JFA 第25回全日本U-18 女子サッカー選手権大会が1月4日(火)、J-GREEN堺で開幕します。
ノックアウト方式で行われるU-18年代クラブチームの女王の座を懸けたこの大会には、全国9つの地域大会を勝ち抜いてきた実力ある16チームが出場します。
強豪ひしめく関東から優勝争いに名乗りを挙げるのは、大会最多の優勝経験を誇る日テレ・東京ベルディメニーナ(関東1)。前回大会に続く2連覇、そして10度目の女王を狙います。また、三菱重工浦和レッズレディースユース(関東2)は、第13回大会の優勝以降、4度の決勝戦で苦杯を喫してきました。前回大会の決勝戦で延長戦の末に優勝カップを逃した雪辱を果たすべく、今大会に臨みます。
前回大会では、ベスト3を関東勢が独占しました。今大会では、第20回大会以来の頂点を目指すセレッソ大阪堺ガールズ(関西2)をはじめ他の地域から出場するチームが関東勢の壁を越えられるか、注目が集まります。
これまで出場した多くの選手たちが現在、なでしこジャパン(日本女子代表)やWEリーグ、なでしこリーグなどでプレー。この大会で輝いた選手たちは、その後も目覚ましい活躍を見せています。
前回大会の決勝戦で、途中出場ながら流れを大きく変えて日テレ・東京ベルディメニーナの優勝に貢献した木下桃香選手(日テレ・東京ベルディベレーザ)は、2021年夏に行われた東京オリンピック2020でバックアップメンバーから正式にメンバーとして迎えられ、チーム最年少でオリンピックの舞台に立ちました。
第23回大会で得点ランク単独首位だった大澤春花選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)は、8ゴールでジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18を頂点までけん引。現在は、WEリーグでも得点ランク上位を争っています。
2022年8月にはFIFA U-20女子ワールドカップコスタリカ2022、10月にはFIFA U-17女子ワールドカップインド2022が開催予定で、いずれも日本の出場が決まっています。各年代で代表候補となっている選手たちが、今大会にも所属チームで出場予定。チームだけでなく、選手それぞれの活躍からも目が離せません。
日本女子サッカーの未来の担い手たちが1月4日(火)から10日(月・祝)に渡って繰り広げるハイレベルな熱戦にぜひご覧ください。
大会期間:2022年1月4日(火)~2022年1月10日(月)
大会会場:大阪府/J-GREEN堺