キヤノンガールズ・エイト東海大会の2日目は、3月4日(日)伊勢フットボールヴィレッジにて、予選リーグと順位決定戦が行われました。
決勝戦は接戦の中、愛知TC-Aが優勝しました。
結果としては愛知TC-Aが優勝、2位静岡TC-A、3位岐阜TC-Aが輝きました。また、前日の審判講習会での講義内容を意識している審判員も目立ち、事故なく無事大会が終了しました。
閉会式では、東海サッカー協会飯塚第4種委員長から、2日間の試合に対しての感想と「今後もサッカーを続けて、なでしこジャパンを目指して欲しい」というメッセージが伝えられました。
選手コメント
木村莉子選手（三重TC-B）
私たちはこの2日間、みんなで声を出して、お互いをリスペクトしながら戦いました。結果は残念だったけど、みんなの絆が深まり、全力を出しきることが出来たので良かったです。
山口愛瑠選手（静岡TC-A）
私はこの2日間、全力を出しきった2日間でした。相手のボールを全力で取りに行ったり、全力で走ったりして、シュートを撃つことが出来ました。その成果を日頃のサッカーに出していきたいです。
山口穂乃花選手（静岡TC-A）
私たちは、仲間と協力し全力を出しきった2日間でした。負けた試合もあったけど、あきらめずに頑張りました。ここまでこれたのは、仲間のおかげです。
総評
山口小百合 JFAナショナルトレセンコーチ東海女子担当
3月3日(土)～4日(日)三重県の伊勢フットボールヴィレッジで行われたキヤノンガールズ・エイト東海大会は、3月の初めとは思えないくらい暖かく穏やかな天候の中で開催されました。
人工芝のとても綺麗なピッチで1年間のトレセン活動の成果を発揮してくれたのは、三重県2、岐阜県2、愛知県4、静岡県4の12チーム、216人の小さななでしこたちでした。
本大会は、6チームを2グループに分け、リーグ戦を実施後、順位決定戦を行いました。最後の試合までみんなが1つでも上の成績を目指す戦いとなり、拮抗したゲームが繰り広げられ、「愛知県トレセンA」の優勝で幕を閉じました。
第1試合から仲間を信じて、互いに声を出し合い、勝利のために全力でプレーする姿がどのピッチでも見られました。攻防の中で、失敗を恐れずに何度もチャレンジする姿は、各県でのトレセン活動での取り組みの成果が見られたシーンでした。また監督やコーチ陣のポジティブな働きかけも、選手たちが発揮するプレーの後押しとなったことは言うまでもありません。
ピッチ以外のプログラムでは、大会に協賛していただいたホクト株式会社にお弁当の食材提供や「バランスよく食べることの大切さ」について教えていただきました。また、特別協賛社キヤノン株式会社からは、初日の戦いや仲間との交流をとらえたフォトショットでのレクチャーを行っていただき、2日目のモチベーションを上げていただきました。自分たちを応援し、支えてくれている人や環境に思いを寄せる「リスペクト」についての意識もしっかり持っている選手たちでした。
まだまだ大きく育つ可能性を持った未来のなでしこたち。4月からの新たなステージではこの大会を通じて得た経験を存分に活かして欲しいと願っています。
最後になりますが、本大会開催に多大なご尽力をいただいた東海サッカー協会、三重県サッカー協会4種委員会の皆さまをはじめ、関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
キヤノンガールズ･エイト第15回JFA東海ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会
開催期間：2018年3月3日(土)～2018年3月4日(日)
会場：三重／伊勢フットボールヴィレッジ A・Bピッチ