11月21日(土)、22日(日)に第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会の3回戦を開催します。
なでしこチャレンジリーグや各地域リーグなどで戦うチームにとって、格上のなでしこリーグのチームに勝利して3回戦に進出することが一つの関門だといえ、今大会でそこに到達したのは早稲田大学(関東/東京)と大東文化大学(関東/埼玉)の2チームです。
1回戦で福岡J・アンクラス(なでしこ2部/福岡)、2回戦でASハリマアルビオン(なでしこ2部/兵庫)を破った早稲田大は、前回大会女王の日テレ・ベレーザ(なでしこ1部/東京)に挑みます。2回戦では2点のビハインドを試合終盤に追い付き、PK戦の末に勝利した粘り強さを見せています。ベレーザを相手に一歩も引かない戦いぶりが期待されます。
大東文化大もチャレンジリーグを戦うノルディーア北海道(北海道)を2-0で完封し、愛媛FCレディース(なでしこ2部/愛媛)には3-2で逆転勝利を収め、勢いそのままにベガルタ仙台レディース(なでしこ1部/宮城)に挑みます。2試合で3得点を決めている村山百花選手を中心に、なでしこリーグで2位に躍進した仙台をいかに攻め立てるのかが大きな見どころです。
そのほかにも、数多くの激闘が予想されます。なでしこリーグ2部を優勝したAC長野パルセイロ・レディース(なでしこ2部/長野)は、浦和レッズレディース(なでしこ1部/埼玉)と対戦します。リーグ戦27試合で35得点を挙げた横山久美選手が2回戦でも2得点と躍動していますが、一方の浦和も、前回大会で準優勝の悔しさを晴らすべく、今大会に強い気持ちを持って臨んでいます。互いの意地と高い攻撃力がぶつかり合い、見応えのある攻防が繰り広げられそうです。
勝ち残ったなでしこリーグ1部、2部、大学チームによる争いはさらに激しさを増すことになりそうです。各地域を代表しているという思いも、彼女たちのプレーを後押しするでしょう。果たして、激闘を制して8強入りを果たすのはどのチームでしょうか。
JFA-TV 第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会
第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会
11月7日(土)~12月27日(日)
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