2月8日(水)から2月15日(水)にかけて、JFAアカデミー堺4期生12名がアメリカ・カリフォルニア州にて海外遠征を実施しました。キャンプ拠点のサンラモン市を中心に、トレーニングや国際親善試合を行い、女子サッカーの先進国・アメリカのサッカーを体験。多くの成果と課題を得ることができました。また、ホームステイや名門スタンフォード大学の施設見学、サンフランシスコ市内観光など、さまざまな異文化交流を通じて、日本との相違点を目で肌で感じ、多くのことを学びました。
今回の遠征に向け、4期生は事前学習としてアメリカの基本情報から文化・教育・歴史について理解を深めてきました。現地の生活を経験しながらネイティブの英語に触れ、これまでに学んできた英会話とコミュニケーションスキルを実践する貴重な機会となりました。
アカデミー生コメント
堀真綾選手(NGUラブリッジ名古屋 中2:4期生)
私は、今回のアメリカ遠征を終えて、コミュニケーションをとることと、海外のチームと試合をして得た課題を大切にしたいと思いました。自分から話しかけることで人との交流が増え、何事にも積極的にチャレンジしようという自信がついた気がします。試合では、日本のサッカーとのプレースタイルの違いに気づくことができ、フィジカルやスピードのある選手への対応を自分たちなりに考えて話し合うことができたのがよかったです。たくさんの人が私たちのことをサポートしてくれてこのような体験ができたことに感謝し、今回の遠征で学んだことを無駄にしないようにこれからも練習や生活を見直して頑張っていきたいです。
山本結菜選手(兵庫フットボールクラブ 中2:4期生)
今回のキャンプでは、学んだことや感じたことがたくさんありました。その1つは、コミュニケーションをとることです。特に英語が苦手な教科だった私ははじめ、英語を話すことから逃げていて、なかなか相手に自分の気持ちを伝えることができませんでした。しかし、アメリカの人々はいつでもどこでも積極的でした。日本人は消極的になってしまい自分から物事をしようとしないために、チャンスを失ってしまうと思います。だから私は、チャンスが来たときはそれを逃さないように、もっと自分から積極的になりたいです。そして、このように学べたことは、私だけの力ではできませんでした。多くの人が協力してくれてこのキャンプができたことに感謝して、今後のアカデミー生活に生かしていきたいです。
大住六花選手(プルミエール徳島 中2:4期生)
サッカーでは、アメリカの選手と試合できたことが、1番印象的でした。アメリカの選手は試合中、ミスをしても前向きにトライしていて、そのポジティブな姿勢が、アメリカの強みなのだと感じました。私は、動きながらプレーすることを意識して取り組みました。成功や失敗をした場面から、新しい課題を見つけることができました。ホームステイでは、アメリカの文化を知ることができ、特に英語で会話できたことがとても嬉しく、楽しかったです。もっとたくさんの言葉を英語で言えるようになりたいと思いました。今回のUSACAMPでチャレンジをしたことで学べたことがたくさんありました。これからの生活でもチャレンジを続けていきたいです。