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大会初戦はオーストラリア相手に0-0のドロー~AFC U-16女子選手権タイ2019 #jfa #daihyo #nadeshiko

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AFC U-16女子選手権タイ2019 vs. オーストラリア
2019年9月15日(日) キックオフ時間 16:00(現地時間) 試合時間 90分
IPE (タイ/チョンブリ)

日本 0-0(前半0-0、後半0-0)オーストラリア

スターティングメンバー
GK:野田にな
DF:小山史乃観、林愛花、石川璃音、荻久保優里
MF:猪瀬結子、大山愛笑、太田萌咲、箕輪千慧
FW:西尾葉音、浜野まいか

サブメンバー
GK:服部茜汐香、大熊茜
DF:浅山茉緩、平中響乃
MF:丹野凜々香、西郡茉優
FW:根府桃子、藤野あおば、錦織美紀

登録外メンバー(出場停止、怪我など)
DF:井手ひなた、天野紗、朝倉加奈子

交代
30分 小山史乃観→ 根府桃子
67分 猪瀬結子→ 浅山茉緩
80分 西尾葉音→ 西郡茉優

マッチレポート

U-16日本女子代表は15日(日)、IPEチョンブリスタジアムでAFC U-16女子選手権タイ2019の初戦を迎えました。

試合前に突如降ったスコールで湿度が高くなった気候の中、試合は16時にキックオフ。両者ともに序盤から主導権を握ろうとする攻防が続きます。4分、日本はMF大山愛笑選手がMF浜野まいか選手とのコンビネーションでテンポよくボールを受け、裏に抜け出したFW西尾葉音選手へスルーパスを送って良い形を作りましたが、惜しくもオフサイド。反対に、10分にはバックパスをオーストラリアFWの選手にカットされ、GK野田にな選手がかわされるもDF石川璃音選手の決死のスライディングでシュートをブロック、間一髪を逃れました。20分にはMF箕輪千慧選手がペナルティエリア中央やや右側からフリーでシュートを放つも、クロスバーに嫌われ得点ならず。一進一退のゲーム展開が続き、そのまま0-0で試合を折り返します。

後半、ハーフタイムでの狩野監督からの指示もあり、日本は攻撃で味方間の距離をよりコンパクトにし、ゴール前に向かう局面が増えるもなかなか得点が決まりません。52分、MF大山選手からのパスに抜け出したMF浜野選手がペナルティエリア内右側からシュートを打つも枠の外。73分には左サイドからカットインしたMF浜野選手からのスルーパスにFW根府桃子選手が抜け出すも、相手GKにブロックされました。87分、オーストラリアは交代枠を使い切った状態で怪我の選手が出たため10人に。残り時間が少ない中で、日本はロングボールやドリブルなどで相手陣地に押し込もうと果敢に攻めるもゴールラインを割ることはできず、オーストラリアの力強いディフェンスの前に初戦を引き分けで終えました。

またこの日は、GK大熊茜選手の誕生日でした。試合後の夕食では選手・スタッフ一同で大熊選手にサプライズのお祝いをしました。

U-16日本女子代表は、18日(水)にU-16バングラデシュ女子代表との第2戦を戦います。

監督・選手コメント

狩野倫久監督
私たちコーチ陣が選手たちに求めているのは最低でも2つ以上のポジションをこなすことです。そしてその観点を元に、ゲーム中の状況をしっかりと判断することです。今日のようにアクシデントで相手が10人になるなど、時間帯やピッチ内の様々な状況の中で、チームのコンセプトに加えて、ゲームシチュエーションをしっかりと選手たち自身が判断して、適切に考えてプレーできるようにアプローチをしています。今日の試合で、その成果は見られたかなと思います。ただ初戦ということで立ち上がりから前線にアグレッシブに行こうと話しましたが、硬さが見られたのも事実です。第2戦に向けて、もっとアグレッシブにゴールに向かう姿勢やゴール前の精度を高めて次につなげたいと考えています。

DF #5 浅山茉緩選手(セレッソ大阪堺ガールズ)
ベンチスタートということで最初は試合展開をよく観察していました。全体的に最初の入りが悪かった印象があり、ビルドアップのミスが多いことなど流れがあまり良くなかったのですが、途中から日本がペースを握るようになり、コーナーキックが練習通りの形でチャンスになったり、シュートの数も増えるなどプレーが良くなっていきました。私自身のポジションの目線ではディフェンスラインのコントロールがもっと良くできると思いましたし、交代前には監督から背後やトップにボールを当てた時にサポートを早くしようという指示があり、攻撃の面ではそこを意識していました。プレー中はボールに触れる回数は多くなかったですが、取り組む姿勢は変えずに働きかけました。次戦は良い準備をして、どこで出てもいつ出ても攻守において自分から積極的にアクションを起こして勝利に繋げられればと思います。

MF #15 荻久保優里選手(セレッソ大阪堺ガールズ)
試合の立ち上がりは、なかなか選手全員の緊張が取れず、私たちのペースが作れませんでした。苦しい試合になりそうだなと思っていたのですが、チーム全体で徐々に相手のスピードやパスが入るタイミングなどに慣れていき、隙を上手く見つけて、ゴールに近づけるシーンが増えたと思います。ただ前後半どちらもフィニッシュやクロスの質に課題が残り、バックパスを奪われて危ういシーンなどもありました。私たちの改善点だと思うので、2試合目に向けて様々な質を上げて、次は絶対に勝てるように頑張りたいです。

MF #17 猪瀬結子選手(マイナビベガルタ仙台レディースユース)
試合の序盤はチーム全体で慌てて、ボールが保持できず、攻守において激しく難しい試合になりました。練習でやってきたコンビネーションもあまりできず、決めるべき部分を決められなかったのが引き分けという結果につながったと思います。ただ最後にゴール前で体を張って守備をすることや集中を切らさないことは今までと同じく継続してできたので、無失点で試合を終えることができたのだと思います。左サイドハーフで出場しましたが、マッチアップした選手が大きく、横の揺さぶりに対して強くない印象だったのでどんどん仕掛けました。その結果サイドの高い位置でのフリーキックやコーナーキックのチャンスを作りましたが、得点に繋がっていないので、最後の部分が課題だと思います。次戦まで2日しか準備はできないですが、ゴール前の局面やコンビネーションの質を上げていければと思います。

スケジュール

 AFC U-16女子選手権タイ2019
9月15日(日)0-0vs U-16オーストラリア女子代表
(IPE Chonburi Stadium)
9/16(月)~9/17(火)AM/PMトレーニング
9月18日(水)16:00vs U-16バングラデシュ女子代表
(IPE Chonburi Stadium)
9/19(木)~9/20(金)AM/PMトレーニング
9月21日(土)16:00vs U-16タイ女子代表
(Chonburi Stadium)
9/22(日)~9/24(火)AM/PMトレーニング
9月25日(水)16:00/20:00準決勝(Chonburi Stadium)
9/26(木)~9/27(金)AM/PMトレーニング
9月28日(土)16:00/20:00決勝/3位決定戦(Chonburi Stadium)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

AFC U-16女子選手権タイ2019

大会期間:2019/09/15(日)~2019/09/28(土)

グループステージ:
2019/9/15(日) 18:00キックオフ(日本時間)
vs オーストラリア代表

2019/9/18(水) 18:00キックオフ(日本時間)
vs バングラデシュ代表

2019/9/21(土) 18:00キックオフ(日本時間)
vs タイ代表

大会情報はこちら


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