3月15日(金)より17日(日)まで大分県別府市で開催された、日本トリムPresents第11回全国女子選抜フットサル大会で、フットサル女子日本選抜チームは準優勝で大会を終えました。
初戦は東京都選抜との対戦。前半こそ緊張が見えましたが、後半からは声も出て、2-1で勝利。2戦目の山口県選抜では、初戦に比べ選手同士の連携も良くなり、4-1で勝利を収めました。
第3戦は愛媛県選抜との試合は、同日に行う試合ということもあり体力的にも厳しい中、ベンチも一体となって声を掛け合い、積極的な試合運びで2-0で勝利。3連勝で1次ラウンド突破を決めます。
準決勝は、地元大分県選抜との対戦。スピードの早い大分県選抜を前に、拮抗した試合展開となりましたが、1-0で接戦を制し、決勝に駒を進めました。
決勝は兵庫県選抜チームとの対戦。日本選抜は、兵庫県選抜の攻守両面における組織的なプレーと強度に苦しめられ、惜しくも0-4で敗れ、準優勝で大会を終えました。
大会終了後、小西鉄平フットサルテクニカルダイレクターは、「個々が強くなるためには日々の生活から」と声をかけ、選手たちはAFC女子フットサル選手権2020に向け成長することを誓いました。
試合結果
一次ラウンド
第1戦:vs 東京都選抜 2-1(0-0、2-1)/得点者:宮本麻衣、オウンゴール
第2戦:vs 山口県選抜 4-1(4-1、0-0)/得点者:オウンゴール、安部美楽乃、追野沙羅、池内天紀
第3戦:vs 愛媛県選抜 2-0(1-0、1-0)/得点者:池内天紀、追野沙羅
決勝ラウンド
準決勝:vs 大分県選抜 1-0(1-0、0-0)/得点者:江川涼
決勝戦:vs 兵庫県選抜 0-4(0-1、0-3)
監督コメント
木暮賢一郎監督
まずは改めてフットサル連盟と日本トリム様に感謝を述べたいと思います。また選手の所属先クラブの関係者の皆様方にも感謝しています。今大会に関しては、ユースオリンピックで活躍した選手達に国内で戦う場を作りたいという部分と、2020年のAFCフットサル選手権へのプロジェクトの一環と位置付けとして臨みました。
また1年前のトリムカップから比べると、各地域でも世代交代や若い可能性のある選手達が数多く見られました。日本の女子フットサルが更に発展していく可能性を非常に感じた素晴らしい大会であったと同時に、代表監督として改めて身の引き締まる大会でありました。
選手コメント
横山凜花選手
合宿も含め5日間とても充実した日々を過ごすことができました。初めて一緒にプレーする選手とも積極的にコミュニケーションをとり、試合を重ねていくたびに成長を感じられました。今回の経験を無駄にせず、成長し続けていきたいと思います。
江川涼選手
私たちは大会2日前に現地入りし、3セッションの練習で戦術の確認などし調整してきました。試合を重ねていくごとにチームとして成長が感じられ、結果は準優勝でしたがとてもいい経験になったと思います。
今回の活動は育成年代の強化、2020年のAFC選手権に向けての強化という位置づけでしたが、今後の代表活動にも招聘してもらえるよう日々努力していきたいと思います。そして短い期間ではありましたが、練習施設の提供をしてくださったバサジィ大分の皆様、フットサル連盟の皆様、運営の皆様、日本選抜に携わっていただいたすべての方々に感謝申し上げます。
スケジュール
日本トリムPresents 第11回全国女子選抜フットサル大会 | ||
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3月15日(金) | 2-1 | 第1戦 vs. 東京都選抜 (別府市総合体育館「べっぷアリーナ」メインアリーナ) |
3月16日(土) | 4-1 | 第2戦 vs. 山口県選抜(別府市総合体育館「べっぷアリーナ」メインアリーナ) |
2-0 | 第3戦 vs. 愛媛県選抜(別府市総合体育館「べっぷアリーナ」メインアリーナ) | |
3月17日(日) | 1-0 | 準決勝 vs. 大分県選抜(別府国際コンベンションセンター「ビーコンプラザ」) |
0-4 | 決勝 vs. 兵庫県選抜(別府国際コンベンションセンター「ビーコンプラザ」) |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。