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2016ナショナルトレセン女子U-14 東日本/西日本 3日目の活動を終える

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12月9日(金)からスタートした「ナショナルトレセン女子U-14 東日本/西日本」は3日目を迎え、午前と午後とトレーニングを行いました。

昨日に引き続き、指導者講習会の参加者が視察する中、西日本では午前は「攻撃」、午後は「ゴール前の攻防」、GKは午前が「ブレイクアウェイ」、午後は「クロス」をテーマとしてトレーニングを行いました。

夜の全体ミーティングでは、西日本チーフの加藤賢二コーチより、「声をもっと出そう」と指摘があり、「プレーの中で自分の要求や思っていることを周りに伝える」ことの大切さを選手に話しました。

明日はいよいよ最終日。グループ総当たりのゲームを行います。

コーチ・指導スタッフ・選手コメント

加藤賢二 JFAナショナルトレセンコーチ(西日本チーフ)
ナショナルトレセン女子U-14も3日目を終えて、限られたトレーニング時間の中で効果的な指導をするために、指導スタッフの綿密な打ち合わせと準備のおかげで、順調に5つのテーマ全てをトレーニングすることができました。選手たちもトレーニングの意図を理解し、失敗を恐れずチャレンジし続けてくれました。特に2回に分けて行われた「守備」のトレーニングでは、多くの選手が、ポジショニング、アプローチの距離とスピードを意識して取り組んでくれました。ミスも起こりましたが、積極的にボールを奪うことにチャレンジした結果であれば、コーチが選手のチャレンジを評価し、次へのトライをうながす場面も多く見られました。「クロスの対応」のトレーニングでは、ボールとマークの同一視やBe Firstが大切であるということが、頭では理解していても、ボールをしっかりと蹴ることが出来ていない選手が多く見られました。フィジカル的に未発達な年代で致し方ない部分もありますが、意図した質のボールを左右の足で蹴ることはこれからの課題であると感じました。
最終日は11対11のゲームです。これまでのトレーニングで積み上げたものをゲームの中のプレーで見せることができるように最後までチャレンジし続けて欲しいです。

門田玲香地域トレセン指導スタッフ (西日本/広島県)
3日目となった今日のトレーニングでは、選手たちにも疲労が出始めてきましたが、「ゴールを奪う」というテーマに対して前向きにチャレンジしている様子が見られました。どうすればシュートが決まるのか、GKは絶対に決めさせないようにするために何が出来るのかを考えながらプレーしていました。午後のトレーニングでは、クロスの攻防という難しいテーマでしたが、難しいテーマだからこそ普段のトレーニング以上に考え、できないことにチャレンジし、できないなりに自分がやれることを探し全力でプレーしていました。
私自身もそんな選手の姿に刺激を受けました。明日はこのキャンプの集大成となるゲームになるよう、選手たちを全力でサポートしたいと思います。

只信佑奈選手(西日本/愛媛県)
今日はトレーニング3日目でした。上手くいったこと、上手くいかなかったことが沢山ありました。そして、この3日間で出来るようになったことも沢山ありました。最初は上手くキャッチできなかったボールや、反応できなかったシュートなども練習していくうちに、キャッチできるボールも増えてきたり、少しでもボールに触れたり、はじき出せたりするようになりました。今回ナショナルトレセンに参加しているキーパーの中では、私が一番身長が低いので、しっかり足を運んでからジャンプして、身長が低くても通用するような工夫しをました。
一番頑張ったことは、シュートを打たせないように、伝わりやすい言葉で大きな声を出すことです。しかし課題もたくさん見つかったので、明日のゲームや今後の練習で課題を克服出来るようにしていきたいです。

野美彩花選手(西日本/山口県)
今日のGKのトレーニングは午前はブレイクアウェイ、午後はクロスの練習をしました。ブレイクアウェイでは迫力とパワーを持って力強くボールにチャレンジすることを意識しました。相手と1対1になったとき、重心を低くして相手からボールが離れた瞬間を狙って奪いに行くことができました。しかし、ボールの中心を見て1回でキャッチすることが出来ないこともありました。その時、すぐに修正することが出来ませんでした。ミスした後なぜそうなってしまったのか、原因を考え次のプレーに繋げていきたいです。クロスでは落下地点を見極め、より早くより高い位置でキャッチする練習をしました。その後実際にフィールドプレーヤーを加えた練習をしました。クロスボールが入ったとき、少しでも自分の判断が遅れるとディフェンスとの連携が崩れてしまうことがありました。「クリア」か「キーパー」の判断を早くし、ディフェンスと連携してゴールを守りたいです。この3日間で学んだことを明日のゲームで全て発揮したいと思います。

 


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