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ユニバーシアード日本女子代表 アメリカに2-1で勝利、準々決勝に進出 #jfa #daihyo #nadeshiko

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第30回ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ) vs. ユニバーシアードアメリカ女子代表
2019年7月6日(土) キックオフ時間18:00(現地時間) 試合時間90分(45分ハーフ)
Stadio S. LIMBERTI(イタリア/カーヴァ・デ・ティッレーニ)

ユニバーシアード日本女子代表 2-1(前半1-1、後半1-0)ユニバーシアードアメリカ女子代表

得点
28分 失点(ユニバーシアードアメリカ女子代表)
45+1分 千葉玲海菜(ユニバーシアード日本女子代表)
87分 千葉玲海菜(ユニバーシアード日本女子代表)

スターティングメンバー
GK:米澤萌香
DF:常田菜那、石田菜々海、関口真衣、工藤真子
MF:千葉玲海菜、久保真理子、今田怜那、今井裕里奈
FW:小山由梨奈、大内梨央

サブメンバー
GK:福田まい
DF:東菜月
MF:茨木美都葉、原優香、奥津礼菜、鈴木日奈子、村上真帆、松本茉奈加
FW:今田紗良

交代
HT 小山由梨奈→ 村上真帆
69分 今田怜那→ 鈴木日奈子
88分 大内梨央→ 奥津礼菜

マッチレポート

ユニバーシアード日本女子代表は7月6日(土)、ユニバーシアードアメリカ女子代表とのグループリーグ第2戦を迎えました。
 
引き分け以上でノックアウトステージ進出が決定する一方、負ければグループリーグ敗退が決まる一戦。日本は大きな展開からサイド攻撃を仕掛けるアメリカに対し、序盤は押し込まれる展開が続きます。しかし、日本は徐々に良い準備・距離感からボールを奪うと、効果的に攻撃を仕掛けアメリカゴールに迫ります。しかし、相手の攻撃にも慣れて相手を押し込み始めた27分、ボールコントロールが大きくなったところを相手に奪い返されます。ディフェンスが引きずり出されたスペースにパスを出され、アメリカにフリーでシュートを打たれ先制点を許します。

その後も良い守備からボールを奪い攻撃するも得点を奪うことができませんでしたが、44分、左サイドを突破した工藤真子選手のクロスに飛び込んだ千葉玲海菜選手が相手に倒されPKを獲得。そのPKを千葉選手が自ら決めて同点にします。さらには、このファウルで相手選手が退場し、アメリカは10人で戦うこととなりました。

後半は数的優位な状況もあり幾度となくアメリカゴールに攻め入りますが、フィニッシュの精度を欠いて得点を奪えません。逆に大きな展開から押し込まれセットプレーを与えるなどピンチを作られます。しかし運動量・攻守の切替えで勝る日本は87分、ゴール中央でボールを受けた千葉選手がドリブル突破からシュートを冷静に決めて逆転に成功します。その後も最後まで集中を切らさなかった日本が勝利し、グループリーグを首位で突破、準々決勝進出を決めました。

準々決勝は7月8日(月)現地時間21:00にカナダ代表と対戦予定です。

監督・選手コメント

望月聡監督
グループリーグ2試合目となるアメリカ戦は、先制するも同点に追いつかれ、追加点を奪い2-1で勝ちました。決勝トーナメントに進むために負けられない試合の中、逆転での勝利はチームに勢いや力強さがついたと同時に、グループリーグを一位通過したことで大きな自信になりました。
守備に関しては、アメリカ代表の巧みなポゼッションや、ロングパスを使った大きな展開を受けながらも、前線からの積極的な守備が機能していました。ファーストディフェンダーのアプローチやプレッシャーが良く、周りの選手が効果的に連携・連動して奪うことができていました。
攻撃に関しては、奪ってからの効果的な速い展開でシュートチャンスを多く作ることができていました。
決勝トーナメントでさらに勝ち進むためには、攻撃では突破の回数、ラストパス・フィニッシュの精度を高めることが重要となります。また守備に関しては一瞬のスキを突かれない意識やポジショニング、予測あるオフザボールの準備がさらに必要となってきます。

DF #5 常田菜那選手(東洋大)
今日のアメリカ戦は苦しい時間帯が多かったですが、みんなで耐えて勝利することができました。昨日から細かい部分まで話し合い、ピッチの中でも声をかけ合えたと思います。その中でも失点があり、個人としても予測が足りなかったり、球際で負けている部分があるので、次戦までに修正したいと思います。2勝して決勝トーナメント進出を決められたことはチームとしてとてもプラスなことだと思います。ここからまたひとつになり、全員で勝ちにいきます。応援してくれている人達にしっかり結果で応えたいと思います。

MF #8 千葉玲海菜選手(筑波大)
グループリーグを1位で通過するには勝ち点を取ることが大事な一戦でした。初めは、アメリカのフィジカルやスピードに対応するのが難しく自分たちのペースにもっていくのが苦しい時間が続きました。しかし、いい形を徐々に作ることができ、前半のうちに同点にすることができました。後半もコミュニケーションをとり、うまく得点まで行けて逆転勝利できました。個人として2得点し、チームの勝利に貢献できてよかったです。まだ試合は続くので、全員で戦って優勝できるように1日1日を大切にして、次の試合に向けていい準備をしたいです。

MF #15 鈴木日奈子選手(山梨学院大)
まずは、グループリーグを1位で通過でき良かったです。序盤はアメリカペースで試合が進み失点してしまいましたが、だんだんと相手の速さに慣れてパスが繋がってくると日本らしさが出て、シュートで終わることが多くなりペースをつかめました。ゴール前までの形は良くなってきているので、決めきるところにこだわっていきたいです。次から中1日の試合が続くので、いい準備をしてチーム一丸となり戦っていきます。

MF #20 村上真帆選手(早稲田大)
まずは2-1で勝利し、グループリーグを1位通過できたことをとても嬉しく思います。前半に先制されてしまいましたが、その後は粘り強い守備から攻撃につなげ、PKから同点にできたことで日本にいい流れを持ってこれたと思います。自分自身は後半頭からの出場、また相手が1人少ないという状況でした。守備からしっかり入り、チャンスがあればどんどん上がって前線で関わり、数的優位を作って攻撃をしやすくすることを意識しました。次からトーナメント戦で絶対に負けられないので、チーム一丸となって戦い、優勝を目指して頑張ります。

スケジュール

第30回 ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ)
7月2日(火)2-1グループリーグ第1戦対イタリア女子代表
7月3日(水)~7月5日(金)TBCトレーニング
7月6日(土)2-1グループリーグ第2戦対アメリカ女子代表
7月7日(日)TBCトレーニング
7月8日(月)21:00準々決勝対カナダ代表
7月9日(火)TBCトレーニング
7月10日(水)TBC順位決定戦
7月11日(木)TBCトレーニング
7月12日(金)TBC順位決定戦

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

第30回ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ)

大会期間:2019/7/3(水)~2019/7/14(日)

大会情報はこちら


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