4月9日(日)に熊本県民総合運動公園陸上競技場で行われるキリンチャレンジカップ2017 ~熊本地震復興支援マッチ がんばるばい熊本~でコスタリカ女子代表と対戦するなでしこジャパンは6日(木)、熊本でのトレーニングキャンプ4日目を迎え、紅白戦を実施。ゴールを決めたFW横山久美選手(AC長野パルセイロ・レディース)は「背が低いからといって体が弱いとは思われたくない。外国人選手に当たり負けしないように」とプレーで意識していることを話し、3日後に迫るコスタリカ戦に向け、それぞれが自分の役割とチームの戦術を確認しながらゲームに臨みました。
これまでの4日間、トレーニングを行ってきた大津町運動公園球技場はこの日が最後。7日(金)は試合の行われる熊本県民総合運動公園陸上競技場でトレーニングを行います。
選手コメント
FW #9 横山久美選手(AC長野パルセイロ・レディース)
点を取って勝たせるのが自分の仕事。まずはゴールを目指し、前から守備をしてチームの役に立てればと思います。前回のなでしこジャパンとは年齢層や雰囲気も変わりましたが、今まで先輩たちが築き上げてきたものを忘れてはいけないですし、それを知っている自分がいろんな世代に伝えていかなければならないと思っていて、言葉で言うよりはやるしか無いと思っています。新たな世代で世界一を取ることが、先輩たちが築き上げてきたものを証明できると思います。小さい女の子たちが、自分たちを見て上を目指したいな、と思ってもらえるようなサッカーをしたいです。
MF #16 隅田凜選手(日テレ・ベレーザ)
(なでしこジャパンでは)、一つ一つのパススピードが速く、展開が大きいと感じています。予測をもってプレッシャーにいったり、後ろのセンターバックと協力して奪ったり、守備の面は自分の強みでもあるので出していきたいと思います。とにかく積極的に、前へという意識を持ってプレーしたいです。
FW #15 籾木結花選手(日テレ・ベレーザ)
もう一人のFWのタイプを考えながらプレーすることを心がけたいですが、加えて、相手との駆け引きや相手のプレーの逆をとることで自分のプレーを出していきたいです。体が大きい相手にも、頭を使ったプレーや自分の技術を活かして、大きい相手でも戦えるということを示していきたいと思います。