日本サッカー協会は、3月8日の国際女性デーの趣旨に賛同し、同日を「JFA女子サッカーデー」に制定しました。2021年3月を女子サッカーPR月間として全国各地で様々な取り組みを実施しました。
今回は、大阪府サッカー協会が3月28日(日)にJ-GREEN堺(S1ピッチ)で開催したイベントをご紹介します。
大阪府サッカー協会 運営担当者より
当初、3月7日に予定していたJFA女子サッカーデーのイベントも緊急事態宣言により延期せざるを得ない状況となってしまい、年度内に開催すべく調整した結果、3月28日のなでしこリーグ開幕戦とのタイアップイベントとしました。
ガールズの部(小学生)とレディースの部(中学生以上)の2カテゴリーにて参加者を募集し、セレッソ大阪堺レディースの協力の下、クリニックとなでしこリーグの観戦をセットにしたイベントを開催。女の子がサッカーを楽しむきっかけづくりを目指しました。同時に、本来であれば3月中旬に福島県で開催予定のJFA全日本O-40大会、O-30大会が新型コロナウイルスの影響で中止となっていましたので、その大会への参加を予定していた大阪のレディースのメンバーがプレーする機会を作るため、レディースの部のゲームイベントも計画しました。
当日は生憎の雨模様にもかかわらず、参加者が楽しそうに、一生懸命ボールを追う姿を見て、開催への準備の疲れも吹き飛びました!
また、イベント終了後のオンラインアンケートでも、「楽しかった!また参加したい!」という声と共に、「女の子だけでサッカーが出来た」ことへの喜びの声が多く寄せられました。このような女の子、女性向けのイベントを通じて女子サッカーの輪を広げていくことに継続して取り組んでいくことの重要性を再確認しました。
開催に際し、一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブ、セレッソ大阪堺レディースの皆さまのご協力により、クリニックのご指導となでしこリーグの観戦機会をいただいたことに感謝申し上げます。
さらに、女子サッカーデーの一連イベントとして、3月31日から4月2日までは一般社団法人日本女子サッカーリーグと連携して、「U-15プレナスなでしこアカデミーフェスティバル2021」をJ-GREEN堺にて開催ました。
このように「JFA女子サッカーデー」はあくまできっかけづくりであり、継続して大阪府下における女子サッカー界の環境改善、普及・育成活動に邁進します。
セレッソ大阪堺レディース:清水万理さん
多くの女子、女性選手にご参加いただき、とても華やかなクリニックを開催いただきありがとうございました。
ただクリニックを試合前に開催いただくだけでなく、クリニック参加者への観戦案内や試合運営の補助もいただき、色々なコラボができてとてもよかったです。
セレッソ大阪堺レディースとしては、このような活動に協力させていただくことはもちろんですが、なでしこリーグ1部で活動させていただいているので、今日参加してくれた少女たちから憧れてもらえるよう、活動していきます。
素敵な機会をいただき、ありがとうございました。
参加者コメント〈ガールズの部〉
尾崎涼菜ちゃん
たくさんのおともだちといっしょにサッカーできたのがうれしかった。おねえさんたちともいっしょにサッカーできて、うれしかった。またさんかしておともだちをたくさんつくりたい。
参加者のお母さん
普段は女の子とサッカーできる機会がないので同年代の女の子とサッカーできてよかったです。
参加者コメント〈レディースの部〉
藤本美和さん
女子の幅広い年齢層の方々とサッカーを通じで交流することができてよいイベントだったと思います。スポーツを続けている人は楽しい人が多いと思いました。
ありがとうございました!