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なでしこジャパン 猛暑の札幌でトレーニング #jfa #nadeshiko #daihyo

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なでしこジャパンは18日(日)、陽の高い14:30から冒頭のみ公開する形でトレーニングを行いました。

この日は高倉麻子監督が軽い体調不良を訴え、大事を取ってホテルで静養。代わって大部コーチが主導する形でトレーニングを行いました。(※この日実施した検査は陰性の判定が出ています)

一気に気温が上がった札幌で、選手はトレーニングウェアの袖をまくり、汗を拭いながら、こまめな水分補給を忘れずに、これから始まる真夏の連戦に向けてコンディションを上げていきます。攻撃面では、選手が強調する「組織力」の強化のために連係を高めることを念頭に置いたメニューが組まれ、守備面でも全員がコンセプトを共有するために、実際の試合に近い形でゴール前の攻防を再現したトレーニングを実施しました。

非公開後は短い時間ながら集中して紅白戦を行い、生じたエラーについて積極的に話し合う選手の姿が多く見られました。

東京オリンピック初戦のカナダ戦は、21日の19:30キックオフ予定です。

選手コメント

DF #3 宝田沙織選手(ワシントン・スピリット/アメリカ)
初戦の地である札幌に入り、いよいよ始まるなという楽しみと緊張感でいっぱいです。2019年のワールドカップは、急遽招集され、年齢も下ということもあって、付いていくのに必死でした。今はセンターバックというポジションもありますし、チームを引っ張らないといけないなと感じています。オリンピックはなかなか経験できないので、正直な気持ちとしては観客を入れてほしかったですが、沢山の人がテレビで見てくれると思うので、応援してくれる方々のためにも頑張らないと思っています。最高の舞台で自分が持っている力をすべて出し切りたいです。カナダはやはりシンクレア選手は押さえないといけませんし、どう守るのか、チームで話し合いながら進めています。

MF #14 長谷川唯選手(ACミラン/イタリア)
ここに来る前からいい雰囲気で活動できてきました。とは言えまだ試合は始まっていません。試合が始まれば選手によってプレー時間に差が出ると思うので、コンディションや私生活面でも、この雰囲気を続けていかなければいけないと思っています。カナダとの初対戦は、当時まだなでしこジャパンに入ったばかりの頃で、衝撃を受けたチームの一つでした。日本で行われた国際親善試合では、ホームであることや日本の気候を味方につけることができてやりたいサッカーができました。圧倒的に差があるという印象はなくなりましたが、海外のチームは国際親善試合と公式戦ではまったく違うパワー・スピードを発揮するので、むしろ怖い気持ちを持っておくことも大事だと感じています。カナダは引いて守ってくることはないと思うので、守備に追われる時間もあると思いますが、その分普段自分たちが取り組んでいるサッカーで勝負できると思っています。

FW #15 籾木結花選手(OLレインFC/アメリカ)
カナダはアメリカに近い印象があります。1対1は相手に分があると思いますが、日本は組織で戦うことに取り組んでいるので、そこを発揮できれば相手を攻守に渡って崩せると思っています。グループステージだとかノックアウトステージというのは関係なく、全ての試合に勝たないといけないと感じています。相手のランキングは関係ありません。オリンピックは、毎試合が決勝戦だと思って倒しにかからないと倒せない強豪が集まっている大会です。各チームともに個性があって、その中でも個の力があるのは各国共通の特徴だと思います。日本の組織力で各国の個をどう崩せるか、最後まで組織としての共通理解を深められるように、そしてプレーの精度を上げられるように頑張っていきます。

第32回オリンピック競技大会(2020/東京)

サッカー競技日程:2021年7月21日(水)~2021年8月7日(土)

大会情報はこちら


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