2020プレナスなでしこリーグ・プレナスチャレンジリーグ表彰式が1月17日(日)にオンラインで開催され、梶山芙紗子女子1級審判員が最優秀審判賞を受賞しました。梶山審判員は2016年に続き、2度目の受賞です。
表彰式の模様は下記サイトからご覧いただくことができます。
受賞審判員コメント
梶山芙紗子女子1級審判員(京都府)
まず初めに、多くの方々の多大なるご尽力により、昨年のなでしこリーグが開催されたことに深く感謝します。そして、このような素敵な賞を頂き、大変嬉しく思います。本当にありがとうございました。
緊急事態宣言を受けた昨年3月、仕事やサッカー、全ての活動がなくなり、一瞬にして今まで経験したことがない非日常の日々が始まりました。感染が拡大し、先が見えない不安の中での自粛生活、いつ開幕されるかわからないなでしこリーグに向け、日々黙々とトレーニングすることは容易ではありませんでした。そのような中、初めて開催されたJFAのWeb研修会では、久しぶりに出会う審判仲間の笑顔にとても元気をもらい、勇気づけられました。
試合がなく実践が出来ない中、多くのWeb研修会を重ね、どのようにすれば正しい判定ができるのか、どのようにその状況を判断するのかなど、映像を通して自分たちの眼を養い、サッカーに触れる時間を数多く作って頂きました。今出来ることを!今だからこそできることを!と、今まで出来なかったことに取り組み、限られた環境の中であっても、とても有意義な時間を過ごすことができたと感じています。
7月から開幕された無観客でのなでしこリーグは、色々と制限された中での試合となりましたが、移動手段や会場での過ごし方など、私たちが不安を抱くことのないよう様々なことに配慮された開催となりました。日常が日常ではなくなった2020年、練習試合もなく、半年以上実践が出来ていないことに大きな不安もありましたが、それ以上に、ただただサッカーができる喜びと審判ができることに感謝し、改めてサッカーの楽しさを感じフィールドに立たせていただくことができました。
2021年、いよいよ始まるWEリーグに向け、私たち審判員も切磋琢磨し、皆さんと共に新しい歴史に携われるよう精進していきたいと思います。