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なでしこジャパン グループステージ第2戦の英国戦を翌日に控え最終調整 #jfa #nadeshiko #daihyo

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なでしこジャパンは23日(金)、グループステージ第2戦となる英国戦を翌日に控えて最終調整のトレーニングを行いました。

試合と試合の中日が2日しかないオリンピックにおいては、前の試合が終わった瞬間から次戦に向けた準備が始まります。入念なストレッチやアイスバスの活用、十分な栄養と睡眠の確保など、1分1秒も時間を無駄にすることなく疲労の回復に努めながら、浮き彫りとなった課題に着手しなければなりません。カナダ戦の振り返りと英国の分析を順に行いながら、心身を整える時間となります。

冒頭15分以降を非公開としたこの日のトレーニングでは、汗をかくことで身体のリズムを調えつつ、セットプレーなど戦術的な部分の確認に1時間強の時間を費やしました。

また、この日はTeam Football Japanの仲間で東京パラリンピックの5人制サッカーに出場するブラインドサッカー日本代表から応援投稿があり、カナダ戦に引き続きパワーをいただきました。

グループステージ第2戦の英国戦は24日(土)19:30に札幌ドームでキックオフ予定です。

選手コメント

DF #2 清水梨紗選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
中2日で迎える試合ということで、疲れもありますが、同じく中2日だった4月と6月の国際親善試合でもフル出場できていたこともあり、2試合連続というのは想定できています。次の英国戦はさらに強度の高い試合になると思いますが、本当に大事な一戦になるので、高いモチベーションを持っています。英国戦では、攻撃に出ていくのかどうかは状況に応じて判断しないといけませんが、自分が上がることで相手のサイドハーフを引きつけてポジションを下げさせることにもなると思うので、大きな舞台ではありますが、相手との駆け引きを楽しみながらプレーしたいです。強豪国で簡単な相手ではありませんが、金メダルを目指す上では必ず倒さなければいけない相手なので、自分たちが持っている力の100%、あるいはそれ以上を出して、気持ちの部分で負けないことも大切にして、この舞台を楽しみたいと思います。

MF #7 中島依美選手(INAC神戸レオネッサ)
カナダ戦の早い時間帯の失点は、自分のマークの相手だったので、修正どころとして改めて確認しました。最後に追いつけたことは良かったですが、守備面では自分のポジションや最終ラインからもっと発信できたら良かったです。英国は技術がしっかりしていて、パススピードや飛ばすボールは日本では感じられないものがありますし、前線の選手はパワーがあって決めるべきところをしっかり決めてくる印象です。初戦で勝点1を取れたことは良かったですが、次の英国戦が大事であることは変わりません。チームとしてやるべきことができれば結果につながると思うので、カナダ戦以上に運動量を上げて、球際に厳しく行って、そして個人的には攻撃参加も増やしたいです。

MF #14 長谷川唯選手(ACミラン/イタリア)
自分たちはボールを持って主導権を握って試合を進めたいですが、相手が強くなるにつれてボールを持てないシーンもたくさんあると思います。初戦でそれを体験できたことは大きかったですし、これからに繋がると思います。失点は反省点ですが、その後の時間帯で前がかりになりながらも失点をゼロに抑えられたことは成果だと思います。英国戦に向けては、しっかりとした守備を大前提に、そこから攻撃に転じるところを修正点として取り組んでいて、攻撃にかける人数を増やすことによってサイドが幅を取りながら中央との連係を増やしてゴールに迫っていけると考えています。U-24日本代表の試合を見て、難しい大会初戦で得点を取れずに引き分けがちな展開だった中で、攻撃陣のゴールを狙う意識の高さを感じたのと同時に、自分たちの初戦はそこが足りなかったとも感じました。得点に対するこだわりや気持ちをプレーで表すことの大事さを改めて感じることができました。

第32回オリンピック競技大会(2020/東京)

サッカー競技日程:2021年7月21日(水)~2021年8月7日(土)

大会情報はこちら


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