JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー今治のレポートを担当するのは監物政希コーチです。
ウイルス禍の中での新年度のスタート
今年度よりJFAアカデミー今治GKコーチを担当しています監物です。
JFAアカデミー今治は4月16日に発令された政府からの緊急事態宣言を受けての今治市内小中学校休校措置のため、4月21日から5月10日まで活動を一時休止・閉寮とし、アカデミー生は自宅待機となりました。
今までに経験したことのない長い自粛期間の後、愛媛県および今治市教育委員会、中学校の方針に従い、5月11日より分散登校(段階的再開期間)の開始に伴い、アカデミー活動を再開しました。
以降は寮内での感染(拡大)防止対策レベルを設定し、段階的に新しい生活様式を実践するとともに、JFAフィジカルフィットネスプロジェクトのガイドラインに沿ってサッカー活動を再開しています。
ロジカルコミュニケーションスキル
感染(拡大)防止の観点から講師の先生をお呼びすることができないために、JFAプログラムも未実施でしたが、7月に入り5・6期生は今年度最初のロジカルコミュニケーションスキルのプログラムを受講しました。
物事を論理的に組み立てて思考・分析し人に伝えることは、サッカーの試合での一瞬の判断やトレーニングの意味を理解するために重要な能力です。
アカデミー生がピッチ内外で起きる様々なことに対して、自ら対応・解決し、自立した個人に成長するためにこれからJFAプログラムに取り組んでほしいと思います。