日本サッカー協会(JFA)は、女子サッカーをテーマとした漫画「さよなら私のクラマー」(原作新川直司)の映画化ならびにTVアニメ化のアニメプロジェクトに2020年11月より後援し、これまで様々なコラボレーションを展開してきました。
女子中学生のサッカー選手が、男女の壁にぶつかりながらも、それを乗り越えるために奮闘する青春を描いた映画「さよなら私のクラマー ファーストタッチ」の公開(6月11日予定)に先駆けて、なでしこジャパン(日本女子代表)用に映画の視聴機会を頂きました。映画を視聴した高倉麻子監督、岩渕真奈選手(アーセナル/イングランド)、平尾知佳選手(アルビレックス新潟レディース)からコメントが届きましたのでお伝えします。
なお、映画のエンディングロールには、コラボレーションのひとつとして実施した写真募集企画「私たちのフットボール」に集まった写真が使われています。是非、ご視聴下さい。
コメント
高倉麻子監督
努力で壁を超えていけ!仲間とサッカーを楽しむんだ!
苦しみと楽しさの先に、必ず輝く未来が待っていると、たくさんの勇気をもらえる作品でした。
岩渕真奈選手(アーセナル/イングランド)
これまで様々な時代や環境の中でサッカーに取り組み、多くの人と繋がりながらサッカーに向き合ってきましたが、サッカーを通して出会える仲間や対戦相手、指導者、応援してくれる人たちがどれだけ大きな存在であるか、この映画を観て改めて感じました。そして、体格の優劣や足の速さ・遅さを相手と比較して苦心するのではなく、継続して努力することやサッカーを楽しむこと、チームのために自分にできることを頑張るなど、とても基本的なことですが、どこか忘れがちなことを思い出させてくれる、とても素敵な映画でした。
平尾知佳選手(アルビレックス新潟レディース)
女子サッカーの現実を鮮明に表しているなと感じました。自分自身も同じような経験をしたことがあります。女子が男子に混ざってプレーする大変さはやってみないとわからない部分があると思うので、これをきっかけに女子サッカーに関するいろいろなものが広く伝わって欲しいと思いました。