AFC女子アジアカップヨルダン2018のグループステージ3試合を1勝2分とし、2位で準決勝進出を決めたなでしこジャパンは14日(土)、前日のオーストラリア戦にスタメン出場した11選手はホテルでリカバリーメニューを実施し、他の12名はピッチでトレーニングを行いました。
「ワールドカップ出場を決めたことは素晴らしい。でも目標の優勝にはまだ2試合残っている」と高倉麻子監督が話すとおり、大会連覇をかけて決勝戦を戦うには、まず準決勝で中国女子代表に勝たなければいけません。「優勝を目指して全員が同じ船に乗っている。ここで今一度切り替えていい準備をしよう」と監督はトレーニングに向かう選手たちを送り出しました。次こそはと出場機会を狙う選手たちは快晴の空の下、約1時間ほど精力的にトレーニングに励みました。
グループAを1位で通過した中国女子代表との準決勝は、17日(火)20:00(日本時間26:00)キックオフです。
選手コメント
MF #12猶本光選手(浦和レッズレディース)
準決勝で対戦する中国は、7番の選手が上手いという印象があります。自分が試合に出ればマッチアップする可能性もありますが、具体的な情報はこれから確認していきます。前回大会でも準決勝で対戦していて、その時は勝っていますが、迎え撃つ立場というよりは、今のなでしこジャパンは当時とは違う新しいチームです。優勝を目標にしているので、次の試合も勝てるように準備していきます。
MF #19増矢理花選手(INAC神戸レオネッサ)
オーストラリア戦は1-0で勝っている状況で途中出場しました。オーストラリアを相手に難しい試合でしたが、自分らしくプレーしようと思って入りました。オーストラリアはスピードもフィジカルも日本を上回っていて、あらためて強い相手だと思いました。次に対戦する中国もアジアのチームの中ではサイズがありますし、厳しい戦いになると思いますが、絶対に勝ちたいです。まずは目の前の一戦を大事に戦って、目標としている優勝ができればいいなと思います。まずは守備面で失点をゼロに抑えたいです。
FW #11田中美南選手(日テレ・ベレーザ)
中国とは昨年のE-1選手権で戦いましたが、オーストラリアに次いでサイズがありつつも、アジアらしいボールの持ち方や、パスサッカーを展開する難しい相手だと思います。まずは中国相手に自分がやれることをしっかりやって、得点を狙っていきたいです。オーストラリア戦は厳しい戦いでした。準決勝に進むことができたので、あと2試合集中して戦って勝って、優勝して帰りたいと思います。そのためにも点を取りたいです。
スケジュール
AFC女子アジアカップヨルダン2018 | ||
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4月6日(金) | TBC | トレーニング |
4月7日(土) | 4-0 | グループステージ第1戦 vs ベトナム女子代表 (King Abdullah Ⅱ Stadium) |
4月8日(日) | TBC | トレーニング |
4月9日(月) | TBC | トレーニング |
4月10日(火) | 0-0 | グループステージ第2戦 vs 韓国女子代表 (Amman International Stadium) |
4月11日(水) | TBC | トレーニング |
4月12日(木) | TBC | トレーニング |
4月13日(金) | 1-1 | グループステージ第3戦 vs オーストラリア女子代表 (Amman International Stadium) |
4月14日(土) | TBC | トレーニング |
4月15日(日) | TBC | トレーニング |
4月16日(月) | TBC | トレーニング |
4月17日(火) | 20:00 | 準決勝 vs 中国女子代表(King Abdullah Ⅱ Stadium) |
4月18日(水) | TBC | トレーニング |
4月19日(木) | TBC | トレーニング |
4月20日(金) | 20:00 | 決勝(Amman International Stadium) |
※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
AFC女子アジアカップヨルダン2018
大会期間:2018年4月6日(金)~4月20日(金)
準決勝
2018年4月18日(水) 2:00キックオフ[日本時間]
なでしこジャパン vs 中国女子代表
テレビ朝日系列/NHK-BS1にて全国生中継
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