福島県相馬市の相馬光陽サッカー場で3月11日(土)、キヤノンガールズ・エイト東北大会が開幕しました。出場チームは、青森県1、岩手県1、秋田県1、山形県1、宮城県2、福島県2の合計8チームです。大会に先立って行われた開会式では、東日本大震災で亡くなられた方々へ哀悼の意を表し、黙祷を行いました。やや肌寒い気候のなか、初日は4チームずつに分かれて、1次ラウンドを行いました。
試合終了後は音屋ホールに会場を移し、各チームの指導者、選手を対象に栄養・水分補給セミナーやキヤノンVTR上映を行いました。
選手コメント
福島県選抜 Growth MF/GK #12 本多心珀選手(あだちJFC)
今まで私たちは、このキヤノンガールズ・エイト福島県代表に選ばれるように、セレクションや練習会を行い、コーチ・スタッフに支えてもらい、指導していただきました。そのおかげでディフェンスやオフェンスなど、1日目の最後の試合でいいプレーができました。しかし、まだ自分のベストを尽くすことができなかったので、明日3月12日はチームのみんなと協力し、自分のベストを尽くし、1試合でも多く勝ちたいと思います。
青森県TC U-12 MF #7 竹内瀬戸香選手(十和田セライオFCジュニア)
今日は選手宣誓をしました。始めてやったのでとても緊張しました。でも、しっかりとできました。1試合目はなかなか点が入らず、苦戦をしましたが、第3ピリオドで点を取ることができて良かったです。2試合目は1試合目に勝ったことにより、勢いがあり、最初から点を取ることができました。最後の試合では福島とやってたくさん点を取れましたが、パスの精度があまり良くなかったので、明日の試合ではパスを正確に出したいです。今日は全部勝つことができたので、明日は決勝までいって、2連覇して笑顔で帰るようにしたいです。
岩手県選抜 DF #2 及川花選手(遠野リトルスターズスポーツクラブ)
1勝しましたが、声を出すことができなかったので、明日は今日よりもしっかりと声を出して全勝したいです。悪かったところは、声をあまり出さなかったことと、トラップミスやパスミスが多く、周りをよく見ていなかったことです。良かったところは、遠くからシュートを打てたことです。今日のことを生かして、明日がんばりたいです。
山形県U-12 MF #10 正野瑠菜選手(OSAフォルトナ山形フットボールクラブ)
私はあまりトレセンに参加できなくて、名前も覚えてなく、自分自身引きぎみで、コミュニケーションも上手に取れないまま、ガールズエイトの日を迎えてしまいました。このままでは試合も負けて、自分も仲間も力を発揮できずに終わり、二日間を無駄にしてしまうと思いました。なのでバスの中では自分から積極的に話しかけました。試合では手を抜かず、人一倍運動量を増やし、チャンスがあれば確実に決めきり、1点差でも「勝ち」にこだわりながら一生懸命プレーすることができました。これからも一生懸命「勝ち」にこだわりながら努力していきたいです。そして、今まで関わってきてくださった方々、これから関わってくれる方々、影で関わってくださった方々、家族、道具などのたくさんの方々への感謝を忘れず、自分の実力を伸ばせるよう、プレーでしっかり感謝して、恩返しができるようにがんばります。
キヤノンガールズ・エイト第14回JFA東北ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会
2017年3月11日(土)~12日(日)
相馬光陽サッカー場