アジアサッカー連盟(AFC)が主催するAFC Aurora eGoalプロジェクトにJFAアカデミー福島の濱野穂乃香選手が参加し、このほど無事に3週間のプログラムを終えました。これはAFCが育成年代の選手を対象に、社会的責任を学ぶために企画したもので、東地区からは各サッカー協会から18名の選手がオンラインで出席しました。環境や女性活躍、ダイバーシティ、社会貢献などについて英語で9回のセッションが行われ、最後はプレゼンテーションも行われました。
AFC Social responsibility委員会のAmani Kamel Al Qadi委員は「各地から集まった若いアンバサダーたちが、本プログラムを通じて考えたプランをそれぞれの地域や社会でどう今後活かしていくかを楽しみにしています」とコメント。アカデミー活動の合間を縫って参加した濱野選手も「話を聞くだけではなく、ここで学んだことを自分の地域でどう活かしていくかまで考えたことは初めてだったので、とてもいい経験になった。」と手ごたえを口にしていました。
アカデミー生コメント
濱野穂乃香選手(12期生/高1/JFAアカデミー福島)
今回アジアサッカー連盟が主催するAurora e Goalプロジェクトに日本を代表して参加させていただきました。9月19日にオープニングセレモニーが行われ、それから9回にわたるセッションが行われました。社会問題について他の国々の仲間達とディスカッションしたり、専門家の話を聞いたりして、スポーツを通じて、私たちはどう社会貢献することができるのかを考えました。私は多様性について焦点を置き、日本の障がい者サッカーをどう発展させることができるのかを考えました。話を聞くだけではなく、ここで学んだことを自分の地域でどう活かしていくのかまで考えたことは初めてだったのでとてもいい経験になりました。日本語でも考えるのが難しい内容を英語で話したり聞いたりするのはとても難しかったですが、いろいろな国々の仲間たちと交流することができてよかったです。
今回このようなプロジェクトに参加する機会をくださったJFAの方々、Aurora社の皆様、本当にありがとうございます。これからもサッカーだけではなく文武両道で頑張りたいです。そしてスポーツを通じて世界が平和になるように社会貢献できる人になりたいです。