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なでしこジャパン 熊本でのトレーニングを開始

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4月9日(日)に熊本県民総合運動公園陸上競技場で行われるキリンチャレンジカップ2017 ~熊本地震復興支援マッチ がんばるばい熊本~でコスタリカ女子代表と対戦するなでしこジャパンは3日(月)、熊本でのトレーニングを開始しました。

トレーニングに先立ち、熊本県・大津町・キリングループによる歓迎セレモニーが行われ、高倉麻子監督は、トレーニングや試合のために尽力いただいている方々に感謝を述べるとともに、「震災からまもなく1年。大変な被害に遭われた方も多いと思いますし、町で瓦が落ちている様子も目の当たりにしました。(なでしこジャパンも)ここからがスタート。這い上がっていきたいと思っているので、(熊本のみなさんに)試合を見ていただいて、とにかく選手全員で90分間、諦めないでプレーをし続けたいと思う」と熊本の地でなでしこらしく戦う意気込みを口にしました。

前日になでしこリーグのリーグ戦が行われていたことから、この日のトレーニングはリカバリーメニューで軽めの調整となりました。短い時間ではありましたが、FW上野真実選手、大矢歩選手(ともに愛媛FCレディース)、MF隅田凜選手(日テレ・ベレーザ)のなでしこジャパン初招集の3選手を含め、これから始まる活動に向けてそれぞれが明るい表情でこの日のトレーニングを終えました。

選手コメント

GK #1 山根恵里奈選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
地震の被害はメディアを通じてたくさん見ていて、心が痛む状況でした。私たちの試合のためにスタジアムの改修もしていただいたと聞いています。熊本のみなさんに元気になっていただくのと同時に、私たちも国内での新しいなでしこのスタートとして、ここでプレーをさせていただくことは光栄だと感じています。ここに立っていられるのもこれまで日本女子代表というチームを引っ張ってくださった選手の方々の後に続いているということをきちんと理解し、責任と誇りを持って、新しくスタートしなければならないと強く思っています。

MF #7 中島依美選手(INAC神戸レオネッサ)
熊本で試合ができることを嬉しく思いますし、勝って終われるように、自分たちのしっかりしたプレーを見せたいです。日本を背負っていくという自覚を持ちつつ、またみんなで「日本は強いぞ」というところを見せていきたいと思います。

FW #19 上野真実選手(愛媛FCレディース)
(地元・熊本に帰ってきて)すごく懐かしく、熊本でプレーできることを嬉しく思います。(初招集ということで)緊張していますが自分のプレーをしっかり出して、今後もチームに必要とされる存在になりたいです。まず試合に出るために練習から頑張っていきたいと思いますし、チャンスをもらえれば、得点を決めて、活躍したいなと思います。

JFA TV

空港到着

初日トレーニング

  • 高倉監督インタビュー

  • 山根恵里奈選手インタビュー

  • 中島依美選手インタビュー

  • 上野真実選手インタビュー


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