昨年の皇后杯を最後に2013年からチームを指揮していた能仲太司監督が退任、今シーズンは辛島啓珠新監督のもとでスタートを切ったアルビレックス新潟レディース。リーグ戦の順位は2015シーズンと変わらぬ5位だったものの、内容には大きな変化が生まれている。2015シーズンが8勝2分8敗のイーブンな成績での5位だったものが、今シーズンは9勝3分6敗と大きく勝ち越すことができた。出場する選手も固定し、同じメンバーが出場し続けることで選手間の連係も高まって経験も積み、チームとして成長を遂げたシーズンといえる。
チームの中心となるのは上尾野辺めぐみ選手。今年はリーグ戦全18試合でフルタイムプレーした数少ない選手だ。攻撃を引っ張り、自身も6ゴールをマーク。7ゴールを挙げてチーム得点王となった大石沙也加選手と共に相手にチームに脅威を与えた。守備陣は今季よりキャプテンを任された中村楓選手を中心にほぼ同じメンバーでシーズンを戦うことができた。ここまでの試合で培ってきた連携力、コンビネーションを発揮することができれば、結果を手にすることができるのではないだろうか。
皇后杯は3度の準優勝を経験するも、優勝は未経験。昨年もあと一歩のところで、優勝を逃しているだけに、今年の大会では気持ちの部分で他チームを圧倒し、初の大会制覇へと歩を進めていきたい。
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皇后杯準々決勝(12/17開催)
| vs |
| 12月17日(土)11:00キックオフ(予定) Pikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場) |
| vs |
| 12月17日(土)16:00キックオフ(予定) ユアテックスタジアム仙台 |
ベガルタ仙台レディース (なでしこ1部/宮城) | vs | ノジマステラ神奈川相模原 (なでしこ2部/神奈川) | 12月17日(土)19:00キックオフ(予定) ユアテックスタジアム仙台 |
浦和レッズレディース (なでしこ1部/埼玉) | vs | INAC神戸レオネッサ (なでしこ1部/兵庫) | 12月17日(土)14:00キックオフ(予定) Pikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場) |
第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会
2016年10月22日(土)~2016年12月25日(日)
準々決勝:12月17日(土) ユアテックスタジアム仙台・Pikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)
準決勝:12月23日(金・祝) 味の素フィールド西が丘
決勝:12月25日(日) フクダ電子アリーナ