三重県三重郡菰野町を拠点に活動している「F.Cこもの」が5月3日(水)、「JFAなでしこひろば」を開催しました。ゴールデンウィーク中ということもあり、クラブの選手や保護者、スタッフが一日中サッカーを楽しむ交流会が行われ、その一環としてなでしこひろばも開催されました。当日は、幼児から大人まで15人の参加者が集まり、人工芝のグラウンドでサッカーを楽しみました。ウォーミングアップでは、リングやボールを使ったコーディネーショントレーニングを行い、小さな子どもたちもみんなと一緒になって、一生懸命にチャレンジする様子が見られました。技術的なトレーニングでは、ドリブルからターンをした後に、コーンを倒したり、起こしたりして得点を競い合うゲームと、1対1でゴールを決めるイメージ作りをして、参加者全員が楽しみにしていたミニゲームを行いました。継続して参加している小学生は、開催を重ねるごとにボールタッチがしなやかになり、この日のゲームでも相手選手を抜いてゴールを決めるシーンが見られました。参加者たちからは得点が決まる度に笑顔が生まれ、無邪気にはしゃぐ姿が印象的でした。
主催者コメント
伊藤弘美(NPO法人フットボールクラブ菰野理事長)
3年前にグラウンドが人工芝にリニューアルされたことをきっかけとして、「JFAなでしこひろば」を始めました。クラブでサッカーをしている兄弟が楽しくプレーしている様子を見て、自分も少しだけサッカーをしてみたいと思った女の子たちがなでしこひろばに参加するようになり、段々とその子の友達も一緒に参加してくれるようになりました。月に2回の開催を基本に続けていますが、参加人数は毎回4~10人程度です。いつも参加している小学生は、スキルアップトレーニングが毎回あるため、練習回数が少なくても上達しているようです。開催回数を増やせば、参加者たちも更に上達するのかなと期待を持ちつつ、しばらくは今と同じペースで開催していく予定です。
参加者コメント
山喜多美咲さん(小学4年生)
なでしこひろばには毎回参加しています。なでしこひろばの日が来るのが待ち遠しいです。今日は、小学生だけでなく大人や小さな子も参加していたので、いつもと違って楽しかったです。できることが少しずつ増えてきているので、ますます楽しくなってきました。次のなでしこひろばが早くきてほしいです。
JFAなでしこひろば
女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。