リオデジャネイロオリンピック出場を目指すなでしこジャパンは1日(火)、アジア最終予選の初戦・オーストラリア戦での敗戦から一夜明け、大阪府内でトレーニングを行いました。
中一日で3月2日(水)に迎える第2戦・韓国戦に向け、意識合わせと戦い方の確認をピッチ上で行い、前日出場時間が長かった選手は少し早めに切り上げてコンディション調整に努めました。
「負けたら終わりだと思っている。前だけを見てチーム全員で戦い切りたい」とチームを代弁するのはMF宮間あや選手。「あの試合(オーストラリア戦)で全てを失うことがあってはならない」(FW大儀見優季選手)、「この予選では私たちはチャンピオンでもなんでもない。チャレンジャーとしてリオの切符を取りに行く」(MF川澄奈穂美選手)と選手たちは目の前の一戦に気持ちを切り替えています。
対戦相手である韓国女子代表はこの日、午後4時からキンチョウスタジアムで公式練習を行いました。日本の韓国との過去の対戦戦績は14勝8分け4敗。韓国女子代表は、オリンピック出場経験はないものの、昨年のFIFA女子ワールドカップではベスト16に進出。このアジア最終予選では初戦、朝鮮民主主義人民共和国を相手に1-1で引き分けています。なでしこジャパンの川澄選手は、かつてINAC神戸レオネッサに所属していたチ・ソヨン選手について聞かれ「上手さも怖さもあるスペシャルな選手。気をつけたい」とコメントしています。
アジア最終予選 第2戦「なでしこジャパン(日本女子代表) 対 韓国女子代表」は3月2日(水)、キンチョウスタジアムで19:35キックオフです。オーストラリア女子代表はベトナム女子代表と、朝鮮民主主義人民共和国女子代表は中国女子代表戦といずれもヤンマースタジアム長居で対戦します。
選手コメント
FW #15 髙瀬愛実選手(INAC神戸レオネッサ)
昨日の試合は悔しかったですが、第2戦の韓国戦に切り替えて、トレーニングを積みました。点を取らなければ勝てないことをチーム全体で、そして私たちFW陣も強く感じています。韓国とは毎回激しい試合になりますが、オリンピックの切符がかかっている今回はもっと激しくなるはずです。そういった激しさのなかで勝てるように、みんなで頑張りたいです。
MF #7 川村優理選手(ベガルタ仙台レディース)
初戦は途中出場でしたが、リスク管理をしながらどんどん得点を狙っていこうと思って入りました。もっと日本の良さであるポゼッションを高めなければいけないと感じています。球際やボールを奪う力ももっと見せなければいけません。韓国戦も負けられない試合です。苦しい試合が続きますが、オリンピックに行くためにチーム全員で、全力で戦います。
なでしこチャンネル
スケジュール
女子サッカー アジア最終予選(リオデジャネイロオリンピック2016) | ||
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2月29日(月) | 1-3 | 第1戦 vs オーストラリア女子代表(キンチョウスタジアム) |
3月1日(火) | AM | トレーニング |
3月2日(水) | 19:35 | 第2戦 vs 韓国女子代表(キンチョウスタジアム) |
3月3日(木) | AM | トレーニング |
3月4日(金) | 19:35 | 第3戦 vs 中国女子代表(キンチョウスタジアム) |
3月5日(土) | AM | トレーニング |
3月6日(日) | AM | トレーニング |
3月7日(月) | 19:35 | 第4戦 vs ベトナム女子代表(キンチョウスタジアム) |
3月8日(火) | AM | トレーニング |
3月9日(水) | 19:35 | 第5戦 vs 朝鮮民主主義人民共和国女子代表(キンチョウスタジアム) |
※スケジュールや会場は変更になる場合がございます。