国際親善試合第2戦 vs U-17イングランド女子代表
2017年12月21日(木) キックオフ時間14:00(現地時間) 試合時間90分(45分ハーフ)
St. Georges Park(イングランド/ロンドン)
U-17イングランド女子代表 2-1(前半1-0、後半1-1)U-16日本女子代表
得点
34分 失点(U-17イングランド女子代表)
87分 島田芽依(U-16日本女子代表)
88分 失点(U-17イングランド女子代表)
スターティングメンバー
GK:大場朱羽
DF:富岡千宙、松田紫野、渋谷巴菜、新井美夕
MF:山本柚月、木下桃香、中山未咲、中江萌、大貫さくら
FW:城和怜奈
サブメンバー
GK:竹下奏彩
MF:一法師央佳、大西若菜
FW:島田芽依、水野蕗奈
交代
HT 城和怜奈→ 島田芽依
HT 新井美夕→ 水野蕗奈
HT 中山未咲→ 大西若菜
62分 中江萌→ 一法師央佳
マッチレポート
ウェンブリー・スタジアムのレプリカを使用したハイブリッド(天然芝6割、人工芝4割)のピッチで、約50名の観客が見守る中、イングランドとの第2戦は14:00にキックオフしました。
開始9分、城和怜奈選手のパスを受けた中江萌選手が中央からミドルシュートを放つもクロスバーを超えてしまいます。その後も相手の様子を伺いながら、攻め続ける日本は30分、左サイドでボールを持った富岡千宙選手がシュートを打ちますがゴールキーパーの正面に飛び得点になりません。その4分後の34分、逆にイングランドにミドルシュートを決められ失点。そのまま0-1で前半を終えます。
日本は3人の選手を交代して後半に臨みます。
54分、コーナーキックを得た日本は、富岡選手からのパスを受けた木下桃香選手が、相手DFを交わして放ったシュートはゴールキーパー正面と、ゴールを奪うことができません。3分後の57分、再びコーナーキックを得た日本は、連続してチャンスを作るも得点に繋げることができません。1点を追う日本は74分、左サイドの大貫さくら選手がドリブルで中央へ運び、パスを受けた一法師央佳選手がシュートするも得点とはなりません。
攻め続ける日本は87分、木下選手のパスを受けた島田選手がゴールを決め同点に追いつきます。しかし、わずか1分後の88分、コーナーキックから失点を喫して1-2と再度突き放されます。そのまま試合は終了、イングランド遠征は2敗という結果で終えました。
監督・選手コメント
楠瀬直木監督
試合開始からミスが多く、リズムが掴めないままミドルシュートで失点してしまい、追いかける展開の前半でした。選手同士の距離感を修正し臨んだ後半はほぼ一方的に攻めることが出来ましたが、リトリートした相手を崩すのに時間がかかりました。中央を崩してゴールを奪って同点としましたが、直後にCKから失点してしまい、イングランドに2連敗して遠征を終える形となりました。スリッピーなグラウンドでの身体の強さや技術の差が露呈された試合でした。また、勝負への執着心や集中力の高さなど、本場イングランドに来たからこその貴重な体験を忘れず、ワールドカップに向けた今後の活動に生かしていきたいと思います。
DF #5 松田紫野選手(日テレ・メニーナ)
今日の試合では前回の反省点である「球際を強くすること」「点を取ること」「ディフェンスのコントロールを徹底すること」を意識しました。1試合目から2試合目にかけて課題を改善できたこともありましたが、まだまだ足りないと感じました。また、もっと勝ちにこだわること、細かいところまで気を遣ってプレーしなければならないと強く感じる試合でした。この活動で、時差やピッチコンディションに臨機応変に対応していくということを経験できました。これらの経験を活かして次につなげていきたいです。
MF #4 一法師央佳選手(浦和レッズレディースユース)
今回は全体的にも個人的にも多くの課題や悔しい思いが残った活動でした。ヨーロッパ遠征を経験できたことは、非常に良い経験になりました。長いフライトでの過ごし方、時差対策等だけではなく、生活面でも多くのことを学ぶことができました。この2試合の負けを無駄にせず、学んだことを自チームに戻ってから活かし、成長できるようにしたいです。
MF #8 大貫さくら選手(帝京長岡高校)
イングランド代表との2試合目は、ボールへの関わり方、回数、またコミュニケーションを意識しながら臨みました。前半はなかなかボールが落ち着かず、せっかく奪ったボールを簡単に失ったり、少しの判断ミスで状況が悪くなってしまいました。後半は相手が疲れたこともあり、自分たちのペースでゲームをコントロールできる時間が長かったと思います。しかし、なかなかゴールまでいけなかったり、ラストパスが相手に取られてしまったりと、ゲームで一番大事なところができていなかったので、もっと最後の部分にこだわっていきたいと思います。状況を周りの人と共有できれば次はボールはどこに出そうか、またどこに走るのか、予測して動けると思うので、自チームに戻っても活かしていきたいです。
MF #15 中山未咲選手(ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレ)
今回の活動が代表初招集ということもあり、とても緊張していました。この4日間で初めて経験することが多く戸惑いもありましたが、自分にとって成長するとても良い機会になりました。ピッチ状況の理解、試合に向けたコンディション作り、体格差のある相手との戦い方など、たくさんのことを学ぶことができました。今回の遠征で感じたこと、学んだことを忘れずに、一つ一つのプレーを大切にしていきたいです。
スケジュール
12月18日(月) | AM/PM | トレーニング |
---|---|---|
12月19日(火) | 1-2 | vs U-17イングランド女子代表(St. George's Park) |
12月20日(水) | AM/PM | トレーニング |
12月21日(木) | 1-2 | vs U-17イングランド女子代表(St. George's Park) |
※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。