真未子(マツモト マミコ/ MATSUMOTO Mamiko)
GK 所属:浦和レッズレディース 理由:所属チームの事情により

乗松 瑠華(ノリマツ ルカ/ NORIMATSU Ruka)
DF 所属:浦和レッズレディース 理由:所属チームの事情により

北川 ひかる(キタガワ ヒカル/ KITAGAWA Hikaru)
DF 所属:浦和レッズレディース 理由:所属チームの事情により

塩越 柚歩(シオコシ ユズホ/ SHIOKOSHI Yuzuho)
DF 所属:浦和レッズレディース 理由:所属チームの事情により

U-17日本女子代表、逆転でアメリカに勝利し準々決勝へ FIFA U-17女子ワールドカップヨルダン 2016

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FIFA U-17女子ワールドカップヨルダン 2016に出場しているU-17日本女子代表は10月8日(土)、アンマンのAmman International StadiumでU-17アメリカ女子代表とのグループステージ第3節に臨みました。

ここまで連勝で波に乗る日本と、前節のU-17ガーナ女子代表戦を落とし、勝点3がほしいアメリカの一戦は、序盤から緊迫した展開となります。

最終ラインからボールをつないで相手陣内に侵入しようと試みる日本に対し、アメリカは強固な守備ブロックを構築。奪ったボールをシンプルに2トップに預け、速攻から得点機をうかがいます。28分にCivana KUHLMANN選手、32分にAshley SANCHEZ選手にシュートを浴び、2度目のピンチをしのいだ直後の33分、日本は今大会で初めて先制点を許しました。相手GKのゴールキックを中盤でクリアし切れず、後逸したボールをSANCHEZ選手に狙われ、ゴールに流し込まれました。

日本はこの後、長野風花選手と菅野奏音選手がパスを散らし、右サイドからは宝田沙織選手が好機を広げようとしますが、相手の堅守に遭い、なかなかフリーでシュートを打つことができず。前半は0-1のまま終了しました。

ハーフタイムに「もっと前に進む意識を高めよう。勝ちにいこう」と攻撃への意識を高めたチームは、後半開始から攻撃をテンポアップ。両サイドの選手たちも高い位置を取る場面が目立ち始めます。53分、こうした粘り強い攻撃が実ります。菅野選手のCKに植木選手が反応、ヘディングシュートは一度相手にクリアされましたが、そのリバウンドを植木選手が再び頭で合わせ、1-1の同点に追い付きました。

重苦しい空気を一掃した日本は、現地の観衆の「ジャパン」コールと、日本人応援団による「ニッポン」の声援に背中を押されるようにして相手ゴールへと迫っていきます。75分、右サイドからボールを受けた宮澤ひなた選手が、前方のスペースに抜け出した菅野選手にワンタッチパス。菅野選手は左足のシュートで冷静に流し込み、チームを逆転に導きます。日本の勢いはさらに加速、77分には宮澤選手が強烈なミドルシュートを突き刺し、リードを2点に広げました。

この後、日本は試合終了間際のPKでの失点で1点差とされますが、最後まで攻撃姿勢を貫いて3-2で勝利。出場全チームを通じて唯一、3連勝での首位突破を果たしました。

試合詳細はこちら

なお、日本は10月13日(木)に開催される準々決勝でU-17イングランド女子代表と対戦することが決まっています。

監督・選手コメント

楠瀬直木監督(U-17日本女子代表)
「やはりアメリカは強かった」という印象です。先制点を取られたシーンをはじめ、パワーで押されると、日本はなかなか前に仕掛けていくことができません。結果的に勝ちましたが、完成されたチームになるには、やるべきことがあると感じました。多くの課題が残った試合だったので、それを一つ一つ克服して次の試合に臨みたいと思います。われわれは優勝するためにここに来ているので、その可能性を高めるためにも、準々決勝に向けて入念な準備をしたいと思います。

FW #14 小嶋星良選手(浦和レッズレディースユース)
アメリカとは以前、2度戦ってともに負けています。今日の試合ではチームの勝とうという気持ちを出せたと思います。ビハインドで迎えたハーフタイムに、監督から「このままじゃだめだ。負けて後悔することになるぞ」と言われ、気持ちを切り替えたことが大きかったと感じます。個人としては、今回の一戦でうまくいったところを伸ばしつつ、課題を克服して次の試合に備えたいです。出場するタイミングや時間に関係なく、少しでもチームに貢献したいと思っています。

MF #8 宮澤ひなた選手(星槎国際高湘南)
結果的に勝ったけれど、全体的に課題が残る試合でした。特に前半は、自分も含めて攻撃に関わる動きが少なかったので、チーム内で修正すべきだったと思います。得点の場面は自分の得意な形でしたが、北村菜々美選手がフリーランで相手の意識を引き付けてくれたことも助かりました。1点差(のリード)だったので、思い切って打ちました。準々決勝以降は、もっと自分が中心となって攻撃のリズムをつくっていきたいです。個人で仕掛け、クロスを送るなど、攻撃に関わる回数を増やしていきたいと思います。

B.J.SNOW 監督(U-17アメリカ女子代表)
最初に、日本のチーム、素晴らしいチームに育て上げた指導者、協会を称えたいと思います。日本と戦うときは、ほとんど毎試合と言っていいくらい、エネルギーを消耗させられます。90分、走力を維持するという極めて難しいタスクを全うした上で運も必要です。選手たちは最後まで戦い続け、あと一歩のところまで日本を追い詰めましたが、わずかに足りませんでした。われわれは今大会を迎えるまで2年半、無敗をキープしていました。それでも短期決戦では途中でつまずくと、あっけなく大会が終わってしまいます。選手たちもわれわれもレッスンを学びました。

スケジュール

FIFA U-17女子ワールドカップヨルダン2016
9月30日(金) トレーニング
10月1日(土)5-0vs  ガーナ(Prince Mohammed International Stadium)
10月2日(日) トレーニング
10月3日(月) トレーニング
10月4日(火)5-0vs  パラグアイ(King Abdullah II International Stadium)
10月5日(水) トレーニング
10月6日(木) トレーニング
10月7日(金) トレーニング
10月8日(土)3-2vs  アメリカ(Amman International Stadium)
10月9日(日) トレーニング
10月10日(月) トレーニング
10月11日(火) トレーニング
10月12日(水) トレーニング
10月13日(木)19:00準々決勝 vs イングランド(Al Hassan International Stadium)
10月14日(金) トレーニング
10月15日(土) トレーニング
10月16日(日) トレーニング
10月17日(月)16:00/19:00準決勝(King Abdullah II International Stadium)
10月18日(火) トレーニング
10月19日(水) トレーニング
10月20日(木) トレーニング
10月21日(金)17:00/20:003位決定戦/決勝(Amman International Stadium)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

 


U-17日本女子代表 FIFAU-17女子ワールドカップヨルダン2016 人工芝でトレーニングを実施

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選手たちは活動中も毎日1時間の勉強を行っています。本日も午前中1時間、各々の課題や勉強を行いました。

午後は、初めて使用する練習会場に出向き、人工芝でトレーニングを行いました。

5対5のポゼッション、ハーフコートで8対6トレーニング、ハーフコートゲーム、シュート練習を行い、長野風花選手の「次の試合も勝利できるよう、意識していきましょう」とういう言葉でこの日のトレーニングを終えました。

チームは明日も準々決勝に向けてトレーニングを行います。

選手コメント

GK #18 水口茉優選手(大和シルフィードU-18)
ヨルダンに来て17日が経ち、環境にも慣れてきました。グループステージを首位通過することができ良かったですが、内容としては改善していく部分が多くあるので、残りの2日でイングランド戦に向け、最高の準備をして挑みたいと思います。オフザピッチでも選手・スタッフに一体感があり良い雰囲気です。このまま決勝に向け、突っ走っていきたいです。

MF #7 宝田沙織選手(セレッソ大阪堺レディース)
ヨルダンでの食事や環境に慣れ、楽しくサッカーをさせてもらっています。今日のトレーニングでは、ラインコントロールやパスの練習、シュート練習などを行いました。イングランド戦まであと2日調整期間があるので、試合の日に万全な状況をに持っていけるように、コミュニケーションを取り、しっかりと練習をしていきます。

スケジュール

FIFA U-17女子ワールドカップヨルダン2016
9月30日(金) トレーニング
10月1日(土)5-0vs  ガーナ(Prince Mohammed International Stadium)
10月2日(日) トレーニング
10月3日(月) トレーニング
10月4日(火)5-0vs  パラグアイ(King Abdullah II International Stadium)
10月5日(水) トレーニング
10月6日(木) トレーニング
10月7日(金) トレーニング
10月8日(土)3-2vs  アメリカ(Amman International Stadium)
10月9日(日) トレーニング
10月10日(月) トレーニング
10月11日(火) トレーニング
10月12日(水) トレーニング
10月13日(木)19:00準々決勝 vs イングランド(Al Hassan International Stadium)
10月14日(金) トレーニング
10月15日(土) トレーニング
10月16日(日) トレーニング
10月17日(月)16:00/19:00準決勝(King Abdullah II International Stadium)
10月18日(火) トレーニング
10月19日(水) トレーニング
10月20日(木) トレーニング
10月21日(金)17:00/20:003位決定戦/決勝(Amman International Stadium)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

 

U-20日本女子代表候補 静岡県内で活動開始

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U-20日本女子代表候補は、9日(日)に静岡県内に集合し、翌10日(月)午前9時よりトレーニングを開始しました。

このトレーニングキャンプは、11月にパプアニューギニアで行われるFIFAU-20女子ワールドカップ前最後の強化合宿となります。午前のトレーニングはアイスブレイクで心身をほぐした後、7対7のポゼッションのトレーニングを行いました。

午後はリフティングやヘディングといった基本的な技術を再確認。この日のトレーニングは、シュート練習やサイドからの攻撃をテーマに取り組みました。高倉監督は「1つ1つを大切にプレーしよう」と選手の声をかけながら、2人目、3人目の動きを意識させます。最後は、ハーフコートで6対6のゲーム形式を行い、この日のトレーニングを終えました。

選手コメント

浅野菜摘選手(ちふれASエルフェン埼玉)
今日の午後は、シュート中心のトレーニングでした。色々な種類のシュートが連続して飛んできましたが、その中で相手へのアプローチや自分のポジショニングの微調整など、細かいところを意識して取り組みました。最後のゲームでは、みんなの攻撃への意識が高い中、GKである自分がいかにDFを動かしてシュートを打たせないかということがとても重要でした。明日からも味方と連携して守備を強く固くしていきたいと思います。今回がW杯前最後の候補合宿なので、しっかりとアピールしていきたいです。

宮川麻都選手(日テレ・ベレーザ)
今日のシュート練習では、シンプルなシュートと流れの中でのシュートを行い、どちらも共通して意識したことは、確実に決めきることでした。ひとつひとつ丁寧にプレーし、より試合を意識して行いました。流れの中でのシュートの時は、その前のパスも右足に出すのか左足に出すのか意識し、また味方と声をかけ、コンビネーションを合わせました。今回のトレーニングキャンプは、ワールドカップ前最後の合宿なので、自分の持ち味を活かしたいと思います。これからチームワークがとても大事になっていくと思うので、たくさんコミュニケーションを取りたいです。

スケジュール

10月10日(月・祝)AM/PMトレーニング
10月11日(火)AM/PMトレーニング
10月12日(水)AM
15:00
トレーニング
トレーニングマッチ vs 藤枝明誠高校(男子1年)
10月13日(木)AMトレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

JFA・キリンレディース/ガールズサッカーフェスティバル in沖縄追加募集!参加者全員に参加賞・キリン賞をプレゼント!~スペシャルゲストからのメッセージ~

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11月13日(日)に金武町フットボールセンターで開催するJFA・キリンレディース/ガールズサッカーフェスティバル in 沖縄は、参加者の追加募集を行います。定員数に達し次第締め切りとなりますので、お早めにお申し込みください。

お申込みはこちらから

JFA・キリンレディース/ガールズサッカーフェスティバルとは

すべての女性、女の子のためのサッカーフェスティバルです。ミニゲーム(少人数の試合)やシュート・パス・ドリブルなどのトレーニングのステーションを交互に体験。子どもから大人まで、初心者でも経験者でも、サッカーが楽しめる、うまくなる、そして初めて会った人たちと仲良くなれるプログラムです。

参加料は無料です。当日は、元なでしこジャパンの選手や、JFAナショナルトレセンコーチを中心としたスタッフが、各ステーションを盛り上げます。

参加賞としてオリジナルヘアバンドを、キリン賞としてキリン飲料を参加者全員にプレゼントします。また、特に目立った活躍をしていた方に、レディース賞としてオリジナル音波式電動歯ブラシを、ガールズ賞としてオリジナルワンプッシュ真空ステンレスボトルを、フェスティバル賞として、オリジナルランチトートバッグをプレゼントいたします。

沖縄会場のスペシャルゲストを代表して、元なでしこジャパン大谷未央さんからメッセージをいただきましたので、ご紹介します。

JFA-TV

 

特別協賛

第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 組合せ決定

第38回皇后杯 関西地域の代表が決定

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第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会関西地域大会が9月11日(日)から10月9日(日)にかけて行われ、日ノ本学園高校、大商学園高校、バニーズ京都SCが本大会出場を決めました。

日ノ本学園高校監督コメント

田邊友恵監督
決勝戦は延長PKという苦しい戦いでしたが、このような苦しい展開を乗り越えたことが必ず次に繋がると思っています。本大会ではカテゴリーが上のチームと対戦できるので、プレッシャーを感じることなく、真剣に楽しもうと思います。たくさんの方々に応援してもらえるようなサッカーができるように頑張ります!

第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会

2016/10/22(土)~2016/12/25(日)

大会情報はこちら

各地域大会情報

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