JFAアカデミーでは「常にどんな時でも（日本でも海外でも）ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。
今回JFAアカデミー今治のレポートを担当するのはGKコーチの安藤信也さんです。
起床から登校まで
JFAアカデミー今治のGKコーチの安藤信也です。
今治に来て今年で2年目で、JFAナショナルトレセンコーチ女子担当、中国、四国地域担当も兼務しています。
今年の4月に5期生（8名）が入校し、現在3期生（10名）4期生（12名）合計30名で寮生活を行なっております。初めの頃は緊張していた5期生も少しずつ表情が和らいできて、先輩達との寮生活にも慣れてきたようです。今回は普段の選手達の日常や様子を紹介していきたいと思います。JFAアカデミー今治は、平日は寮に寄宿しアカデミーでの活動を行い、週末や長期休暇は帰省し所属チームでの活動を行う「週末帰省型」です。
選手達の1日は、朝6:30の小掃除から始まります。眠たい目をこすりながらそれぞれの担当場所に分かれ清掃が始まります。その後6:45から食堂でバランスの取れた朝食をしっかり摂り、7:35には寮を出て自転車で登校しています。
下校後
基本的に月曜はオフ、火曜から木曜は桜井海浜ふれあい広場（サッカー場）、金曜は寮内にあるピッチでトレーニングを行い、その後帰省します。週末は所属チームで活動を行い日曜に帰寮するサイクルです。平日は下校後、選手はすぐにトレーニングの支度をしてバスに乗り込み、約15分の移動中に補食を摂取、到着後トレーニングを開始いたします。月に1度は今治の地元男子チームとのトレーニングマッチを行い、そこでの課題を抽出し改善そしてゲームでの克服をしています。
約2時間のトレーニング終了後に寮に戻り、入浴し、夕食を摂ります。また、開催日にはJFAプログラム（ロジカルコミニュケーションスキル、マナープログラム、ライフスキル、学習サポート、英会話）も受講しています。選手達はタイトな生活の中でも時間を見つけ、宿題や復習、そして選手やコーチとサッカーの話をするなど、自分の時間を有意義に使えるように日々頑張っています。
最後に
どんなことでも積極的にチャレンジし、色々なことを経験することで少しずつではありますが行動が変わってきています。まだまだできないことも多くありますが、意識、行動、習慣化、自動化できるように日々選手に働きかけ日常を変えていけるように指導を続け、選手には夢や目標に少しでも近づけるようこの3年間チャレンジしてもらいたいと思います。