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立川・府中、ホームで逃げ切り2位に浮上。西宮8対1で大勝し、プレーオフ出場に近づく【日本女子フットサルリーグ2021-2022 第5節】 #jfa #nadeshiko

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日本女子フットサルリーグがシーズンの佳境を迎えています。10月30日(土)には第5節のうち2試合が行われ、一部延期となっている試合を除き、今シーズンも残すところあと3節となっています。

30日(土)の試合は、東京・アリーナ立川立飛でFリーグとの共同開催にて行われました。1試合目では、開幕5連勝で首位の西宮と暫定8位の宇部が対戦しました。高い得点力を誇る西宮は、開始わずか36秒で江口未珂選手が先制点を挙げ1点をリードします。ここから得点を重ねたい西宮でしたが、その後は宇部が集中した守備を見せゴールを割ることができません。しかし、第1ピリオド終盤に2点を追加し3対0で迎えた第2ピリオドでは西宮が終始試合を支配し、宇部は防戦一方の展開となります。1試合を通し宇部のシュートを2本に抑え、その後PKを含む5点を追加した西宮が8対1で大勝し、上位3チームが出場するプレーオフに一歩近づきました。

本拠地での試合を迎えた立川・府中アスレティックFCレディースは、過去三度の優勝を誇るアルコ神戸と対戦しました。10分に佐々木日菜乃選手のゴールで先制に成功した立川・府中でしたが、その後は拮抗した展開が続きます。1対0で迎えた第2ピリオドでもスコアが動かないまま試合終盤を迎えると、34分には神戸のキャプテン・高畠早奈恵選手に同点弾を許します。しかし、ホームの応援を受ける立川・府中は37分、先制点を挙げた佐々木選手のキックインの流れから鎰谷佳恵選手が勝ち越しゴールを挙げると、これが決勝点となり2対1で接戦を制しました。この試合の後に行われたFリーグ「立川・府中アスレティックFC対シュライカー大阪」でも立川・府中が逆転勝利を収め、男女ともに勝点3を獲得しています。

監督コメント

上久保仁貴監督(SWHレディース西宮)
第1ピリオドでは少しリズム感が出ず、こちらのオフェンスに対し相手のディフェンスの対抗策もあったのでアジャストできていない部分もありました。しかし徐々にリズムも出てきたと思うので、特に第2ピリオドのゲームをポジティブに捉え、シーズンの終盤戦につなげていければと思います。

宮嶋良丞 監督(ミネルバ宇部)
全勝している西宮との対戦で、今の自分たちの実力を踏まえた上でしっかりディフェンスを固めようと試合に臨みました。しかし、開始早々に失点し、その後は少し我慢ができましたが、第2ピリオドでは体力不足もあって相手に隙を与えたと思っています。自分たちのやろうとしていることを選手が一生懸命頑張っている点は評価していますが、8対1が自分たちの今の実力だと思うので、次戦に向けてまた頑張っていきたいと思います。

岡山洋介監督(立川・府中アスレティックFCレディース)
間違いなく今シーズンを左右する一戦でした。そういった気持ちで臨もうと選手たちと共有し試合に入り、ホームで勝てたことはすごく大きかったと思います。特に第2ピリオドでは押し込まれる時間が長く厳しいものでしたが、ホームのお客さんの力が助けになり勝ち越して守り切ることができました。コロナ禍でも気をつけながら会場に来てくれた観客の応援が力になると感じた試合でした。

安藤信仁監督(アルコ神戸)
連敗してしまい責任を感じていますし、この悔しい思いをどうやって消化しようかという思いです。次の試合が11月にすぐにあるので、切り替えていくしかないと思っています。試合に関しては第1ピリオドの途中からチームの戦い方が整理され、高い位置でボールを奪え、不用意な取られ方もしなくなりリズムが出ましたが、立川・府中のGKがとても良い選手で得点を奪うことができませんでした。


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