日本女子代表候補は4日(日)、4日間のトレーニングキャンプを千葉で開始しました。
2年後に控えるアジアカップ、その先のワールドカップを見据えるチームにとって、この4日間も貴重な代表活動の1回となります。集まった19名の選手たちに対し、高倉麻子監督は「一人ひとりにリーダーシップをとってもらいたい」と、このキャンプへの期待を述べました。
この日のトレーニングは、全員でウォーミングアップをした後、2つのグループに分かれて実施。前日に行われたなでしこリーグカップの決勝に出場した選手たちは回復系のトレーニングに努め、もう一方のグループは、アイスブレイクの後、8対4のボールポゼッション、5対5+1フリーマンのゲームを行って約1時間弱、汗を流しました。
また、この日はろう者サッカー女子日本代表の久住呂幸一監督と鳥海玲奈選手、阿部菜摘選手、大上志穂子選手がトレーニングの見学に訪れました。久住呂監督は「練習内容が興味深く、合宿に取り入れていきたい」と語り、3選手は「一人ひとりの意識が高く、連携が良かった」と見学の感想を述べました。
選手コメント
DF 鮫島彩選手(INAC神戸レオネッサ)
短いトレーニングキャンプの中で、今の代表チームで何が求められているのか、どういうサッカーが求められているかをしっかりと見て理解していきたいです。スウェーデン戦などを見たり、聞いたりしていたなかで、ディフェンスラインの上げ下げが細かくなったことがチームとしても求められているのだと思ったので、そこを意識していきたいと思います。
MF 上尾野辺めぐみ選手(アルビレックス新潟レディース)
チームがどういうサッカーをするのかをまず理解し、この短い期間のなかで吸収というよりは、しっかりと自分のプレーを出したいです。リーグでも、代表でも常に結果を出し続けるということが大事だと考えています。
(高倉監督になってから)チーム全体として、球際の強さを求められている印象を受けました。新しいチームになってから初めて選出されたので、このキャンプではチャレンジャーという気持ちでいます。
スケジュール
9月4日(日) | 16:00 | トレーニング |
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9月5日(月) | 09:00/16:00 | トレーニング |
9月6日(火) | 09:00/16:00 | トレーニング 練習試合 *対戦相手調整中 |
9月7日(水) | 09:00 | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。