トレーニングマッチ vs ふたば未来学園高校(男子)
2018年9月26日(水) キックオフ時間 16:05(現地時間) 試合時間 30分×4本
Jヴィレッジスタジアム
U-17日本女子代表候補 2-4(1本目0-0、2本目0-2、3本目1-0、4本目1-2)ふたば未来学園高校(男子)
得点
32分 失点(ふたば未来学園高校/男子)
57分 失点(ふたば未来学園高校/男子)
62分 山本柚月(U-17日本女子代候補)
96分 田中智子(U-17日本女子代候補)
108分 失点(ふたば未来学園高校/男子)
117分 失点(ふたば未来学園高校/男子)
1本目スターティングメンバー
GK:大場朱羽
DF:富岡千宙、根津茉琴、後藤若葉、善積わらい
MF:森田美紗希、瀧澤千聖、西野朱音、伊藤彩羅
FW:神谷千菜、大澤春花
2本目スターティングメンバー
GK:福田史織
DF:富岡千宙、根津茉琴、後藤若葉、善積わらい
MF:森田美紗希、中江萌、西野朱音、伊藤彩羅
FW:神谷千菜、山本柚月
3本目スターティングメンバー
GK:伊藤有里彩
DF:後藤若葉、西野朱音、長江伊吹、大西若菜
MF:田中智子、水野蕗奈、石田千尋、中江萌、岩井蘭
FW:山本柚月
4本目スターティングメンバー
GK:大場朱羽
DF:石田千尋、富岡千宙、長江伊吹、伊藤彩羅
MF:水野蕗奈、大西若菜、岩井蘭
FW:門脇真依、城和怜奈、田中智子
交代
14分 根津茉琴→ 大熊環
113分 石田千尋→ 山本柚月
マッチレポート
U-17日本女子代表は26日(水)、午前中はトレーニングマッチに向けてそれぞれのポジションにおける動き等を確認してから、午後のトレーニングマッチに臨みました。
30分×4本のトレーニングマッチで、曇り空の下で試合はキックオフ。お互いに様子を伺いながら入った1本目は、大きな危ないシーンはありませんでしたが、初めはなかなか自分たちのペースをつかむことができません。それでも26分、日本のコーナーキックで相手にクリアされたボールをセンターサークル付近で受けた西野朱音選手が前線へ浮き球のパスを送り、森田美紗希選手がシュートを放つも惜しくもゴールにならず、0-0で1本目を終えます。
2本目は開始2分に日本のDFの裏へ抜けたパスから失点してしまいますが、日本は徐々にチームのペースを掴み、43分には右サイドでボールを保持した山本柚月選手がクロスパス。このパスをゴールエリア前で神谷千菜選手から森田選手へと繋がり、シュートを放ちますが、これはゴールキーパー正面でゴールになりません。日本は2本目終了間際の57分に失点し、0-2で2本目を終えます。
日本は1、2本目から7人の選手を入れ替えて3本目の試合に臨みます。開始早々、左サイドから水野蕗奈選手が送ったクロスを中江萌選手がゴール前でスルーし、奥にいた山本選手が落ち着いてゴールを決め、1-2とします。その4分後、右サイドを岩井蘭選手が駆け上がり、後方からのパスを受けクロスを送り、中央の田中智子選手がシュートを放ちますが、キーパー正面でゴールには至りません。得点がほしい日本は積極的に攻め、多くのゴールチャンスを掴みますが得点にならず、1-2で3本目を終えます。
4本目、開始6分に相手GKのクリアボールをセンターサークル付近で受けた大西若菜選手が、相手DFの裏へ抜けるパスを送り、パスを受けた門脇真依選手が左サイドからクロス、そのボールを受けた田中選手がゴール。2-2とします。
追加点がほしい日本でしたが、108分、117分に失点し、2-4でこの日の試合を終えました。
監督・選手コメント
楠瀬直木監督
11月にFIFA U-17女子ワールドカップウルグアイ2018本大会を控え、強化試合としてふたば未来学園の男子チーム(高校1年生)と30分×4本の試合をしました。男子チームの強くて速いサッカーにどれだけチーム、個人として対応出来るか、また、その強さと速さに慣れ、判断及びプレーのスピードを向上させることを目的に試合に臨みました。序盤は追っていくのが精一杯で攻撃に転じるシーンは少なかったですが、選手たちは粘り強い守備を継続し、1本目は無失点で終えました。2本目に相手のロングキックの飛距離にポジション修正が間に合わず、2失点してしまいましたが、3本目、4本目には得点することもでき、少し自信の持てる試合となりました。しかしワールドカップに向けて、そのスピード感の中での精度を向上させなければ世界で戦うにはまだ足りません。チームとして、個人として今日の感覚を忘れることなく、ステップアップしてワールドカップのための準備をしていきたいと思います。真剣に試合をしていただいたふたば未来学園サッカー部の方々にはこの場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。
GK 大場朱羽選手(JFAアカデミー福島)
午前中はセットプレー攻守の確認をし、午後はふたば未来学園高等学校と試合をしました。相手は男子高校生でスピードとキック力がありました。そのため私はポジショニングと予測することを意識しました。最初は相手の速いプレスの中で、上手くボールを回すことができませんでしたが、より意識を高くすることで徐々に自分たちのリズムを作ることがでしました。夜は元なでしこジャパン監督の上田栄治さんからJヴィレッジについての講義がありました。様々な方々のサポートがあるからこそ今私たちがキャンプで使用できているのだと感じました。これからも感謝の気持ちを忘れずに頑張ります。
MF 森田美紗希選手(岡山県作陽高)
2日目の午前は、スペースに関するトレーニングを行いました。味方とのコミュニケーションが合わず、なかなか崩すことができませんでした。守備ではディフェンスラインの細かいラインコントロールとスライドをしました。間延びをしないようにスライドや予測の動きで守ることができました。午後のふたば未来学園との試合は、始まってから男子のスピードに慣れずなかなかボールを保持することができませんでしたが、試合の中盤あたりから慣れてくると、午前中でトレーニングした強いアクションで抜け出し、良いシーンも少しずつ出てきました。結果は負けてしまい、課題も残りましたが、あと2日間で修正していきたいです。
MF 山本柚月選手(日テレ・メニーナ)
今日はふたば未来高校の一年生と試合をしました。チームとして大きくアクションを起こすこと、勝ちきることを課題として取り組みました。特に自分はフォワードなのではっきりと裏に飛び出したり、足元に受けに入ることを意識しました。今日の試合ではもう一人のフォワードとの距離が遠く連携ができなかったこと、動き出しのタイミングが早くオフサイドにかかってしまったことと個人として新たな課題も発見できたので残り二日間で改善していき、最終日の試合は勝ちきれるよう頑張ります。
FW 田中智子選手(セレッソ大阪堺レディース)
今日は午前に全体的な動き方の共通理解を深め、セットプレーをし、午後の試合に挑みました。個人としては背後への動き出しのタイミングを意識しました。でも、出し手とタイミングが合わなかったり、オフサイドになってしまったりしたので、話し合ってしっかりとコミュニケーションを取っていきたいと思います。
スケジュール
9月25日(火) | PM | トレーニング |
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9月26日(水) | AM | トレーニング |
2-4 | トレーニングマッチ対 ふたば未来学園高校サッカー部(男子) | |
9月27日(木) | AM/PM | トレーニング |
9月28日(金) | 9:30 | トレーニングマッチ対 帝京平成大学女子サッカー部 |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
U-17日本女子代表今後の予定
11/1(木)~12(月) | FIFA U-17女子ワールドカップウルグアイ2018直前合宿 |
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11/13(火)~12/1(土) | FIFA U-17女子ワールドカップウルグアイ2018 |