JFA第23回全日本U-18女子サッカー選手権大会 JOC ジュニアオリンピックカップが、1月3日(金)から7日(火)にかけて、J-GREEN堺(大阪府堺市)で開催されます。
ノックアウト方式で行われる本大会には、全国9つの地域大会を勝ち抜いてきた16組が出場。U-18年代クラブチームの女王の座を懸け、熱い戦いを繰り広げます。
これまでも多くの選手たちがこの大会を経て、成長と飛躍を遂げていきました。前回大会で優勝した日テレ・メニーナのメンバーである菅野奏音選手(日テレ・ベレーザ)は、今年10月に行われたAFC U-19女子選手権タイ2019にU-19日本女子代表として出場し、大会最優秀選手に輝きました。
FIFA U-17女子ワールドカップインド2020への出場を決めたU-16日本代表からは、9月に行われたAFC U-16女子選手権タイ2019でMVPを受賞した西尾葉音選手(浦和レッズレディースユース)、得点王となった浜野まいか選手(セレッソ大阪堺ガールズ)をはじめ、多くの選手が自身の所属チームでメンバー入りしています。
U-19女子選手権3連覇に貢献した大澤春花選手、中尾萌々選手(ともにジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18)や後藤若菜選手、伊藤彩羅選手(ともに日テレ・メニーナ)たちとともに、各年代別代表で活躍する選手たちへの注目も集まります。
過去4大会は、ベスト4を関東勢と関西勢が独占してきました。
激戦区である関東から第1代表として出場するのは、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18(千葉)。夏に行われたXF CUP 2019 第1回日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)でも初代女王となった勢いそのままに、関東大会でも厳しい戦いを制して優勝。2大会ぶりの女王奪還に向かっています。
同じく関東から出場する、昨年は関東大会で苦杯をなめた浦和レッズレディースユース(埼玉)、大会最多優勝を誇り昨年頂点に返り咲いた日テレ・メニーナ(東京)も、優勝争いに名乗りを挙げる強豪です。
一方、関西大会では、着実に力をつけてきているINAC神戸レオンチーナ(兵庫)が、第19回大会から4年連続でファイナル進出を果たしているセレッソ大阪堺ガールズ(大阪)との接戦を制し、優勝。前回大会でクラブ史上初の3位となった手応えをもとに、さらなる高みを目指します。
実力のあるアルビレックス新潟レディースU-18(北信越/新潟)や、トップチームでも経験を積む選手を擁する愛媛FCレディースMIKAN(四国/愛媛)など、関東勢・関西勢以外のチームがベスト4に割って入ることができるかにも注目です。
1月3日から始まる未来のなでしこジャパンが繰り広げるレベルの高い熱戦、ぜひご覧ください。
大会期間:2020年1月3日(金)~2020年1月7日(火)
大会会場:大阪府/J-GREEN堺