8月14日(土)、15日(日)の2日間にわたって、札幌サッカーアミューズメントパークにて「JFA U-12ガールズゲーム北海道 第9回熊谷・高瀬杯サッカー大会」が開催されました。
コロナ禍の中ではありましたが、北海道FAの関係者の方々を中心に感染対策も施しながら、女子選手のために活動機会を作っていただきましたので、ご紹介させていただきます。
運営者コメント
佐賀主昌さん(北海道FA 4種委員長)
なでしこジャパンのワールドカップ制覇のメンバーである北海道出身の熊谷・高瀬選手に続く代表選手が北海道から誕生することを願って誕生した「熊谷・高瀬杯サッカー大会」。これまで7回の大会を行ってきましたが、本年度からJFAの後援を受け、「JFA U-12ガールズゲーム2021北海道 熊谷・高瀬杯サッカー大会」として生まれ変わりました。
北海道は、女子なら誰もが参加できるようにと、カップ戦部門・交流戦部門の2部門を用意し、チームや選手の実態・目標に合わせて選択して参加できるようにして準備を進めました。そんな中でしたが、今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、トレーニング不足ということや宿泊を伴った遠征を控えたいということもあり、例年より少ない10チームの参加となりました。しかし、選手一人一人は、自分の持てる力を精一杯に出し切り、白熱した好ゲームの連続となりました。
今後は、今回参加された指導者や運営に当たられた方々の声をもとに、エントリー方法や大会・試合形式の検討や、イベントや指導者・選手の交流の場の設定など、よりよい大会にして北海道の女子サッカー界を盛り上げていきたいと考えております。コロナ対応で大変な中、運営してくださった皆様、ご参加くださった皆様に感謝申し上げます。
参加指導者コメント
鈴木一則監督(空知FCガールズ)
地区での活動も制限される中、不安も多かった大会でしたが、楽しみにしていた選手たちが全員出場で優勝という結果を手にできたこと、選手たちを誇らしく思います。コロナ禍での開催にかかわり、JFAをはじめ、4種委員会、札幌地区協会他、ご尽力していただいたたくさんの方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
鈴木康宏監督(旭川女子トレセンU-12)
晴天の中、2日間、全道各地の女子チームと試合ができたことは子どもたちにとって、夏休み最後のいい思い出となりました。いい選手を見て「私ももっと頑張らなくちゃ」と言った選手の言葉が印象的でした。コロナ禍の大変な中、大会運営に携わった全ての方に心より感謝申し上げます。
参加選手コメント
守岡桜さん(とかちFCなでしこ)
違った地区のチームと試合ができ、とても楽しかった。女子チームとして試合ができることが少ないので、この経験をこれからも生かしていきたい。
石黒月さん(千歳地区女子トレセン)
久しぶりに女子の試合ができてうれしかったです。他のチームのプレーもすごく勉強になりました。この試合を生かして、成長できるように頑張ります。
芳賀美咲さん(室蘭地区女子トレセンU-12)
今回の大会は、コロナであまり練習はできなかったけれど、みんなで声を出して楽しく頑張れたと思います。強い相手でも味方同士で信じあって、できたと思います。この大会にかかわってくれた人に感謝しています。今後もみんなで声を掛け合って楽しくサッカーをしたいと思います。
宮内綾花さん(北海道コンサドーレ札幌U-12Girls)
私は、熊谷・高瀬杯に参加して、いろいろなチームや地区トレセンの選手と戦うことができ、たくさんのプレイスタイルを学ぶことができました。チームとしては、優勝を目指して頑張りましたが、準優勝で悔しかったけど、チームみんなで戦えてよかったです。