宮城県仙台市にあるクーバー・コーチング・サッカースクール仙台校が3月28日(火)、JFAなでしこひろばを開催しました。2015年1月からスタートした仙台校でのなでしこひろばは、今回で13回目を迎えました。久しぶりの開催とあり、宮城県だけでなく山形県からも参加者が訪れ、小学1年生から6年生までの計27名が集まりました。学年を基準として2コートに分け、それぞれのレベルに応じた難易度やプレッシャーの強度でトレーニングを行いました。テーマとした「1対1(相手が横にいる状況)」の練習では、ターンを駆使しながら相手の状況を観てプレーを選択する難しいトレーニングにも挑戦しました。ボールを失わないために、身体でボールをシールディングしながら次のチャンスをつくり出そうと参加者は懸命にチャレンジし、仲間同士で楽しくボールを追いかけながらも切磋琢磨する様子が多く見られました。
最後のゲームでは、習得した動きを発揮してゴールへと近づく参加者が増え、ゴールを決めるとたくさんの笑顔と笑い声が広がりました。日ごろは男子と混ざってのチーム活動やスクールに通っている子どもたち。なでしこひろばならではの雰囲気の中、楽しそうにプレーしていました。
主催者コメント
松尾吉晴スクールマスター
2015年1月からスタートしたクーバー・コーチング・サッカースクール仙台校でのなでしこひろばは、今回で13回目を迎え、これまでに343名の女の子に参加していただきました。この場をお借りして、あらためてお礼申し上げます。仙台校ではなでしこひろばを開催するにあたり、JFAなでしこひろばのテーマでもある、サッカーを「はじめよう」「たのしもう」「つづけよう」をスタッフが意識し、女子へのアプローチを行ってきました。続けることでリピーターや参加者も少しずつ増え、女子特有の雰囲気の中で活動できています。周りにサッカーをする環境や人がいないと思っても、クーバー・コーチング・サッカースクールにはあります!初めて参加するお子さまやレベルアップしたいお子さまも安心して参加できるよう、コーチが個別性を持ちながらサポートします。今後も宮城県の女子サッカーの普及、レベルアップに少しでも貢献できるよう継続して開催していきます。
参加者コメント
佐藤日彩さん
足元の技術をレベルアップさせたいという思いから、トレーニング機会を求めて参加しました。なでしこひろばは女の子だけなので、喋りやすい雰囲気でいつもと違った楽しさの中でサッカーをすることができました。
JFAなでしこひろば
女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。