9月5日(月)、JFAアカデミー堺では初の試みとなるマナーセミナーを実施しました。このマナーセミナーでは、公共のマナーやあいさつ、コミュニケーションの取り方など、講義や実践を通して身につけます。講師の岸田輝美先生の「マナーとは?」という問いかけに、アカデミー生は日常生活における身近なマナーを考え、人を思いやることの大切さについて理解を深めました。
アカデミー生コメント
恒石彩華選手(ヴィスポさやま中1:5期生)
初めに自己紹介とマナーとはどういうことかを発表しました。私は、マナーは人に迷惑をかけないためにあると思っていました。マナーを守らずに勝手なことをしていると周りの人にすごく嫌な気分を与えてしまうと考えていたからです。しかし、他のアカデミー生の発表を聞いていると、「人を思いやる心」もマナーの一つであることに気づきました。例えば挨拶をするとき、小さな声で相手の目を見ずに言っても相手はいい気持ちになれません。しっかりと相手の目を見て笑顔ではっきりと伝えたほうが自分も相手も良い気持ちになります。私は、その挨拶の丁寧さが、人を思いやる心なのだと思います。挨拶を大切にし、これからも取り組んでいきます。
梅谷美咲選手(INAC神戸レオネッサU-15 中2:4期生)
今回マナーセミナーを終えて、マナーに対する考え方が変わりました。初めはマナーとは人に迷惑をかけない行動をとることだと思っていましたが、先生の話を聞いていくうちに、マナーとは相手を大切に想うことだと気づきました。人間は感情が相手に伝わりやすいそうです。「人の心は鏡」という言葉のように、一度自分と相手を置き換えて考え、相手に思いやりを持つことが大事だと学びました。さらに、挨拶では「語先後礼」というマナーがあります。これは話しながら礼をするのと比べると、相手に表情と言葉の2つを届けることができるという効果があります。私は、相手を大切に想うことができる人になるために、今回学んだ笑顔・身だしなみ・姿勢に気をつけながら今後生活していきます。
小林結奈選手(大阪桐蔭アスリートクラブフラミンゴフットボールクラブU-15 中3:3期生)
マナーセミナーを受けて、マナーとは時と場合によって判断することが大事であることに気づきました。私は人前に立つことが苦手です。しかし、今回の授業では、堂々とした態度で大きな声で話すことで、相手に良いイメージをもってもらうことができるということを学びました。すぐに改善することは難しいかと思います。今回色々と教えてもらった中で、今すぐにできそうだと思ったことは、笑顔で対応することです。今年は高校受験があり、面接など人前で話す機会が増えます。マナーセミナーでの経験を生かして、これからの生活で常識的なマナーを理解し実践することが大切だと思いました。