6月10日(木)にエディオンスタジアム広島で開催される国際親善試合でなでしこジャパン(日本女子代表)と対戦するウクライナ女子代表が7日(月)に来日しました。試合に際しては全ての選手、スタッフや関係者の健康と安全・安心を第一に徹底した感染対策を実施しており、選手たちは出国72時間前以内におこなった検査で陰性を確認した上で入国し、空港内でも抗原検査を行いました。
チームはホテルへ移動後、早速広島市内でリフレッシュメニューを中心としたトレーニングを行いました。
国際親善試合 なでしこジャパン(日本女子代表)対ウクライナ女子代表は10日(木)15:15キックオフ予定です。
監督・選手コメント
ナタリア・ジンチェンコ監督
日本は他国とは異なり、ユニークな国です。私たちのチームは初めての訪日となります。残念ながら、検疫の制限により、今回の機会で日本の文化や歴史に詳しく触れることは叶いませんが、規律、秩序、清潔さなどをすぐに感じ取りました。
この試合は日本サッカー協会100周年記念の一環として行われるものであり、今回、両国の対戦の機会が得られたのは非常に喜ばしいことです。日本のサッカー選手はオリンピック大会に向けて準備を整えており、私たちはFIFA女子ワールドカップの出場権を得るという目標に向けて活動しています。まだなでしこジャパンと対戦したことはありませんが、彼女たちは技術が高く、スピードがあり、粘り強いという印象を持っています。
残念ながら今回、怪我やクラブ事情などで活動できなかった選手はいますが、ベストを尽くしたいと思います。
GK イリナ・サニナ 選手
日本を訪れるのは私の夢でした。この国に観光客として訪れて、もっと多くの新しいことを学びたいとも思っています。なでしこジャパンは非常に強いチームであり、FIFA女子ワールドカップでの優勝でそれを全世界に証明しましたし、多くの選手がヨーロッパで活躍していることも知っています。今回の試合が、両チームにとって意義のある試合になることを願っています。こうして2つの女子代表チームの連携が始まり嬉しく思います。
MF ヤナ・カリニナ選手
日本への訪問はこれが初めてです。時差は少し辛かったですが今では慣れました。空港からホテルまでの移動で、緑あふれる日本の綺麗さにとても感銘を受け、もっと見てみたいと感じました。今回の試合については、東京オリンピックに向けて準備をしているなでしこジャパンとの良い試合を期待しています。それはウクライナチーム全員にとっても、良い経験になるでしょう。