JFAアカデミー福島女子は10日(火)、JFAプログラム労作体験の一環として稲刈りを行いました。御殿場市の佐藤孝吉氏の田んぼをお借りして5月に植えた稲が立派に育ち、ようやく収穫の時期を迎えました。稲刈りから脱穀までを体験し、その後どのような行程を経てお米になるのかのお話も伺うことができました。
JFAアカデミーのトレーニングや試合を見学し、技術的指導のスキルアップを図り、指導現場でのトレーニングや選手育成に役立てる「JFA公認指導者研修会 JFAアカデミー福島(10月27日(金)~10月28日(土)開催)」、「JFA公認指導者研修会 JFAアカデミー熊本宇城(11月30日(木)開催)」も開催しています。受講希望の方はJFAWeb申請登録サイト『KICKOFF』よりお申し込みください。
JFA公認指導者研修会 JFAアカデミー福島(10月27日(金)~10月28日(土)開催)
JFA公認指導者研修会 JFAアカデミー熊本宇城(11月30日(木)開催)
アカデミー生コメント
佐々木里緒選手(中1:12期生)
梅雨の時期に田植えをした稲がしっかりと黄金色になり、立派な姿になっていました。天気も良く晴れていたため暑かったですが、とても作業がしやすかったです。稲刈りは2度目の体験でした。小学校5年生の時に学校行事としてやった経験もあり、スムーズに稲を刈ることができました。今回は稲をまとめてコンバインにかける作業もしました。機械でやったので楽でしたが、昔の人はすべてが手作業で苦労していたんだなと思いました。このような稲刈り体験やコンバインの作業ができたのも農家の方々のお陰です。周りで支えてくれている人たちへの感謝を忘れず、毎日のおいしいご飯を残さず食べたいです。
濱野穂乃香選手(中1:12期生)
入寮してからすぐ、5月に田植えをし、5ヶ月が経って稲刈りをしました。稲刈りをするのは初めてだったので、楽しみと緊張が入り交じったような気持ちでした。鎌を持って稲を刈ろうとすると、農家の方々から「田んぼの角の稲だけを刈ればいいよ。」と言われました。どうしてかなと疑問に思っていると、後から機械で刈るからと言われ、なるほどと思いました。しかし、角を刈るだけでもすごく疲れて時間がかかりました。腰にも負担がかかります。とても大変なんだなと実感しました。よく考えると、機械なんてなかった時代の人々はこれを全面やっていたんだなと気が付きました。今までは普通に食べていましたが、お米には代々受け継がれてきた熱い思いがたくさん詰まっていること、また昔の人の苦労があったからこそ今に繋がっていることを感じました。農家の方々が忙しいなか時間をつくってくれたり、場所を提供してくれたお陰でこのような体験ができたと思います。ありがとうございます。