Uスポーツクラブが主催する「JFAなでしこひろば」が6月18日(日)、山梨県甲府市のUスポーツクラブドリームピッチで開催され、小学生を中心に16人の女の子たちが集まりました。当日は「みんなで楽しく身体を動かし、いい汗をかこう!」をテーマに、サッカーだけでなく鬼ごっこやボールタッチなどを取り入れたプログラムで、初心者の子どもでも楽しめる内容となりました。
初めは2チームに分かれて相手のしっぽを取り合う「しっぽとり」で体を温めました。ボールフィーリングでは手でボールを転がしたり、投げてキャッチするなどし、徐々にボールに慣れていきました。ドリブルの練習では、右足・左足・足の裏など、様々な場所でタッチしながらドリブルに挑戦。1対1の練習の後は、低学年と高学年に分かれてゲームを楽しみました。
最初は戸惑いを見せていた参加者も、次第に仲間同士で声を掛け合うようになりチームワークが生まれていました。初心者に対して経験者が優しく教えている場面も見られ、気持ちのよい汗をかきながら、みんなで夢中になって何回もチャレンジしている姿が印象的でした。
主催者コメント
栗林秀年コーチ
山梨県では女子チームが少なく、女子サッカーの知名度もあまり高くありません。参加者がどのくらい集まるか不安でしたが、当日は16人もの参加があり、驚きと共に嬉しく思いました。女の子はまとまるのが早く、色々な技やルールをすぐに理解し、お互いが教え合い協力していました。山梨県の女子サッカーを盛り上げていくためにも、なでしこひろばの重要性は高く、継続して皆で楽しく活動していきたいと考えています。次回の開催は7月9日(日)を予定しています。皆さんのご参加をお待ちしています。
参加者コメント
五十嵐結衣さん
普段、一緒のチームではない子たちとサッカーが出来て楽しかったです。トレセン以外では、なでしこひろばでしか他のチームの子とサッカーをする機会がないので、また参加したいです。
JFAなでしこひろば
女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。