JFAエリートプログラム女子U-13の活動が9月16日(日)に始まりました。JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業の一環として毎年行われている韓国遠征で、エリート女子U-13にとっては、5月に行われたキヤノンガールズ・キャンプに続き2度目の活動となります。
出発前日に選手1名が負傷により参加できなくなったため、韓国には全国から集まった選手19名で入りました。会場となる坡州のナショナルフットボールセンターでは、今回の活動だけではなく、U-17韓国女子代表が11月のFIFA U-17女子ワールドカップに向けてトレーニングキャンプを行っていました。
エリート女子U-13の選手たちは約1時間体を動かし、近くのレストランで韓国料理に舌鼓を打ちました。チームは本格的なトレーニングを明日から開始し、18日(火)と20日(木)にU-13韓国女子代表との練習試合を行います。
監督・選手コメント
加藤賢二監督(JFAナショナルトレセンコーチ)
1回目のキヤノンガールズ・キャンプから継続して参加している選手は、所属チームでの活動でどのような積み上げをしてきたかが楽しみです。初めて参加する選手は自分の持ち味をしっかりとピッチで出してくれることを期待しています。“世界のなでしこ”になることを目標としている選手たちにとっての第一歩となる海外遠征。この遠征の一番の目的はU-13韓国女子代表との試合ですが、結果だけでなく内容にもこだわった試合をしてほしいです。今日はナショナルトレーニングセンター到着後、45分間ランニングを中心に体を動かしました。明日から本格的にトレー二ングをしていきます。6日間という短い期間ではありますが、オフ・ザ・ピッチでも様々な経験ができるように考えていますし、韓国の選手との交流の機会も準備しています。積極的に交流して友情を育み、世界にサッカー仲間を作る絶好の機会としてほしいです。
渡部心選手(会津サントスFCジュニアユース)
今日、初めて外国に入国しました。海外は初めてだったので、ワクワクと不安が両方ありました。しかしみんなとの移動は思ったより楽しかったです。到着後は少し体を動かし、コミュニケーションを取って初日が終了しました。明日から本格的に活動が始まるので、楽しみながらも全力で頑張りたいです。そして感謝の気持ちを忘れず、次に繋がるようなプレーをしたいです。
長崎咲弥選手(アルビレックス新潟レディースU-15)
外国に来るのは初めてで少し不安がありました。全国から来た仲間とコミュニケーションを取っていくうちに、これからの5日間が楽しみになりました。今までいろいろな方に教えてもらったことを発揮できるように明日からプレーしたいです。また、とても良い環境でサッカーができることに感謝したいです。
竹内愛未選手(浦和レッズレディースジュニアユース)
空港でみんなと会ったときに緊張感とワクワク感があり、制服から移動着に着替えると日本を代表していくという自覚が生まれました。韓国のナショナルトレーニングセンターに着いたときは少し雨が降っていましたが、トレーニングに向けてボールなどの準備をしました。ピッチに行くまでの間に韓国の選手たちに会いましたが、ひと目見た瞬間に身体が大きくて強そうだと感じました。韓国との試合に勝つためには、オンザピッチのときはもちろんですが、オフザピッチの面でも食事や睡眠、体のケアをしっかりして過ごすべきだと思いました。早く今回の仲間の名前や特徴を理解して、明日からのトレーニングに臨みたいです。
スケジュール
9月17日(月) | AM/PM | トレーニング |
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9月18日(火) | AM PM | トレーニング vs U-13韓国女子代表 |
9月19日(水) | AM PM | トレーニング オフ・ザ・ピッチプログラム(文化交流) |
9月20日(木) | AM PM | トレーニング vs U-13韓国女子代表 |
※時間はすべて現地時間です。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。