女子GKセレクションキャンプがスタート #jfa #JYD #nadeshiko

6月28日(金)、静岡県の清水ナショナルトレーニングセンター（J-STEP)で、女子GKセレクションキャンプがスタートしました。このキャンプは、なでしこジャパン（日本女子代表）のGKを目指す意欲ある選手を一般公募で募り、応募があった多くの選手の中から参加者が選出されます。今年度は95名の応募があり、その中から小学生16名、中学生14名の合計30名の選手が選出されました。
全国各地から集合した選手たちは緊張の面持ちでキャンプをスタートさせましたが、晴天のもと広いピッチに立つと、早くも仲間たちとの距離を縮め、元気な声を響かせました。初日は小学生、中学生のグループに分かれてウォーミングアップ、フィジカル測定を行ったあと、早速GKのトレーニング、ゲームと多くのメニューに取り組みました。

夜のミーティングでは、一人ずつの自己紹介を行い、自分自身を仲間に知ってもらえるようそれぞれの言葉でスピーチしました。また、その後はGKのプレーについてのレクチャーがあり、GKの役割等を学びました。
29日(土)からは、本格的なGKトレーニングを行っていきます。

コーチ・選手コメント

大石七美熊本県女子トレセンコーチ
今回熊本FA女子トレセンスタッフとして参加をさせて頂きました。未来のなでしこを目指す、ゴールキーパー少女選手達30名が一堂に会する光景は、とても頼もしく感じます。現在、日の丸を胸に戦っている女子GKの登竜門とも言えるこのキャンプで、全ての選手それぞれが、何かを掴み取り、チームに持ち帰ってもらえる事を期待しています。不慣れな選手も多いですが、直向きに取り組む姿勢は実を結ぶ機会になることと思います。私も選手以上に成長出来るよう前向きな姿勢で取り組みます。

長谷川実乃里選手（白岡SCL）
私はとてもワクワクしてキャンプ1日目を迎えました。全国から集まった同世代のGKたちと一緒にトレーニングをしましたが、とても楽しく感じました。ナショナルトレセンコーチのもとでトレーニングさせてもらうこの三日間、これからのGK人生に活かしていきたいのはもちろんのこと、もっと周りに気を配り、用具の用意や片付けなどもしっかりやらないと素敵なアスリートにはなれないと感じました。ドキドキしながらの初日でしたが、最高の気分で一日を終えられたことは集まった仲間たちとコーチのみなさんのおかげであり、感謝の気持ちでいっぱいです。このキャンプを通して、私のこれからのビジョンをより明確化していけたらと思います。

前川ゆめの選手（ちふれASエルフェン埼玉マリ）
セレクションキャンプに参加し、初日を終え、私は多くのことを学びました。仲間と協力するプレーや自主性、そしてGKの役割などの基本的なことまで、改めて確認することができました。私はGKを小学6年から始め、日々GKの役割が好きになりましたが、このキャンプでもまた、GKのことを良く知り、どれだけこのポジションが大切かを感じることができました。ピッチでは選手のサポートや声出し、体を張って大きなゴールを守ることができる、そういった楽しさ、強さ、かっこよさをたくさん知り、このキャンプの参加できて本当に良かったと感じました。

髙橋うた選手（浜松市立蒲小学校）
私はこれまで、サッカーを本格的に始める機会がなかなかなかったのですが、自分の身長を活かしてサッカーに取り組んでいきたいと思い、今回このキャンプに応募しました。今日、他の選手と一緒にトレーニングをしてみて、みんな経験者でとてもうまく、緊張しましたが、このキャンプでGKのことをたくさん学びたいと思います。コーチや他の選手から色々なことを教えてもらい、もっとうまくなるよう頑張ります。

佐藤真綾選手（長良西スポーツ少年団サッカー部）
セレクションキャンプの初日が終わりました。どうしたらきれいにスローインができるか、パスが正確に出せるかといったことなど、私はこの1日でたくさんのことを学びました。
また、夕食では、仲間と楽しく食事をとることができ、いろいろなことを話すことができました。夜のミーティングでは、GKの役割やどれだけGKが大切かを学ぶことができました。残り2日間ですが、更に多くのことを学んでいきたいです。

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

女子GKキャンプとは

将来のなでしこジャパンのゴールキーパー（GK）を発掘・育成するプロジェクト。
日本女子サッカーの強化・育成の鍵であるU-15（中学生）年代前後の選手を「強化」「育成」「普及」の観点から選出し、継続したトレーニングを行う。

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