今年も冬の大一番、皇后杯 JFA 第42回全日本女子サッカー選手権の火ぶたが切って落とされます。開幕週の11月28日(土)と29日(日)に行われる1回戦には、なでしこリーグ2部の4チームと全国の地域予選を勝ち抜いた28チームが登場します。
なでしこリーグ2部に所属するAC長野パルセイロ・レディース(なでしこ2部/長野)、FC十文字VENTUS(なでしこ2部/埼玉)、バニーズ京都SC(なでしこ2部/京都)、日体大FIELDS横浜(なでしこ2部/神奈川)の4チームは、ここで意地を見せたいところ。対戦相手のJFAアカデミー福島(東海/静岡)、JAPANサッカーカレッジレディース(北信越/新潟)、群馬FCホワイトスター(関東/群馬)、新潟医療福祉大学(北信越/新潟)は、ジャイアントキリングを狙います。
日テレ・東京ヴェルディメニーナ(関東/東京)は、ヴィアティン三重レディース(東海/三重)と対戦します。この試合に勝てば、2回戦では、日テレ・東京ヴェルディベレーザ(なでしこリーグ1部/東京)と対戦できるとあって、メニーナの選手も気合が入ります。アンジュヴィオレ広島(中国/広島)とFC今治レディース(四国/愛媛)は、瀬戸内海を挟んだチームの顔合わせです。
早稲田大学(関東/東京)は岡山湯郷Belle(中国/岡山)、筑波大学(関東/茨城)は静岡SSUアスレジーナ(東海/静岡)、そして初出場の流通経済大学(関東/茨城)はノルディーア北海道(北海道)と対戦。いずれも、大学チームとチャレンジリーグ、互いのカテゴリーの意地を賭けたカードです。チーム事情により出場辞退となった札幌大学ヴィスタに代わって出場する北海道リラ・コンサドーレ(北海道)は、昨年の大会で旋風を起こした岡山県作陽高校(中国/岡山)と、初戦で当たります。
高体連所属チームは、岡山県作陽高校を含めて7チーム。昨冬の全日本高校女子サッカー選手権を優勝した藤枝順心高校(東海/静岡)は神奈川大学(関東/神奈川)、同準優勝の神村学園高等部(九州/鹿児島)はチャレンジリーグ所属のスペランツァ大阪高槻(関西/大阪)と戦います。聖和学園高校(東北/宮城)、大商学園高校(関西/大阪)、日ノ本学園高校(関西/兵庫)は、福岡J・アンクラス(九州/福岡)、全保連琉球デイゴス(九州/沖縄)、NGUラブリッジ名古屋(東海/愛知)と対戦します。高校女子サッカー選手権の大阪府予選で敗退した大阪学芸高校(関西/大阪)は、この皇后杯が今季最後の公式戦となります。卒業を控えた3年生と1日でも長くサッカーを楽しむため、ディオッサ出雲FC(中国/島根)に挑みます。
1回戦16試合は、セイホクパーク石巻石巻フットボールパーク、真岡市総合運動公園陸上競技場、高円宮記念JFA夢フィールド、そしてテクノポート福井スタジアムの4会場で行われます。12月29日(火)に、サンガスタジアム by KYOCERAで行われる決勝戦へ向けての戦いがいよいよ始まります。
開催期間:2020年11月28日(土)~2020年12月29日(火)
【1回戦】11月28日(土)・29日(日)
【2回戦】12月5日(土)・6日(日)
【3回戦】12月12日(土)・12月13日(日)
【準々決勝】12月19日(土)・12月20日(日)
【準決勝】12月24日(木)
【決勝】12月29日(火)