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JFAアカデミー堺 U-17日本女子代表宝田沙織選手(1期生)が来訪

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FIFA U-17女子ワールドカップヨルダン2016にて準優勝に輝いたU-17日本女子代表。チームの一員として5試合に先発出場し、3得点を挙げる活躍をしたJFAアカデミー堺1期生宝田沙織選手(セレッソ大阪堺レディース)が10/28(金)、ワールドカップ出場報告のため、JFAアカデミー堺を訪れました。

銀メダルとフェアプレー賞の二つのメダルを手に、久しぶりにJFAアカデミー堺に戻ってきた宝田選手は、在校生から拍手と歓声で迎えられると「外国の選手と試合する経験はアカデミーの時から多かったけれど、ワールドカップという大会で国を代表して対戦するのはとても緊張しました。でも、その中で、自分の通用するプレーもあり自信になりました」と大会を振り返りました。また「U-17を経験して、次のU-20カテゴリーにもぜひ挑戦したいという気持ちが強くなりました」と次への目標を語り、在校生から大きな拍手を受けました。真剣な表情で、言葉を聞いていたアカデミー生は同じ環境から先に世界へはばたいた先輩に「なでしこはまだ夢と思っていたけれど、夢は実現するんだと思った」と目を輝かせていました。

選手コメント

宝田沙織選手(セレッソ大阪堺レディース)
日本代表はパスをしっかりつなげてゴールへ向かうチームなので、そこをしっかりサポートできるように意識しました。大会を通じて日本らしいサッカーが出来たと思います。外国の選手はスピードはとても速かったけれど、一歩でくる傾向があったのでタイミングをずらしたり、体の向きを考えたり工夫して試合中に修正し、対応できたのが自分の成果です。北朝鮮との決勝では、自分も強い気持ちを持っていったけれど、相手の方が勝利への執念が少し強かったのかと思います。結果にはそこの差もとても感じました。アカデミー生には、寮生活は今はいろいろ大変だと思うけれど、次のステージでも色々乗り越えるための基礎がここにあると思うので、頑張って乗り越えて欲しいです。

アカデミー生コメント

渡邊凜選手(オールサウス石山SC 中3:3期生)
私たち3期生は宝田沙織選手と1年間だけ一緒に生活をしたり、サッカーをしました。U-17女子日本代表に選ばれた宝田選手は、自分にとって身近な先輩でもあり、強く憧れる先輩でもあります。お話を聞いて、世界ではとてもレベルの高い戦いをしていると感じました。相手のスピードの速いことや、フィジカルが強いことなど、たくさんのことを話してくれました。そして、準優勝したメダルと、フェアプレー賞のメダルを見せていただきました。とても貴重な時間でした。私も宝田選手のように、世界でも活躍して、多くの人から応援してもらえるような選手になりたいです。

江崎世来選手(緑フットボールクラブ中2:4期生)
私が宝田沙織選手のお話を聞いて思ったことは、世界の舞台で戦ってきた選手は、試合について自分の成果・課題とチームの成果・課題を分析して次に向けての準備をしっかりとしている、ということです。私は、宝田沙織選手とは一緒に生活をしたりサッカーをしたことはないけれど、同じようにJFAアカデミー堺の寮で生活をしてサッカーをしていた先輩のお話を聞くことができて、とても刺激を受けました。中でも、JFAアカデミー堺での生活は海外遠征に行った時にも役に立っている、とお話しされていたのが印象的で、ここでの時間を無駄にしてはいけないと思いました。そして、自分も世界の舞台で戦いたいと改めて思いました。そのために、日々の練習から常に世界を目指してプレーし、一日一日を大切にしていきたいです。


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