U-19日本女子代表候補伊賀FCくノ一とのトレーニングマッチに勝利

トレーニングマッチ vs 伊賀FCくノ一

2017年2月21日(火) キックオフ時間 15:00 試合時間 30分×3本
J-GREEN堺

U-19日本女子代表候補　1-0（1本目0-0、2本目0-0、3本目1-0）伊賀FCくノ一

得点
64分　小澤寛（U-19日本女子代表候補）

1本目
GK：鈴木あぐり
DF：牛島理子、長嶋玲奈、南萌華、北村菜々美
MF：福田ゆい、林穂之香、佐藤瑞夏、遠藤純
FW：目原莉奈、児野楓香

2本目
GK：スタンボー華
DF：牛島理子、小野奈菜、南萌華、高平美憂
MF：福田ゆい、平塚万貴、目原莉奈、佐藤瑞夏
FW：児野楓香、宝田沙織

3本目
GK：西村清花
DF：小野奈菜、高橋はな、高平美憂、北村菜々美
MF：松本茉奈加、平塚万貴、林穂之香、村上真帆
FW：小澤寛、宝田沙織

交代
45分　宝田沙織→ 遠藤純
45分　佐藤瑞夏→ 松本茉奈加
45分　南萌華→ 高橋はな
45分　福田ゆい→ 長嶋玲奈
45分　児野楓香→ 小澤寛
45分　目原莉奈→ 村上真帆

マッチレポート

U-19日本女子代表候補は21日(火)、トレーニングキャンプ2日目を迎え、なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一とトレーニングマッチ（30分×3本）を行いました。

池田太監督は試合前、「一試合一試合を大切に。ミスを恐れずにどんどん挑戦しよう」と選手を送り出しました。冷たい風が吹き込む中、15時にキックオフ。9分、MF福田ゆい選手からのパスを受けたFW児野楓香選手がペナルティ外で相手に倒され、FKを得ます。これを福田選手が蹴るもGKにセーブされます。

2本目に入り、先制点を取りたい日本は45分に大幅にメンバーを入れ替えます。58分、DF牛島理子選手のロングパスにFW小澤寛選手が反応し、右サイドをドリブルで駆け上がるも、相手DFに阻まれます。

3本目に入ると試合はようやく動き出します。64分、左サイドでパスを受けたDF北村菜々美選手がゴール前にクロスを送ると、小澤選手が体制を崩しながらもゴールへ流し込み、日本は先制点を挙げます。日本はサイドを中心とした攻撃で追加点を狙いますが、試合はこのまま1-0で終了しました。

監督・選手コメント

池田太監督
今回のキャンプでは日本の良さであるテクニックやコレクティブなプレーを伸ばしていこうと取り組み、攻撃ではボールへ関わる人数を増やすことや連動性を、守備ではコンパクトさ、切り替えのスピードなどをテーマとし試合に臨みました。守備面では、ラインコントロールや切り替えのスピードなどはお互いコミュニケーションを取りながら積極的にプレーしていたと感じています。攻撃面では、技術的なミスや相手を見てプレーの判断を変えることが出来ないなど、課題もありました。まだまだ修正点は多いものの、選手たちのプレーへ取り組む姿勢や勝負へのこだわりなどポジティブな面もあり、発見の多い試合となりました。

南萌華選手（浦和レッズレディース）
U-19日本女子代表として初めての試合でした。チームとして出来ないことが多い中、DFラインではラインコントロールをこまめにして、守備をコンパクトに保ったり、攻守の切り替えを後ろからサポートできたと思います。このチームでの最終的な目標は「世界一」になることですが、まずはアジア予選を勝たなければいけないので、今回の試合の課題も含め、全てにおいてこのチームのレベルを上げていきたいです。

小澤寛選手（ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18）
1、2本目では、このキャンプで意識してきた関わり、動き出しといったことは試合の中でできていましたが、それらが得点に繋がることが出来ない中で、3本目に得点できたことは良かったです。午前中にサイドからの攻撃をトレーニングしましたが、練習でイメージしていた通りに得点を挙げることができました。他にも得点のチャンスがあったので、もっと攻撃の質にこだわっていきたいです。

林穂之香選手（セレッソ大阪堺レディース）
昨日、今日のトレーニングでは、初めて一緒に練習するメンバーが多く、コミュニケーションをうまく図ることができませんでしたが、今日の試合ではみんなの長所が生かされ、何回か良い攻撃の形ができました。ボールを取られた後の攻守の切り替えをもっと速くして、早くボールを奪い返すか、相手の攻撃を遅らせていきたいです。ビルドアップの質を高め、自陣ではボールを失わないよう、良い攻撃につなげていきたいと思います。

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。