FIFAバロンドール2015が1月11日(月)、スイスのチューリヒで開催され、リオネル・メッシ選手(アルゼンチン)がFIFAバロンドール(年間最優秀選手賞)の栄冠を手にしました。
FIFA女子ワールドカップカナダ2015で準優勝したなでしこジャパン(日本女子代表)の宮間選手、佐々木監督はそれぞれFIFA女子年間最優秀選手賞、FIFA女子年間最優秀監督賞の最終候補として式典に出席しましたが、受賞はなりませんでした。
なでしこジャパンは2月29日(金)から大阪で開催される「女子サッカー アジア最終予選(リオデジャネイロオリンピック2016)」に出場し、たった2枠の出場権をかけて戦います。
FIFAバロンドール(男子年間最優秀選手賞)
リオネル・メッシ選手(アルゼンチン/FCバルセロナ)
FIFA女子年間最優秀選手賞
カーリー・ロイド選手(アメリカ/ヒューストン・ダッシュ)
FIFA男子年間最優秀監督賞
ルイス・エンリケ監督(スペイン/FCバルセロナ)
FIFA女子年間最優秀監督賞
ジル・エリス監督(アメリカ/アメリカ女子代表)
FIFAプスカシュ賞(年間最優秀ゴール賞)
ウェンデウ・リラ(ブラジル)
FIFA/FIFProワールドイレブン
マヌエル・ノイアー(ドイツ)
チアゴ・シウバ(ブラジル)
マルセロ(ブラジル)
セルヒオ・ラモス(スペイン)
ダニエウ・アウベス(ブラジル)
アンドレス・イニエスタ(スペイン)
ルカ・モドリッチ(クロアチア)
ポール・ポグバ(フランス)
リオネル・メッシ(アルゼンチン)
ネイマール(ブラジル)
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
FIFA年間フェアプレー賞
難民を支援する全てのフットボールの団体
コメント
佐々木則夫なでしこジャパン(日本女子代表) 監督
ここに来られて光栄です。すべては選手・スタッフのおかげです。世界大会で、3大会連続でファイナリストとなり、最優秀選手賞の候補に日本の選手がノミネートされました。これらは日本女子サッカーの可能性の大きさを表していると思います。今回授賞を逃したこともそうですが、ワールドカップ決勝の日から悔しい思いが続いています。謙虚にこれを認め、あらたなスタートを切りたいと思っています。まずはオリンピックの最終予選で出場権を勝ち取り、再び世界にチャレンジしたい。そのために、18日から始まるトレーニングキャンプでコンディショニングとチームの質を高め、調整していきます。
宮間あや選手(なでしこジャパン/岡山湯郷Belle)
こういった場に立たせていただいて光栄ですが、チームメイトと一緒にいるほうがやはり居心地がいいです。一番嬉しいのは、個人的な賞よりも、どの国からも「(日本には)敵わない」と思われること。将来的に、女子サッカーにもベストイレブンのアワードができ、多くの日本の選手がこうした場に立つことができれば理想的です。昨年はFIFA女子ワールドカップの決勝で悔しい思いをしました。オリンピックの金メダル獲得を目指し、2月から大阪で行われるオリンピック予選に向けて、もう一度チームとして一枚岩となって戦いたいです。