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第13回全日本女子フットサル選手権大会 伊藤雅範フットサル日本女子代表監督が注目するポイントは

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第13回全日本女子フットサル選手権大会が10月28日(金)に北海道札幌市で開幕します。ここでは、今年3月に就任したフットサル日本女子代表の伊藤雅範監督が女子フットサルの魅力、今大会で注目している選手像について語りました。

――今回、初めて関わることになった女子フットサルの印象を教えてください。

伊藤 視察をしていて感じたのは、笑顔が多いということです。最初は勝負に対する貪欲さが足りないのかと思いましたが、見ていると純粋にフットサルを楽しんでいることが伝わってきました。男子ももちろん笑顔が多い選手やチームはありますが、比較するとシリアスなイメージです。女子選手たちは本当にフットサルが好きで取り組んでいるんだと新鮮に感じましたし、そこは女子フットサルの魅力の一つだと思います。

――日本代表チームにも楽しむことを求めていきたい?

伊藤 “楽しくやる”ということは、自分の経験からも、指導するときに失わないようにしていることです。プレーを楽しむことはプレーヤーの特権だと思いますし、それを奪うことはできません。と、言いつつ厳しい練習をさせたりするんですけれど(笑)。

――プレー面の特徴はいかがでしょうか。

伊藤 技術はすごく高いですね。男子選手と身体的なレベルは違いますが、技術的なレベルで言えば同等のものがあります。驚いたのと同時に、それが日本人選手の特性なんだとあらためて感じました。

――現在の活動状況について教えてください。

伊藤 今は12月の世界大会に向けた選手選考をするために各地域、各チームへのご挨拶と視察で全国を回っています。来年にはAFC女子フットサル選手権があるので、アジア女王の座を取るための人選をしていきたいと考えています。

――10月28日から全日本女子フットサル選手権大会が開幕します。

伊藤 女子フットサルにとって大きな舞台ですし、この大会を見た上で代表選手を選ぼうと考えているのでとても楽しみにしています。どのような大会でも旬で勢いのある選手が必要だと考えています。フットサル日本女子代表でもそうした“ラッキーガール”のような存在が登場してくれることを期待しています。全国大会ではチームの躍進もそうですが、全国的に無名の選手がいきなり活躍したりします。これまでも全日本選手権で活躍した選手が日本代表に初選出されるケースは少なくありません。それが誰になるのかも注目しています。

――短期決戦を勝ち抜くためのポイントは?

伊藤 いかにフットサルという競技を理解しているかがポイントになると思います。どのようにしたら勝てるかを理解していて、それをどう表現できるか。フットサルインテリジェンスが試される大会だと思います。同時に、リーグ戦では許されるようなミスも、短期集中型の大会では命取りになります。各グループから1チームしか勝ち上がれない中、とてもスリリングな試合が待っていると思うので、僕自身も楽しみにしています。選手たちには魅せるプレーを期待したいです。

第13回全日本女子フットサル選手権大会

2016年10月28日(金)~30日(日)
北海道/北海きたえーる

大会情報はこちら


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