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U-17日本女子代表、グループ首位で準々決勝進出を決める ~FIFA U-17女子ワールドカップウルグアイ2018~ #jfa #daihyo #nadeshiko

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U-17日本女子代表は現地時間11月20日(火)、FIFA U-17女子ワールドカップウルグアイ2018のグループステージ第3戦に臨み、U-17メキシコ女子代表と対戦しました。

グループB首位の日本は、引き分け以上で準々決勝進出が決まる一戦。グループステージ第2戦の南アフリカ戦から、4人の先発選手を入れ替えて臨みます。

日本は序盤からボールを保持して試合を進めますが、決定的な場面をつくり出せず、メキシコのコンパクトな中盤に苦しめられます。

21分には、右サイドの中尾萌々選手からパスを受けた伊藤彩羅選手がミドルシュートを放ちますが、これは相手GKにセーブされました。日本同様、引き分け以上で準々決勝進出のメキシコもCKなどからチャンスをつくりますが、前半はメキシコにシュートを1本も打たせない日本の早い寄せが光ります。

待望の日本の先制点は40分でした。後藤若葉選手がカットしたボールを前方で拾った木下桃香選手が、相手ゴールに向かってドリブルを開始。そのままペナルティアーク付近で左足を力強く振り抜くと、ボールはゴール左へと鮮やかに吸い込まれます。日本はリードして前半を終えました。

後半開始から瀧澤千聖選手が途中出場し、松田紫野選手に代わってキャプテンマークを着けてプレーします。後半も日本は攻撃を続けますが、前線に質の高いボールを収められず、追加点は生まれません。50分、メキシコゴール前でのこぼれ球を神谷千菜選手がシュートしますが、これは相手GKにキャッチされました。

すると63分、メキシコは左サイドのAnette VAZQUEZ選手が上げたクロスボールを、Alison GONZALEZ選手が善積わらい選手と競り合いながらヘディングシュート。日本は連係ミスからこのゴールを許してしまい、1-1の同点とされました。

勢いづくメキシコは、69分にもAlison GONZALEZ選手がこぼれ球を押し込もうとシュートしますが、これは後藤選手がシュートコースに入ってカット。ミスが続く日本ですが、逆転は許しません。83分には、相手のクリアボールを拾った神谷選手が、ペナルティエリア内左から再びシュート。これはメキシコGKの好セーブに阻まれてゴールはなりませんでした。

日本は勝ち越しゴールこそ生まれませんでしたが、1-1で試合終了を迎え、勝点を5に伸ばしてグループBの1位で準々決勝進出が決定。また、試合のプレイヤーオブザマッチには、先制点を決めた木下選手が選出されました。

U-17日本女子代表は、中3日で現地時間の24日(土)の準々決勝・グループA2位のU-17ニュージーランド女子代表戦を迎えます。

選手コメント

DF #14 善積わらい選手(セレッソ大阪堺レディース)
今日の試合では先制点は奪えたものの、追いつかれて引き分けに終わってしまったのは残念でしたが、チームでの最低限の目標であったグループ1位通過は達成できたので良かったです。しっかり全員でコミュニケーションをとって、球際や動き出しの部分で声を掛け合いながらサッカーができています。まだまだフィニッシュがうまくいっていない部分があるので、そこは次の試合に向けて改善していきたいです。DFとしては、今日もあったのですが、相手の入れてくるハイボールへの対応がうまくいっていないことがあったので、そこは気をつけていきたいです。個人的にはサイドバックの位置からでも積極的に攻撃参加して得点につながるようなプレーをしていきたいです。この経験を次の試合に生かして、世界一に近づけるように頑張りたいです。

MF #16 木下桃香選手(日テレ・メニーナ)
グループ首位は素直にうれしいですが、1勝2分けという結果で、今日の試合も勝ち切れた試合だったと思いますし、まだまだ自分の力不足を感じるグループステージでもありました。ゴールシーンは後藤選手からパスが来て、トラップが大きくなってしまいましたが、うまく自分のボールにして、ゴールが見えたので思い切り振り抜くことができました。ボランチとしてブラジル戦は課題だらけだったと思いますが、南アフリカ戦で少しずつボールが持てるようになりました。ボランチからボールを受けて、散らしていくのは日本の良さでもあり、ゴールにもつながるので、まだまだですが、少しずつできてきているのかなと思います。今日は勝てなかったですが、次からはトーナメント戦なので絶対に勝ち切らないといけないと思っています。ただし、それで緊張するのではなく、自分たちのサッカーをして、楽しく勝てたらいいと思います。

MF #10 中尾萌々選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18)
最低限の目標であったグループステージ突破は果たせましたが、今日の試合は先制点を取って、勝ち切れなかったのはすごく悔しいです。ノックアウトステージではこの悔しさをバネに勝っていきたいと思います。相手も組織的に守備をしてきてすごくやりづらかったのですが、ワンタッチで外せるところや、一対一のところで勝てた部分はありました。ただし、前線にボールが入ったときにサポートが遅かったので、ボランチとフォワードの距離感を修正していきたいです。これからは苦しい時間帯にチームとして盛り上げたり、流れを変えるプレーやシュートが大切。個人としてもセカンドボールを拾うことでチームの流れも良くなっていくと思うので、献身的に拾っていったり、シュートの意識も高めていきたいです。チームとして一丸となって厳しい試合も勝っていけるように頑張りたいと思います。

スケジュール

FIFA U-17女子ワールドカップウルグアイ2018
11月11日(日)
~12日(月)
AM/PMトレーニング
11月13日(火)0-0グループステージ第1戦対ブラジル
(Estadio Domingo Burgueño Miguel)
11月14日(水)
~15日(木)
AM/PMトレーニング
11月16日(金)6-0グループステージ第2戦対南アフリカ
(Estadio Domingo Burgueño Miguel)
11月17日(土)
~19日(月)
AM/PMトレーニング
11月20日(火)1-1グループステージ第3戦対メキシコ
(Estadio Domingo Burgueño Miguel)
11月21日(水)
~23日(金)
AM/PMトレーニング
11月24日(土)17:00準々決勝対 ニュージーランド
(Estadio Profesor Alberto Suppici)
11月25日(日)TBC未定
11月26日(月)
~27日(火)
AM/PMトレーニング
11月28日(水)16:00/19:00準決勝(Estadio Charrúa)
11月29日(木)
~30日(金)
AM/PMトレーニング
12月1日(土)16:00/19:003位決定戦/決勝(Estadio Charrúa)

FIFA U-17女子ワールドカップウルグアイ 2018

大会期間:2018年11月13日(火)~12月1日(土)
準々決勝 11月24日(土) 17:00(日本時間:11月25日(日) 5:00)vs ニュージーランド
TV放送: フジテレビNEXTにて生中継

招集メンバー詳細や過去の戦績など大会情報はこちら


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