品川区スポーツ協会主催の「JFAなでしこひろば in 品川区少女サッカー講座」が10月8日(土)、東京都品川区で開催されました。会場となった天王洲公園サッカー場には、雨にもかかわらず小学校1年生から6年生まで、55名の女の子が集まりました。当日は、地元のフットサルクラブ「東海道品川宿FC」の松村コーチがメインとなり、品川区少年サッカー連盟のスタッフがサポートする体制で、子どもたちとともにサッカーを楽しみました。
トレーニングは低学年と高学年に分かれて行われました。低学年のグループでは、「ボールフィーリング」「ドリブル」「ゲーム」を行い、少しずつ難しくなっていくメニューに対して子どもたちは夢中でボールを追いかけていました。高学年のグループには、普段は少年サッカーチームで男の子の中でプレーする女子選手も多数参加していました。「鬼ごっこ(動きづくり)」「ボールフィーリング」「対戦形式のトレーニング」「ゲーム」を通して、スペースを見つけてドリブルをしたりパスを受けるなど、テーマを設けてより実践的なトレーニングにチャレンジしました。
参加者たちは、ボールに触れて体を動かすことの楽しさや、なでしこひろばで出会った新しい仲間との出会いを経験し、笑顔の絶えない一日を過ごしました。
主催者コメント
竹中茂雄品川区少年サッカー連盟理事
女子児童の体力向上のサポートを目標に、品川区スポーツ協会を中心として区内の各団体が協力し、「オール品川」の運営体制で「なでしこひろば」を開催しています。参加者募集にあたっては品川区内の小学校(37校)、約7,000名の女子児童にチラシを配布しました。現在は180名が登録し、キャンセル待ちが出るほどの人気プログラムとなっています。また2年目を迎える今年度の新たなチャレンジとして、様々な体験学習に力を入れています。Jリーグ「FC東京」応援バスツアー、ブラインドサッカー体験教室、プロダンサーによるダンス教室、少林寺拳法の先生による護身術教室、打ち水大作戦(環境学習)への参加などです。これからも地元品川の「しながわっこ」を応援していきます。
参加者コメント
菱沼みずきさん
普段所属しているチームでは男の子たちの中でプレーしているので、女の子だけでサッカーをすることがとても新鮮でした。最初のあいさつから試合まで、コーチの声かけがとても面白く、夢中になってメニューに取り組むことができました。新しいお友達もできて、試合がとても楽しかったので、サッカーが大好きになりました。
JFAなでしこひろば
女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。