うららかな春の日となった4月7日(木)、JFAアカデミー福島では女子の入校式が行われました。
入校式が始まる前には、ちょうど満開になった桜の下で家族写真を撮影する姿が見られ、駆け付けた家族と共に門出を祝いました。つい先日までは小学生だった女の子たちですが、その後はきりりと表情を引き締め入校式へ参加。緊張の面持ちで入場した新1年生ですが、一人ひとり決意表明を行う場面では、しっかりと大きな声で立派に発表しました。入校式の後の初トレーニングでは、だいぶ緊張が取れて笑顔も見られるようになり、先輩たちとのトレーニングの時間を楽しみました。
新入生コメント
野田芙多葉 選手(17期生/中1)
入校式では、楽しみと不安の2つの気持ちがありました。素晴らしい環境、仲間とサッカーができるという楽しみと、これからの寮生活に慣れられるのか、新しい仲間と仲良くなれるのか、という不安でした。そして、一人ひとり、スタッフや先輩、保護者、来賓の方々の前で決意表明をしました。私は「誇り」を担当しました。多くの人の前での発表はすごく緊張しました。発表し終わったと同時にほっとした気持ちになり、あらためて、JFAアカデミー福島に入校したことを実感しました。これから、私の夢である世界で輝くサッカー選手になるために、サッカーだけでなく勉強にもしっかり取り組み、人を思いやる気持ち、感謝の気持ちを忘れず、人として成長できるようにがんばります。
若月りる葉 選手(17期生/中1)
入校式では、新1年生が一人ずつ決意の言葉を述べ、私は「まとめの決意表明」をしました。私たち17期生全員が「常に自分が感じたことを率直に伝えあい、オン・ザ・ピッチでもオフ・ザ・ピッチでも、意思疎通のできるチームメイト・ライバルになる」ということを決意しました。私は、入校式に参加し、発表して、少し成長できたと思います。そして、自分の考えを人に的確に伝えることが大切だと理解できたので、それをGKとしても生かしていきたいです。
先輩のコメント
石井音羽 選手(16期生/中2)
「後輩を迎えて」
新入生が入校しました、もちろん新入生にはこれから新しいことがたくさんありますが、私たち2年生も先輩としての生活は初めてです。そんな中で1年生を引っ張っていくためにも、まずは普段の生活から見直し、グランド内では楽しく、時には厳しくプレーしていきたいと思います。1年生に頼ってもらえるように精一杯頑張ります!
鳥尾芽生 選手(15期生/中3)
「新入生へ」
入校生はJFAアカデミー福島に入校・入寮できたことへの喜びや、親元を離れて寮生活をすることへの不安の両方の気持ちがあると思います。この素晴らしい環境でサッカーができることに感謝し、1日1日を大切にしてほしいと思います。
JFAアカデミー福島での6年間は長いように思えてあっという間に過ぎてしまいます。一緒に過ごしている良きライバルでもありチームメイトである仲間と共に、切磋琢磨しあいながら夢に向かって頑張りましょう。