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高倉麻子監督率いるなでしこジャパンが積み重ねた3年間~FIFA 女子ワールドカップフランス 2019 #jfa #nadeshiko #daihyo #世界のなでしこ #世界のなでしこ

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2016年4月に高倉麻子監督がなでしこジャパン(日本女子代表)の監督に就任して3年が経過しました。その就任記者会見で高倉監督は「後輩たちが大きな花を咲かせてくれたので、バトンが戻ってきたら受けようと考えていた」と話し、FIFA女子ワールドカップドイツ2011優勝など輝かしい成績を収めたなでしこジャパンを、さらに進化させていく決意を表明しました。「私の役目は今まで積み上げてきたものにさらに磨きをかけて、もっと高いところへ選手を連れて行くことだと考えている」と続け、新生なでしこジャパンは走り出しました。

なでしこジャパンはアメリカやスウェーデンといった欧米の強豪国との実戦経験を積み、高倉監督体制初の国際大会は、2017年3月のFPFアルガルベカップ2017でした。ノルウェーなどに勝利した一方、6位で大会を終えることとなり「勝負どころでの危機感や察知能力がまだまだ足りない」(高倉監督)という課題が見えました。

同年12月には、EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会(女子)が千葉市蘇我球技場(フクダ電子アリーナ)で開催されました。なでしこジャパンは韓国、中国に連勝し、第3戦で優勝を懸けて朝鮮民主主義人民共和国と対戦しましたが、0-2で敗れて準優勝。優勝を掲げて臨んだなでしこジャパンの選手たちは、一様に悔しそうな表情を隠しませんでしたが、その経験が翌年のタイトル獲得につながっていきます。

2018年4月に行われたAFC女子アジアカップヨルダン 2018は、高倉監督体制となって初のアジアタイトルを獲得した大会でした。グループステージこそ2位通過でしたが、準決勝で中国、決勝でオーストラリアを破り、なでしこジャパンは連覇を達成。大会MVPの岩渕真奈選手(INAC神戸レオネッサ)は「新しいチームになって1試合1試合で成長することができている」と、チームの確かなステップアップを感じているようでした。

また、その4カ月後に行われた第18回アジア競技大会(2018/ジャカルタ・パレンバン)でもなでしこジャパンは優勝を収めます。中国との決勝は互いのプライドがぶつかり合う消耗戦となりましたが、菅澤優衣香選手(浦和レッズレディース)の決勝点で、2大会ぶり2回目の優勝を達成。アジア2冠に輝きました。

FIFA女子ワールドカップイヤーの今年も欧米に遠征し、FIFA女子ワールドカップで上位進出を狙う世界の強豪との連戦を積み重ねてきました。FIFA女子ワールドカップフランス2019のメンバー発表会見で高倉監督は、「今までの(強豪との)勝率を見ても、圧倒的な勝率を持って戦うということは難しいと思う」と現在地を認識しながら、「難しい挑戦ですが、優勝は目指さない限り手に入れることはできないので、優勝を目指したい」と力を込めました。その決意は3年前の監督就任当初から不変です。

再び、世界のなでしこへ。「全てはこの女子ワールドカップのために準備をしてきたつもり」と話す高倉監督となでしこジャパンが挑むFIFA女子ワールドカップフランス2019は、6月7日(金)に開幕を迎えます。

スケジュール

なでしこジャパン(日本女子代表)のスケジュールはこちら

FIFA女子ワールドカップフランス 2019

大会期間:2019年6月7日(金)~2019年7月7日(日)

グループステージ:
2019/6/11(火) 01:00キックオフ(日本時間)
vs アルゼンチン代表

2019/6/14(金) 22:00キックオフ(日本時間)
vs スコットランド代表

2019/6/20(木) 04:00キックオフ(日本時間)
vs イングランド代表

TV放送情報はこちら
大会情報はこちら


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