今年二回目となるJFAエリートプログラム女子U-14の活動が、11月18日(月)からJ-GREEN堺で始まりました。今回のトレーニングキャンプはJOC日韓競技力向上スポーツ交流事業の一環で、全国から20名の選手が選抜され、オン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチでU-14韓国女子代表との交流を行います。
初日の夜のミーティングでは、映像を見ながら、やるべきことの確認を行いました。また同じくJ-GREEN堺にて、なでしこチャレンジのトレーニングキャンプを行っているなでしこジャパンの高倉麻子監督もミーティングに参加し「毎日の積み重ねが大切。そして、サッカーを楽しもう」と励ましの言葉をかけました。
19日のトレーニングでは、守備中心に行い、「指示を出し、コミュニケーションを取ることを意識しよう」という加藤賢二監督の言葉で締めくくられました。夜にはキリンチャレンジカップ2019 SAMURAI BLUE(日本代表)対ベネズエラ代表戦を観戦し、満員のスタジアムの興奮を味わいました。
選手コメント
GK 鹿島彩莉選手(JFAアカデミー福島)
今回、2回めのエリートプログラムへの参加でしたが、最初は少し緊張で肩の力が入りすぎていて、コーチから「リラックス」と声をかけられました。プレーをしていくにつれ緊張がほぐれていき、自分のプレーが少しずつできるようになってきました。1日目はシュートの練習では、ポジションが少しずれてしまったり、ワンタッチのタイミングで対応ができなかったけれど、少しずつ直すことができたので、継続していきたいです。
2日目はシュートストップやディストリビューション、ブレイクアウェイのトレーニングをしました。ディストリビューションではパススピードが遅かったり、ずれてしまいました。ブレイクアウェイでは、決断が遅れてしました。このトレーニングを通して、自分への課題や成果などを今後の試合につなげるように頑張ります。
FP 藤田菜摘選手(SC鳥取プエデU-15)
1日目は基本練習でパス&コントロールをしたあとにゲームをしましたが、1日目ということもあり、緊張で固くなってしまいました。
2日目は組み立てと守備の練習をしました。組み立ての練習では、1日目で練習したことを活かし、パスの質、特にパススピードにこだわって練習しました。守備の練習では粘り強く、また距離にこだわって練習しました。ゲームの中ではコミュニケーションや声掛けが少なかったので、明日からは意識して練習していきたいです。そして試合に向けてしっかり準備をしていきたいです。
FP 楠さゆみ選手(セレッソ大阪堺アカデミー)
私は今回が2回目の参加で、前回より緊張がほぐれた状態で取り組むことができました。仲間と集合して初回の練習はパス・コントロールを中心としたメニューで、パスの精度などを意識して取り組みました。最後にゲームをし、1日目を終えました。
2日目は「ビルドアップ」と「守備」中心でした。私はセンターバックなので、自分に足りないことや必要なことにたくさん気づけました。特にビルドアップでは複数の選択肢を持った上で判断するということがわかりました。明日韓国チームと試合、練習をするのでまた違った雰囲気でプレーすることを楽しみ、たくさんの気づきや刺激をこれからにいかしたいと思います。
スケジュール
11月18日(月) | PM | トレーニング |
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11月19日(火) | AM/PM | トレーニング |
11月20日(水) | AM | トレーニング |
PM | トレーニングマッチ vs U-14韓国女子代表 | |
11月21日(木) | AM | トレーニング |
PM | オフザピッチプログラム | |
11月22日(金) | AM | トレーニング |
PM | トレーニングマッチ vs U-14韓国女子代表 | |
11月23日(土) | AM | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。