1月8日(土)~10日(月・祝)に福島県のJヴィレッジの全天候型サッカー場にて「JFA U-12ガールズゲーム2021東北」が開催されました。天候にも恵まれ良い環境の中、参加者は元気にボールを追いかけました。
福島県のチームには、ふたば未来学園高校女子サッカー部の選手がサポートスタッフとして参加してくれました。女子選手が参加しやすい環境が工夫して作られていました。
運営者コメント
佐藤慶さん((一財)福島県サッカー協会)
1月8日から10日までの3日間、Jヴィレッジにおいて「JFA U-12ガールズゲーム東北2021」を福島県FAの主管で開催しました。
東北から10チーム、茨城県と栃木県より各1チームの計12チームにご参加いただきました。昨年度同様、コロナ禍の影響を懸念しましたが、スタッフ・選手・保護者さんの日頃の健康管理のおかげで、無事開催の運びとなりました。
3日間、合宿形式の今大会は、宿泊の楽しさも手伝って各選手が高いモチベーションを保っていたと感じました。選手たちの笑顔あふれる大会となった事に安堵しています。
プレーでは男子顔負けのテクニックやスピードを持つ選手もおり、将来の可能性を感じました。
2日目には川澄奈穂美選手と鮫島彩選手の講演会も行われ、貴重な経験や思いをお聞きすることができました。お二人のお人柄もあり、楽しいひと時となりました。
チームサポート及びスタッフとして地元高校の女子サッカー部選手も運営活動をさせていただきました。裏方の仕事と視点、進め方などこれからのサッカー人生に良い刺激になりました。
各チームのスタッフ様におかれましては、運営への積極的なご協力をいただき感謝申し上げます。至らない部分も数多くあったことと思いますが、これを踏まえ、次年度はより良い運営を目指して参ります。ありがとうございました。
サポートスタッフコメント
遠藤佳歩さん(ふたば未来学園高等学校女子サッカー部)
今回、選手側ではなく運営する側として活動するにあたって裏方の大変さを知ることができ、運営する方々がいて大会が成り立っているということを改めて感じました。U-12の試合では、一人一人の技術が高く、なにより楽しくサッカーをしている姿が印象に残りました。私自身、サッカーを楽しくプレーするということを忘れてしまうことがあるので、そのような大切さに気づかされる良い機会となりました。また、Jヴィレッジという良い環境で試合や練習をすることができることに感謝し、日々のトレーニングに臨みたいと思います。
監督コメント
五十嵐香月監督(福島KIBOU)
Jヴィレッジの全天候型練習場で3日間、子どもたち含め、スタッフ陣も楽しく過ごすことができました。
各地の女子チームと試合ができたことは、子どもたちにとってとてもいい経験となりました。
コロナ禍での開催にかかわり、ご尽力いただいた沢山の方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
松原悠馬監督(八戸TC)
3日間でたくさんの成功と失敗がありましたが、選手たちの頑張りのおかげで2位という素晴らしい結果で大会を終えることができました。選手たちの冬休みの最高の思い出になったと思います。
対戦していただいた全てのチームの皆様と、大会を運営していただいた関係者の皆様に感謝いたします。3日間、本当にありがとうございました。
選手コメント
加藤陽依選手(山形県トレセン)
いつも男の子としかプレーをしていなくて、女の子を相手にプレーするのは緊張したけど同学年の子とプレーできて楽しかったです。
私は一日中サッカーをしたことがなかったので大変だったけど「あきらめない」力がついたと思います。
今まであまり声を出せなかったけれど、仲間と仲良くなってたくさんの声掛けができました。とてもうれしかったです。そして、チームワークを深めることも大切だと気づきました。
私はセンターバックで出ていましたが、1回だけトップをやりました。ちがうところがたくさんあって勉強になりました。
3日間はとても短く、1日1日成長していけました。楽しかったです。
Jヴィレッジのドームではじめてプレーしましたが、きれいなところでした。
谷川莉愛選手(八戸TC)
はじめての参加で緊張したけど、決勝まで進むことができとても良い経験になりました。また、私たちは市内の集まりだけど、レベルの高いチームに勝つことができてうれしかったです。
決勝戦では対戦相手の力の強さ、体の大きさ、スピードなどのさまざまな部分で実力の差を感じました。
チームでは大会を通して決定力という課題を見つける事が出来ました。これからは、この経験をいかして成長していきたいです。